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藤田観光JP:9722
沿革
| 1955-11 | 藤田興業㈱の観光部門(箱根小涌園、伊東小涌園、椿山荘、観光街)が分離・独立して藤田観光㈱を設立 |
| 1959-04 | 箱根ホテル小涌園開業 太閤園開業 |
| 1961-08 | 京都国際ホテル開業 |
| 1962-12 | 芦ノ湖スカイラインを完成し有料自動車道業を開始 |
| 1963-10 | 不動産業に進出しフジタ箱根山マンションの分譲を開始 |
| 1964-04 | 東京証券取引所市場第二部上場 |
| 1965-05 | 東京証券取引所市場第一部に指定替え |
| 1965-12 | 鳥羽小涌園開業 |
| 1967-03 | 下田海中水族館開業 |
| 1970-02 | ホテルフジタ京都開業 |
| 1972-04 | 東京都港区海岸に本社移転 |
| 1972-05 | 藤田グリーン・サービス㈱設立 |
| 1973-06 | 札幌第１ワシントンホテル開業 |
| 1973-07 | 大阪証券取引所市場第一部上場 |
| 1974-09 | 仙台第１ワシントンホテル開業 |
| 1977-04 | 藤田観光工営㈱設立 |
| 1980-07 | 秋葉原ワシントンホテル開業（2008年３月 建替のため営業休止、2010年５月 営業再開） |
| 1981-07 | 札幌第２ワシントンホテル開業 |
| 1982-04 | 仙台第２ワシントンホテル開業 |
| 1983-12 | 新宿ワシントンホテル開業 |
| 1987-12 | 千葉ワシントンホテル開業 |
| 1990-11 | 横浜伊勢佐木町ワシントンホテル開業 カメリアヒルズカントリークラブ開業 |
| 1991-08 | 藤田ホテルサービス㈱設立(2000年３月㈱フェアトンへ商号変更) |
| 1992-01 | フォーシーズンズホテル椿山荘 東京開業 |
| 1992-04 | 福井ワシントンホテル開業（2009年５月ホテルフジタ福井へ名称変更） |
| 1996-04 | キャナルシティ・福岡ワシントンホテル開業 |
| 1998-10 | 浦和ワシントンホテル開業 |
| 1999-06 | 東京ベイ有明ワシントンホテル開業 |
| 2000-04 | 関西エアポートワシントンホテル開業 |
| 2000-10 | 横浜桜木町ワシントンホテル開業 |
| 2001-01 | 箱根小涌園ユネッサン開業 |
| 2001-12 | 藤田ホテルマネジメント㈱設立 |
| 2002-01 | 福井ワシントンホテル㈱に以下の６社を合併(2002年６月藤田観光ワシントンホテル㈱へ商号変更) (㈱仙台ワシントンホテル、宇都宮ワシントンホテル㈱、長崎ワシントンホテル㈱、新潟ワシントンホテル㈱、秋田ワシントンホテル㈱、沖縄ワシントンホテル㈱) |
| 2006-04 | 藤田観光ワシントンホテル㈱を分割会社、以下の７社を承継会社とした会社分割実施 （㈱仙台ワシントンホテルサービス、㈱宇都宮ワシントンホテルサービス、㈱長崎ワシントンホテルサービス、㈱新潟ワシントンホテルサービス、㈱秋田ワシントンホテルサービス、㈱沖縄ワシントンホテルサービス、㈱福井ワシントンホテルサービス） |
| 2006-05 | 現在地東京都文京区関口に本社移転 |
| 2006-08 | 札幌ワシントンホテル開業（札幌第１ワシントンホテルを建替、2008年10月ホテルグレイスリー札幌へ名称変更） |
| 2006-10 | 銀座ワシントンホテル開業（2008年10月ホテルグレイスリー銀座へ名称変更） |
| 2007-04 | 藤田観光㈱を分割会社、以下の３社を承継会社とした会社分割実施（札幌ワシントンホテル㈱、キャナルシティ・福岡ワシントンホテル㈱、浦和ワシントンホテル㈱） |
| 2007-07 | 藤田観光㈱を分割会社、下田アクアサービス㈱を承継会社とした会社分割実施 |
| 2008-10 | ホテルグレイスリー田町開業 |
| 2010-05 | 秋葉原ワシントンホテル開業（建替によるリニューアルオープン） |
| 2012-10 | 中国に現地法人藤田(上海)商務諮詢有限公司設立 |
| 2013-01 | ホテル椿山荘東京開業（椿山荘およびフォーシーズンズホテル椿山荘東京の運営を一体化し、名称変更） |
| 2013-09 | 桜苑（太閤園内ゲストハウス）開業 |
| 2013-10 | 広島ワシントンホテル開業 |
| 2013-12 | 仙台ワシントンホテル開業 |
| 2014-12 | 韓国に現地法人WHG KOREA INC.設立 |
| 2015-01 | ㈱かわのの全株式を取得し子会社化 太閤園㈱設立（同年４月、太閤園の運営を藤田観光㈱から移行） |
| 2015-04 | ホテルグレイスリー新宿開業 |
| 2015-10 | 台湾に現地法人台灣藤田觀光股份有限公司設立 |
| 2015-11 | 藤田ホテルマネジメント㈱をＷＨＧ関西㈱へ商号変更 キャナルシティ・福岡ワシントンホテル㈱をＷＨＧ西日本㈱へ商号変更 |
| 2016-01 | 藤田観光㈱を分割会社、ＷＨＧ西日本㈱を承継会社として、広島ワシントンホテルに関する事業を吸収分割 関西エアポートワシントンホテル㈱が営むホテル事業をＷＨＧ関西㈱に譲渡 |
| 2016-04 | ホテルグレイスリー那覇開業 |
| 2016-05 | ㈱沖縄ワシントンホテルサービスをＷＨＧサービス㈱へ商号変更 |
| 2016-07 | ホテルグレイスリー京都三条 北館開業 |
| 2016-09 | ミャンマーに現地法人MYANMAR FUJITA KANKO LIMITED設立 |
| 2017-01 | ㈱かわのを㈱Share Clappingへ商号変更 |
| 2017-03 | ㈱Share Clapping Fukuoka設立 |
| 2017-04 | 箱根小涌園 天悠開業 |
| 2017-05 | ホテルグレイスリー京都三条 南館開業 |
| 2017-08 | インドネシアに現地法人PT.FUJITA KANKO INDONESIA設立 |
| 2018-01 | ㈱アウトドアデザインアンドワークス設立 藤田セレンディピティ㈱設立 箱根ホテル小涌園閉館 |
| 2018-04 | 藤乃煌 富士御殿場開業 |
| 2018-05 | ＷＨＧホテルタビノス㈱設立 |
| 2018-07 | 和食 折紙 浅草開業 |
| 2018-08 | ホテルグレイスリーソウル開業 |
| 2018-09 | Nordisk Village Goto Islands開業 |
| 2018-10 | ホテルグレイスリー浅草開業 |
| 2019-07 | ホテルグレイスリー大阪なんば開業 永平寺 親禅の宿 柏樹関開業 |
| 2019-08 | ホテルタビノス浜松町開業 |
| 2019-11 | ISORAS CIKARANG（イソラス チカラン）開業 |
| 2020-07 | ホテルタビノス浅草開業 |
| 2020-10 | 箱根小涌園 三河屋旅館開業 |
| 2021-07 | ホテルタビノス京都開業 |
| 2021-09 | ホテルグレイスリー台北開業 |
| 2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
| 2023-07 | 箱根ホテル小涌園開業（建替によるリニューアルオープン） |
事業内容
藤田観光は、宿泊、婚礼・宴会、リゾートホテル・レジャーなど多岐にわたる事業を展開しています。同社グループは、藤田観光を含む連結子会社27社、関連会社1社、その他の関係会社1社で構成されており、主に3つの事業セグメントに分かれています。
第一のセグメントは「WHG事業」で、宿泊主体型ホテル事業を中心に展開しています。このセグメントには、浦和ワシントンホテルなどが含まれ、合計で10社がこの事業に関わっています。
第二のセグメントは「ラグジュアリー＆バンケット事業」で、婚礼・宴会・レストラン・ホテル・ゴルフ・装花・庭園管理・映像事業など、多様なサービスを提供しています。このセグメントには、㈱Share Clappingを含む6社が関与しています。
第三のセグメントは「リゾート事業」で、リゾートホテルやレジャー事業を手掛けています。伊東リゾートサービス㈱など、合計6社がこのセグメントに属しています。
さらに、これらの事業セグメントに加えて、「その他」のカテゴリーがあり、清掃管理・不動産管理・運営受託などの事業を行っています。このカテゴリーには、㈱フェアトンを含む9社が含まれています。
藤田観光グループは、これらの事業を通じて、相互に連携し事業の発展を図っています。また、DOWAホールディングス㈱という関連会社がありますが、同社との取引は重要なものではありません。藤田観光グループは、多様なサービスを提供することで、幅広い顧客ニーズに応えています。
経営方針
藤田観光は、宿泊、婚礼・宴会、リゾートホテル・レジャーなどの事業を展開する多角的なサービスを提供する企業グループです。同社は、健全な憩いの場と温かいサービスを提供することを社是とし、豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。そのための成長戦略として、構造改革の推進、事業ポートフォリオの見直し、経営管理体制の強化を主要戦略として掲げています。
構造改革では、コロナ禍で顕在化した課題の解決を図り、生産性向上やコスト削減を実現しています。新人事制度の導入により、社員のモチベーション向上と組織の活性化を目指し、専門能力を追究できる環境を整備しています。
事業ポートフォリオの見直しでは、短期的にはマーケティング・ブランディングを強化し、中長期的には資産所有事業拠点の再開発や資産有効活用、ビジネスモデルの見直しを進めています。これにより、収益力の向上を図っています。
経営管理体制の強化では、迅速で適切な経営意思決定を行うための体制と機能の見直しを行い、管理体制を強化しています。また、新型コロナウイルスの影響を受ける中でも、収益を確保し、持続的に成長していくための事業計画を継続して推進しています。
藤田観光は、これらの戦略を通じて、コロナ禍収束後の回復需要の取り込みや、将来の持続的な成長・収益拡大を目指しています。同社は、事業の根幹である料理・接客サービスの品質向上や、顧客満足度の向上、ブランドコンセプトの具現化と体験価値の伝達に努め、多様なサービスを提供することで幅広い顧客ニーズに応えています。