進学会ホールディングスJP:9760

時価総額
¥48.1億
PER
学習塾、スポーツクラブ経営、不動産管理、資金運用、教材印刷発注、備品消耗品仕入れなど多岐にわたる事業展開。

沿革

1976年6月

1972年4月創立の北大学力増進会を母体として、株式会社北大学力増進会を札幌市白石区南郷通1丁目南7番地に設立。(資本金200万円)

1984年3月

初の自社所有ビルとして帯広本部ビル完成。不動産事業部門新設、稼働。

1984年5月

札幌総本部(本社)ビル完成。

1984年6月

子会社  株式会社ノースパレスを設立。(現連結子会社)

1986年2月

子会社  株式会社ホクシンエンタープライズを設立。(現連結子会社)

1986年3月

札幌西本部ビル完成。札幌西本部を新設。

1987年3月

スポーツクラブZip麻生を併設した札幌北本部ビル完成。札幌北本部を新設。
商号を株式会社進学会に変更する。

1987年4月

スポーツクラブZip麻生稼働。

1988年12月

店頭市場に株式を公開。資本金16億410万円となる。

1989年4月

スポーツクラブZip平岸を併設した札幌南本部ビル完成。札幌南本部を新設。

1989年11月

一般募集増資を実施。資本金39億8,410万円となる。

1990年3月

帯広西本部ビル完成。

1991年7月

札幌東本部ビル完成。札幌東本部を移設。

1993年3月

学習塾教室を併設したスポーツクラブZip琴似ビル完成。スポーツクラブZip琴似稼働。

1997年10月

室蘭本部ビル完成。

2004年2月

東京証券取引所市場第二部に上場。

2005年3月

東京証券取引所市場第一部に指定。

2009年4月

子会社  株式会社プログレスを設立。(注)

2010年11月

株式会社栄光と業務提携

2011年5月

有限会社信和管財(有限会社進学会ホールディングス)の全株式を取得し株式会社栄光を持分法適用会社にする。

2015年6月

栄光ホールディングス株式会社を株式売却により持分法適用会社から除外

2015年10月

有限会社進学会ホールディングスを吸収合併。

2016年7月

子会社 株式会社進学会総研を設立。(現連結子会社 株式会社SG総研)

2017年10月

会社分割により持株会社体制へ移行。株式会社進学会ホールディングスに商号変更。㈱進学会設立(現連結子会社)

2017年10月

株式会社学研ホールディングス,株式会社城南進学研究社と資本業務提携を締結。

2018年9月

一般財団法人教育アライアンスネットワーク(略称NEA)設立に参画

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。

事業内容

進学会ホールディングス及びそのグループ会社は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業内容としては、学習塾及びスポーツクラブの経営が挙げられます。具体的には、進学会、プログレス、浜進学会が学習塾を運営しており、進学会はスポーツクラブも経営しています。また、進学会が作成した小・中学校向け教育ソフトの販売は、ホクシンエンタープライズが担当しています。

さらに、同社は不動産管理事業も手がけており、マンションの所有及び賃貸管理を行っています。この部門は、ノースパレスが教室の管理・清掃を含めて担当しています。

資金運用事業においては、SG総研が資金運用を行っており、グループの財務健全性の維持に寄与しています。

その他、学習塾で使用する教材の印刷発注や、進学会ホールディングス及びその関連会社が使用する備品及び消耗品の仕入れも、ホクシンエンタープライズが行っています。これらの事業活動を通じて、進学会ホールディングスグループは教育関連サービスの提供に加え、不動産管理や資金運用など、多角的なビジネスを展開しています。

経営方針

進学会ホールディングスは、「未来への創造、可能性への挑戦」というスローガンのもと、教育とスポーツの分野で社会貢献を目指しています。同社は、教育関連部門での公立高校受験指導を中心に、質の高い授業と受験情報の提供を通じて顧客の信頼を獲得し、スポーツ部門では安全で快適な施設を提供することで健康増進を促しています。また、人材育成と組織体制の強化にも注力しています。

経営指標としては、創業以来の高収益体質を維持し、売上高経常利益率15%以上の確保を目標に掲げています。教育関連部門では、高校受験指導を核としつつ、対象年齢層の拡大や新規地域への進出、不採算地区からの撤退を含む教室のスクラップ&ビルドを積極的に推進しています。これにより、採算の効率化と市場の拡大を図っています。

スポーツ部門では、会員ニーズや競合状況に注目し、質の高いサービス提供を目指しています。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、消費者の価値観や行動に変化が見られる中、同社は新規エリアの開拓や新規メニューの開発、講師の指導力向上や教材の質の向上を通じて、顧客満足度のさらなる向上を追求しています。

進学会ホールディングスは、教育関連サービスの提供に加え、不動産管理や資金運用など多角的なビジネスを展開し、厳しい経営環境の中でも成長戦略を推進しています。