アイエックス・ナレッジJP:9753

時価総額
¥147.6億
PER
9.6倍
独立系システムインテグレーターとして、ITコンサルティング、システムインテグレーション、システムマネージメント、ソフトウェア販売を展開。

事業内容

アイエックス・ナレッジは、情報サービス業を主な事業セグメントとして展開しています。同社は独立系のシステムインテグレーターとして、特定のメーカーやベンダーに依存せず、幅広い業種に対して一貫したサービスを提供することを強みとしています。

同社の主な事業には、コンサルティング及びシステムインテグレーションサービスがあります。ここでは、ITコンサルタントやエンジニアが、システムのデザインから開発、導入、保守までを担当し、顧客の経営課題に対して最適なITソリューションを提供します。また、「システム検証サービス」として、システムの品質や操作性を第三者的な立場で検証するサービスも行っています。

システムマネージメントサービスも提供しており、24時間365日体制での稼働監視や障害対応、ヘルプデスク業務など、システム運用全般をサポートしています。さらに、運用業務のアウトソーシングや効率化のための運用設計、基盤構築など、専門技術者による技術支援サービスも行っています。

商品販売では、ソフトウェア・プロダクトやコンピュータ関連機器の消耗品を取り扱っています。これには、比較的低コストで導入が容易な各種パッケージソリューションが含まれています。連結子会社や関連会社も情報サービス及びそれに付帯する業務を行っています。

経営方針

アイエックス・ナレッジは、情報サービス業界での成長を目指し、独自の中期経営方針を掲げています。同社は「中核事業の拡大」「次期成長事業の創出」「事業基盤の強化」の3本柱を中心に、営業体制や開発体制の強化、デジタル化への対応を進めています。これにより、顧客やパートナー企業との共創を通じて、収益基盤の強化を図っています。

同社は、クラウドやAI、IoTなどの先端技術を活用し、デジタル変革(DX)を推進しています。特に、クラウドネイティブな開発への対応力を強化し、顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。また、オープンイノベーションを通じて、新たな成長事業の創出を目指しています。

事業基盤の強化においては、サステナビリティ経営を重視し、ESG(環境・社会・ガバナンス)に取り組んでいます。人的資本の強化や多様性の推進を通じて、すべての従業員が活躍できる環境を整備しています。これにより、持続可能な社会の実現に貢献しています。

アイエックス・ナレッジは、2028年3月期に売上高252億円、営業利益22.3億円を目標としています。これらの取り組みを通じて、急激な社会変化に対応し、顧客や社会に高付加価値サービスを提供することを目指しています。すべてのステークホルダーから信頼される企業として、ブランド力と企業価値の向上を追求しています。