- 日本企業
- コナミグループ
コナミグループJP:9766
沿革
1969年3月 |
上月景正(現・代表取締役会長)が創業 |
1973年3月 |
コナミ工業株式会社を設立、アミューズメント機器の製造を開始 |
1980年5月 |
大阪府に新社屋完成、本社を移転 |
1982年3月 |
大阪市北区の大阪駅前第4ビルに本社を移転 |
1982年11月 |
米国に現地法人Konami of America,Inc.(現・Konami Digital Entertainment,Inc.)を設立 |
1984年5月 |
英国に現地法人Konami Ltd.(現・Konami Digital Entertainment B.V.)を設立 |
1984年10月 |
大阪証券取引所新二部(市場第二部特別指定銘柄)に上場 |
1984年12月 |
ドイツに現地法人Konami GmbH(現・Konami Digital Entertainment B.V.)を設立 |
1986年8月 |
神戸市中央区にコナミソフト開発ビル完成、本社を移転 |
1987年12月 |
コナミ興産株式会社(現・コナミリアルエステート株式会社)を設立 |
1988年8月 |
東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に上場 |
1991年5月 |
神戸市西区にコナミ技術研究所(現・神戸テクニカルセンター)完成 |
1991年6月 |
コナミ工業株式会社からコナミ株式会社に商号変更 |
1993年4月 |
東京都港区に本社を移転 |
1994年8月 |
神奈川県座間市に東京テクニカルセンター完成 |
1994年9月 |
香港に現地法人Konami(Hong Kong)Limited(現・Konami Digital Entertainment Limited)を設立 |
1996年11月 |
米国持株会社Konami Corporation of Americaを設立 豪州に現地法人Konami Australia Pty Ltdを設立 |
1997年1月 |
米国に現地法人Konami Gaming,Inc.を設立 |
1997年3月 |
神戸市西区にAM機器事業本部工場(現・神戸テクニカルセンターに統合)完成 |
1997年11月 |
オランダに欧州持株会社Konami Europe B.V.(現・Konami Digital Entertainment B.V.)を設立 |
1999年9月 |
ロンドン証券取引所に上場 |
1999年12月 |
神戸市中央区から東京都港区に本店登記を移転 |
2001年2月 |
株式会社ピープル(現・コナミスポーツ株式会社)を友好的なTOB(公開買付)により子会社とする |
2001年8月 |
株式会社ハドソンに資本参加 関連会社とする |
2002年8月 |
東京都千代田区の丸ビルに本社を移転 |
2002年9月 |
ニューヨーク証券取引所に上場 |
2005年6月 |
米国ネバダ州ラスベガスにゲーミング機器の新社屋完成 |
2006年3月 |
リゾートソリューション株式会社(現・リソルホールディングス株式会社)に資本参加(持分法適用会社)するとともに、業務提携契約を締結 当社のデジタルエンタテインメント事業を株式会社コナミデジタルエンタテインメントとして会社分割し、当社は純粋持株会社へ移行 |
2007年4月 |
東京都港区の東京ミッドタウンに本社を移転 |
2011年1月 |
株式交換によりアビリット株式会社(現・株式会社コナミアミューズメント)を完全子会社とする |
2011年9月 |
愛知県一宮市に土地・建物を取得(現・コナミグループ一宮事業所) |
2012年3月 |
株式会社コナミデジタルエンタテインメントが株式会社ハドソンを吸収合併 |
2012年6月 |
当社代表取締役社長に上月拓也が就任 |
2013年6月 |
東京都中央区に「コナミクリエイティブセンター銀座」用地を取得 |
2015年3月 |
コナミビジネスエキスパート株式会社を設立 |
2015年9月 |
米国ネバダ州ラスベガスにゲーミング&システム事業・第2工場完成 |
2015年10月 |
コナミ株式会社からコナミホールディングス株式会社に商号変更 |
2016年11月 |
グループ会社の事業再編を実施し、株式会社コナミアミューズメントが発足 |
2018年1月 |
タイ王国に現地法人Konami Amusement (Thailand) Co., Ltd.を設立 |
2019年3月 |
株式会社コナミスポーツクラブからコナミスポーツ株式会社に商号変更 |
2019年12月 |
東京都中央区の「コナミクリエイティブセンター銀座」にて業務開始 |
2020年1月 |
「コナミクリエイティブセンター銀座」に開設したesports 銀座 studioがeスポーツ施設として稼働を開始し、一般社団法人日本野球機構(NPB)と共催で、「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンのeクライマックスシリーズ・e日本シリーズを開催 |
2020年4月 |
当社代表取締役社長に東尾公彦が就任 |
2020年6月 |
東京都中央区銀座一丁目11番1号に本店を移転 |
2021年6月 |
監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東証第一部からプライム市場に移行 |
2022年5月 |
東京都中央区のGINZA SIXにコナミ東京スタジオを開設 |
2022年7月 |
コナミホールディングス株式会社からコナミグループ株式会社に商号変更 |
2022年10月 |
東京都江東区有明に「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の建設工事を着工 |
2023年3月 |
大阪市北区の大阪梅田ツインタワーズ・サウスにコナミ大阪スタジオを開設 |
事業内容
コナミグループは、エンタテインメントとスポーツを通じて顧客に価値ある時間を提供する企業集団です。同社は、デジタルエンタテインメント、アミューズメント、ゲーミング&システム、スポーツの4つの主要事業セグメントを持っています。
デジタルエンタテインメント事業では、株式会社コナミデジタルエンタテインメントを中心に、国内外でビデオゲームの開発・販売を行っています。海外では、Konami Digital Entertainment, Inc.、Konami Digital Entertainment B.V.などが活動しています。
アミューズメント事業は、株式会社コナミアミューズメントが国内でアーケードゲームの開発・販売を手掛け、海外ではKonami Digital Entertainment, Inc.、Konami Digital Entertainment B.V.が同様の事業を展開しています。
ゲーミング&システム事業は、主に海外でカジノ向けのゲーミングマシンや管理システムの開発・販売を行っており、Konami Gaming, Inc.やKonami Australia Pty Ltdがこのセグメントを担当しています。
スポーツ事業では、コナミスポーツ株式会社やリソルホールディングス株式会社(持分法適用会社)を中心に、国内でフィットネスクラブの運営やスポーツ関連事業を展開しています。
これらの事業を通じて、コナミグループは多岐にわたるエンタテインメントとスポーツの分野で、顧客に高品質な生活(High Quality Life)を提供しています。
経営方針
コナミグループは、デジタルエンタテインメント、アミューズメント、ゲーミング&システム、スポーツの4つの主要事業セグメントを通じて、顧客に「価値ある時間」の提供を目指しています。同社は、株主重視の基本姿勢とステークホルダーとの良好な関係維持を経営の基本方針とし、持続可能な社会の発展に貢献することを目標に掲げています。また、経営効率化による収益性及び資本効率の向上を重視し、売上高事業利益率などの経営指標に注目しています。
中長期的な経営戦略として、コナミグループは事業環境の急速な変化に対応し、テクノロジーの進化や社会情勢の変化に適応することを重視しています。デジタルエンタテインメント事業では、ネットワークを介したエンタテインメントの普及とニーズの多様化に対応し、新たなユーザー体験の創出に取り組んでいます。アミューズメント事業では、遊び方やユーザー嗜好の変化に応じた製品提供と市場シェアの拡大を目指しています。ゲーミング&システム事業では、iGaming市場の成長と技術革新に対応した製品開発を進めています。スポーツ事業では、健康増進への貢献と多様化するニーズに応えるサービス提案に努めています。
さらに、サステナビリティ経営の推進も同社の重要な戦略の一つです。SDGs達成に貢献するため、組織の強化、人的資本の充実、気候変動対策など、事業を通じた様々な活動を展開しています。これらの取り組みを通じて、コナミグループは事業の成長と持続可能な社会の実現の両立を目指しています。