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ナガセJP:9733
沿革
1976年5月 |
1971年3月創立の「ナガセ進学教室」を母体として、東京都武蔵野市御殿山一丁目7番8号に株式会社ナガセ(資本金50万円)を設立。 |
1978年1月 |
株式会社東京カルチャーセンターより「東京進学教室」の営業権を譲り受け、本店を東京都武蔵野市西久保一丁目3番10号 中島ビルに移転。 |
1978年12月 |
「東京進学教室」を「東進スクール」と改称。 |
東京都武蔵野市吉祥寺南町一丁目4番1号 井の頭ビルに本店を移転。 |
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1985年4月 |
東京都武蔵野市に現役高校生のための「東進ハイスクール」を創設。 |
1985年12月 |
東進ハイスクール吉祥寺校、町田校、川越校を開設。 |
1986年12月 |
株式会社ナガセ進学センターと合併。 |
1987年8月 |
500円額面株式1株を50円額面株式10株に分割。 |
1987年9月 |
株式会社東進スクールを設立。(現連結子会社) |
1988年4月 |
東進ハイスクールに浪人生のための大学受験本科を併設。 |
1988年8月 |
東京都武蔵野市吉祥寺南町一丁目29番2号に本店を移転。 |
1988年12月 |
社団法人日本証券業協会東京地区協会に株式の店頭売買銘柄として新規登録。 |
1991年3月 |
東京都武蔵野市に出版事業部を開設。 |
1991年4月 |
東進ハイスクールにおいて通信衛星を利用した授業の送受信を開始。 |
1991年8月 |
衛星事業本部を開設、東進衛星予備校のフランチャイズ展開を開始。 |
1992年2月 |
株式会社育英舎教育研究所を買収。(現連結子会社) |
1996年4月 |
郵政省より委託放送業務認定証を取得。 |
1996年10月 |
東進D(デジタル)スクールの放送開始。 |
2000年2月 |
共同出資により株式会社アイ・キャンパスを設立。 |
2001年6月 |
株式会社アイ・キャンパスの株式を追加取得。 |
2003年1月 |
株式会社アイ・キャンパスの株式を2,000株増資。 |
2004年2月 |
株式会社ナガセマネージメントを設立。(現連結子会社) |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年10月 |
株式会社進級スクールを買収。(現連結子会社) |
2006年3月 |
株式会社アイ・キャンパスを吸収合併。 |
2006年3月 |
東進Dスクールの放送を終了しインターネットを活用した遠隔学習システムとしてリスタート。 |
2006年10月 |
株式会社四谷大塚、株式会社四谷大塚出版、株式会社四大印刷を買収。(現連結子会社) |
2007年10月 |
株式会社進級スクールの商号を株式会社東進四国に変更。 |
2008年1月 |
アイエスエス株式会社を買収。(現連結子会社) |
2008年6月 2009年6月 |
アイエスエス株式会社の商号を株式会社イトマンスイミングスクールに変更。 シンガポールにNAGASE BROTHERS INTERNATIONAL PTE.LTD.を設立。(現連結子会社) |
2010年4月 |
株式会社育英舎教育研究所の商号を株式会社東進育英舎に変更。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。 |
2011年8月 |
中国に永瀬商貿(上海)有限公司を設立。(現連結子会社) |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード) に上場。 |
2014年12月 |
株式会社早稲田塾を買収。(現連結子会社) |
2022年3月 |
ブリヂストンスポーツアリーナ株式会社(現株式会社イトマンスポーツスクール)を買収。(現連結子会社) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場へ移行。 |
2023年1月 |
株式会社ヒューマレッジを買収。(現連結子会社) |
事業内容
ナガセは、教育事業を中心に幅広いサービスを提供している企業グループです。このグループは、ナガセおよび連結子会社13社、非連結子会社2社、持分法適用関連会社1社、持分法非適用関連会社3社から構成されています。
ナガセの事業セグメントは主に5つあります。高校生部門では、東進ハイスクールや東進衛星予備校、早稲田塾などを通じて、高校生向けの教育サービスを提供しています。小・中学生部門では、四谷大塚や東進四国、東進育英舎などが、小学生や中学生を対象にした教育事業を展開しています。
スイミングスクール部門は、イトマンスイミングスクールを中心に、水泳教室やフィットネスクラブの運営を行っています。ビジネススクール部門では、東進ビジネススクールを通じて、大学生や社会人向けの教育サービスを提供しています。
その他の部門では、出版事業、こども英語塾、オンライン学校、国際事業など、多岐にわたるサービスを展開しています。これらの事業を通じて、ナガセは教育分野での幅広いニーズに応えています。
経営方針
ナガセは、教育分野における技術革新を推進し、新しい教育体系の構築を目指しています。同社は、「独立自尊の社会・世界に貢献する人財の育成」を教育目標に掲げ、高校生部門、小・中学生部門、スイミングスクール部門、ビジネススクール部門など、幅広い年齢層に対する教育サービスを提供しています。
経営戦略として、ナガセは教育の機会均等を重視し、質の高い教育サービスの提供に注力しています。高校生部門では、東進ハイスクールや東進衛星予備校のネットワークを拡大し、小・中学生部門では、四谷大塚を通じて中学受験の高い評価を維持しています。また、スイミングスクール部門では、イトマンスイミングスクールがオリンピック選手を輩出するなど、各部門で成果を上げています。
さらに、ナガセは国際化の進展や情報技術の普及に対応した新しい教育事業の開発、M&Aによる企業グループの総合力強化にも積極的に取り組んでいます。これにより、全体としてのシナジー効果を高め、より優れた教育の開発、提供を目指しています。
教育業界の変化に対応するため、ナガセは収益増強策と併せて、効果的な人件費投入や経費削減への取り組みを推進し、高水準で安定した収益体質の構築を目指しています。これらの戦略を通じて、ナガセは教育業界における確固たる地位を固め、信頼できる人財育成企業としてのブランドイメージを確立することを目標としています。