ハリマビステムJP:9780

時価総額
¥13.4億
PER
1.9倍
建築物総合サービス事業を軸に、清掃、設備保守管理、警備、工営業務、営繕工事など多岐にわたるサービス展開。

沿革

1961年10月

コンクリートブロック製造、各種セメント二次製品の販売を目的として、日光ブロック販売株式会社を東京都品川区に資本金500千円にて設立

1963年2月

本社を東京都中央区に移転、事業目的を建物の清掃請負業務に変更し、播磨ビルサービス株式会社に商号変更

1963年5月

ボーリング場の管理を開始

1964年3月

本社を横浜市神奈川区に移転

1966年4月

地方自治体(神奈川県新庁舎)の業務受託およびマンションの管理業務を開始

1966年11月

警備業届出

1967年11月

東京都中央区に東京支店(現東京本部)を設置

1972年1月

千葉県千葉市に千葉営業所(現千葉支店)を設置

1972年9月

埼玉県浦和市(現さいたま市)に埼玉営業所(現埼玉支店)を設置

1975年11月

東京支店(現東京本部)を東京都港区に移転

1979年3月

商業ビルおよびホテル分野の総合管理を開始

1980年2月

静岡県静岡市に静岡営業所を設置

1981年7月

建築物環境衛生総合管理業・建築物飲料水貯水槽清掃業・建築物ねずみ・こん虫等防除業登録

1985年1月

静岡営業所を静岡県熱海市に移転

1989年4月

宅地建物取引業登録

1991年9月

建設業神奈川県知事登録

1993年7月

株式会社ハリマビステムに商号変更し、本社を横浜市神奈川区鶴屋町に移転

1994年10月

医療関連サービスマーク認定

1995年10月

中華人民共和国上海市に合弁会社「上海陸家嘴貝思特物業管理有限公司」を設立

1995年12月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1996年4月

「省電力」設備およびシステム販売を目的として、100%子会社㈱セーブ・イーを設立

1996年6月

工務部およびエンジニアリング事業部を分社化し、100%子会社㈱ビステム・イーを設立

1997年4月

事務処理部門および定期清掃部門を分社化し、100%子会社㈱ビー・ジー・エムおよび㈱ビステム・クリーン(連結子会社)を設立

1997年12月

100%子会社㈱クリーンメイト(連結子会社)を設立

1999年3月

国際規格「ISO9001」認証取得

2000年1月

共和防災設備㈱の全株式を取得し100%子会社(連結子会社)とする。

2001年1月

国際規格「ISO14001」認証取得

2001年3月

㈱不二ハウジングの全株式を取得し100%子会社とする。

2004年12月

株式会社ジャスダック証券取引所に株式上場

2006年5月

ビル管理優良事業者評価制度認定取得

2006年10月

エヌケー建物管理㈱の株式を取得し70%子会社(連結子会社)とする。

2007年4月

中華人民共和国上海市に合弁会社「上海環月物業管理有限公司」を設立

2009年1月

100%子会社の㈱ビステム・イー、㈱ビー・ジー・エムおよび㈱不二ハウジングを吸収合併

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに株式上場

2011年5月

東京支店(現東京本部)を東京都中央区に移転

2011年10月

創立50周年

2012年1月

100%子会社の㈱セーブ・イーを吸収合併

2012年12月

国際規格「ISO27001」認証取得(本社)

2013年4月

㈱関東消防機材の全株式を取得し100%子会社(連結子会社)とする。

2013年4月

東京支店(現東京本部)を東京都台東区に移転

2013年5月

名古屋市中区に名古屋営業所(現名古屋支店)を設置

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式上場

2014年4月

本社を横浜市西区みなとみらいに移転

2016年4月

合弁会社「上海陸家嘴貝思特物業管理有限公司」の出資金全額を譲渡

2016年10月

協栄ビル管理㈱の全株式を取得し100%子会社(連結子会社)とする。

2019年9月

100%子会社の㈱クリーンメイト(連結子会社)の全株式を譲渡

2020年4月

かながわSDGsパートナー(神奈川県)登録

2020年11月

横浜市SDGs認証“Y-SDGs”(standard)認証取得

2021年3月

横浜市健康経営認証2021 AAクラス 認証取得(本社)

2021年10月

創立60周年

2022年1月

大阪府高槻市に関西営業所を設置

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行

2023年3月

指名報酬委員会設置

2023年3月

横浜市健康経営認証2023 AAAクラス 認証取得(本社)

事業内容

ハリマビステム及びそのグループ会社は、建築物総合サービス事業を中心に展開しています。このセグメントには、公共施設やオフィスビル、店舗、医療施設などの清掃業務が含まれます。また、設備保守管理業務では、専門技術者による常駐監視や遠隔監視システムを用いた運転、監視、記録の分析などを提供しています。警備業務では、防犯や防災を目的とした常駐警備員によるサービスを行っており、工営業務ではエレベーターや空調機器、消防機器の保守点検や法律に基づく環境基準の測定、点検改善指導を実施しています。

その他のサービスとして、ホテルの客室整備業務、公共施設やオフィスビルの受付業務、電話交換業務、マンションの運営管理代行、営繕工事業務なども手がけています。これらのサービスは、ハリマビステムをはじめとするグループ各社によって提供されており、幅広いニーズに対応しています。

なお、ハリマビステムは以前トナー販売業も行っていましたが、第3四半期連結会計期間で事業を終了しています。これらの事業活動を通じて、ハリマビステムグループは建築物に関連する多様なサービスを提供し、顧客のニーズに応えています。

経営方針

ハリマビステム及びそのグループ会社は、建築物総合サービス事業を核として、ビルメンテナンス・ビルマネジメントにおける専門技術と「人」を重視した事業展開を行っています。同社は、新たな経営理念『全ての「施設」を快適に、全ての「人」に喜びを。』を掲げ、社会に貢献することを目指しています。この理念の下、同社はマネジメント力の向上、SDGsへの積極的取り組み、リフォームや設備改修事業の強化、PPP分野への積極展開を重点施策としています。

2023年度から2025年度にかけての中期経営計画では、人財の確保・育成、顧客・協力会社との信頼構築、営業強化、ロボットやAIの活用などを通じて、企業価値の向上を目指しています。これらの施策は、顧客ニーズにマッチしたサービス品質の向上、業務効率の改善、グループ間シナジーの創出を目的としています。

新型コロナウイルス感染症の長期化や原材料コストの上昇など、不透明な経営環境の中、ハリマビステムは顧客の視点に立った専門性の高いサービス提供に努め、SDGsへの取り組みを含めた社会貢献を追求しています。これらの取り組みを通じて、同社は次期の連結業績として売上高264億円、営業利益9億10百万円を見込んでおり、更なる成長を目指しています。