ハリマビステムJP:9780

時価総額
¥83.7億
PER
8.4倍
建築物総合サービス事業を展開し、清掃業務、設備保守管理業務、警備業務、工営業務、ホテルの客室整備やマンション管理業務などを手がける。

事業内容

ハリマビステムは、建築物総合サービス事業を主たる事業として展開しています。この事業は、清掃業務、設備保守管理業務、警備業務、工営業務、営繕工事業務など多岐にわたります。これらのサービスは、公共施設、オフィスビル、店舗、医療施設などで提供されています。

清掃業務では、ハリマビステムやビステム・クリーン、協栄ビル管理、エヌケー建物管理が主に関与しています。これらの企業は、施設の清潔さを維持するための専門的な清掃サービスを提供しています。

設備保守管理業務では、ハリマビステム、協栄ビル管理、エヌケー建物管理が、設備機器の運転、監視、記録の分析を行っています。これにより、施設の安全性と効率性を確保しています。

警備業務は、ハリマビステムと協栄ビル管理が担当し、公共施設やオフィスビルでの防犯、防災のための警備サービスを提供しています。これにより、施設の安全を守っています。

工営業務では、エレベーターや空調機器、消防機器の保守点検を行い、環境基準に基づく測定や改善指導を提供しています。共和防災設備、関東消防機材、協栄ビル管理、エヌケー建物管理、TECサービスが主に関与しています。

その他の業務として、ホテルの客室整備、受付業務、電話交換業務、マンションの運営管理代行、営繕工事業務などがあります。これらの業務は、ハリマビステムや協栄ビル管理、エヌケー建物管理、モマ神奈川パートナーズなどが担当しています。

経営方針

ハリマビステムは、ビルメンテナンスとビルマネジメントを中心に事業を展開し、専門技術と人材を重視しています。新たな経営理念「全ての『施設』を快適に、全ての『人』に喜びを。」のもと、安心・安全・快適な施設づくりを目指しています。

同社は、マネジメント力の向上を通じて顧客ニーズに応える高品質サービスの提供、SDGsへの積極的な取り組み、顧客資産管理の観点からのリフォームや設備改修事業の強化を重点施策としています。

また、PFI事業や指定管理者業務を含むPPP分野への積極展開を図り、企画提案力と総合力の最大化を目指しています。これにより、顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。

中期経営計画では、2023年度から2025年度にかけての基盤整備を目的とし、人材の確保・育成、顧客・協力会社との信頼構築、DXの活用による業務効率改善を進めています。

さらに、長期ビジョン「2026-2035」では、事業エリア拡大、新規事業開拓、海外事業展開、積極的なM&Aを通じて新たな挑戦領域への到達を目指しています。これにより、企業価値の向上を図ります。

ハリマビステムは、顧客ニーズに応じたサービス品質の向上を優先課題とし、SDGsへの取り組みを通じて社会貢献を続けます。これにより、地域社会との連携強化や地球環境への配慮を進めています。