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SCSKJP:9719
沿革
1969年10月 |
大阪府大阪市東区北浜(現 大阪府大阪市中央区北浜)に住商コンピューターサービス株式会社を設立。 |
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1970年12月 |
東京都千代田区神田美土代町に東京支社を開設。 |
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1973年6月 |
本店所在地を大阪府豊中市新千里西町に移転。 |
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1980年1月 |
東京支社を東京本社と改称し、大阪本社とあわせて二本社とする。(2005年8月大阪本社は関西支社(現 西日本 千里オフィス)に改組) |
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1986年6月 |
本店所在地を東京都千代田区東神田に移転。 |
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1987年10月 |
米国に子会社、Sumisho Computer Service (USA), Inc.(現 SCSK USA Inc.、現 連結子会社)を設立。 |
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1988年2月 |
東京都江東区に東京第1センター(現 netXDC東京第1センター)を開設。 |
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1989年2月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
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6月 |
郵政省(現 総務省)に一般第二種電気通信事業の届出。 |
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12月 |
宮崎県宮崎市に子会社、宮崎住商コンピューターサービス株式会社(1992年10月九州住商情報システム株式会社に商号変更)を設立。 |
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1990年5月 |
英国に子会社、SUMISHO COMPUTER SERVICE (EUROPE) LTD.(現 SCSK Europe Ltd.、現 連結子会社)を設立。 |
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1991年9月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。 |
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1992年1月 |
東京都江戸川区に東京第2センター(現 netXDC東京第2センター)を開設。 |
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6月 |
本店所在地を東京都墨田区両国に移転。 |
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10月 |
住商情報システム株式会社に商号変更。 |
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1999年4月 |
愛知県名古屋市東区に名古屋営業所(現 中部オフィス(愛知県名古屋市中区))を開設。 |
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2001年5月 |
本店所在地を東京都中央区晴海に移転。 |
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2005年3月 |
ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社(東京都江東区、現 連結子会社)の株式を追加取得し子会社とする。 |
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8月 |
住商エレクトロニクス株式会社と合併。 |
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2006年1月 |
住エレシステム株式会社(東京都中央区)と九州住商情報システム株式会社(宮崎県宮崎市)を統合し、SCSソリューションズ株式会社を設立。 |
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6月 |
SCS・ITマネジメント株式会社を合併。 |
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2007年2月 |
中国に子会社、住商信息系統(上海)有限公司(現 思誠思凱信息系統(上海)有限公司、現 連結子会社)を設立。 |
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8月 |
株式会社アライドエンジニアリング(東京都江東区、現 連結子会社)の株式を追加取得し子会社とする。 |
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11月 |
シンガポールに子会社、Sumisho Computer Systems (Asia Pacific) Pte. Ltd.(現 SCSK Asia Pacific Pte. Ltd.、 現 連結子会社)を設立。 |
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2008年7月 |
株式会社ビリングソフトを合併。 |
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2009年4月 |
SCSソリューションズ株式会社の会社分割により、事業の一部を承継。 |
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2010年6月 |
株式会社カールを合併。 |
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9月 |
東京都江東区豊洲に豊洲本社を開設。 |
2011年10月 |
株式会社CSKと合併し、SCSK株式会社に商号変更。 |
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2012年6月 |
本店所在地を東京都江東区豊洲に変更。 |
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2014年5月 |
住商情報データクラフト株式会社(東京都江東区、現 SDC株式会社、現 連結子会社)の株式を追加取得し子会社とする。 |
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2015年4月 |
千葉県印西市にnetXDC千葉第2センターを開設。 |
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2017年12月 |
連結子会社である株式会社クオカードの全株式を譲渡。 |
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2018年12月 |
兵庫県三田市にnetXDC三田第2センターを開設。 |
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2019年6月 |
インドネシアに子会社、PT SCSK Global Indonesia(現 連結子会社)を設立。 ミャンマーに子会社、SCSK Myanmar Ltd. (現 連結子会社)を設立。 |
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2019年12月 |
株式会社Minoriソリューションズ(東京都新宿区、現 SCSK Minoriソリューションズ株式会社)の株式を追加取得し子会社とする。 |
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2021年10月 |
沖縄県浦添市にSCSKグループ沖縄センターを開設。 |
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2022年4月 |
東京証券取引所プライム市場に移行。 日本電気株式会社とデータセンター運営における合弁会社、SCSK NECデータセンターマネジメント株式会社(現 連結子会社)を設立。 |
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5月 |
千葉県印西市にnetXDC千葉第3センターを開設。 |
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11月 |
モビリティ事業特化型人材を育成するソフトウェア開発子会社、SCSKオートモーティブH&S株式会社(現 連結子会社)を設立 |
事業内容
SCSKは、産業IT、金融IT、ITソリューション、ITプラットフォーム、ITマネジメント、その他の6つの報告セグメントを持つ多角的な事業を展開しています。産業ITセグメントでは、製造、通信、エネルギー、流通、サービス、メディア等の顧客に対し、基幹系システムや生産管理システム、SCM、CRM等のシステム開発、保守・運用を提供しています。特に自動車業界向けには、ECUに搭載されるソフトウェアの開発やミドルウェアの提供を行っています。
金融ITセグメントでは、銀行・信託、生損保、証券、リース、クレジット等の金融機関向けに、システム開発・保守・運用サービスを提供し、顧客の金融ビジネス戦略の実現をサポートしています。
ITソリューションセグメントでは、自社開発のERPパッケージ「ProActive」やSAP、Oracle、Salesforce等のERP及びCRMの導入・開発から保守・運用までのサービスを提供。また、BPOサービスも手がけています。
ITプラットフォームセグメントでは、ITインフラ分野とCAD、CAE等のものづくり分野において、最先端技術を駆使したサービスや製品を提供しています。
ITマネジメントセグメントでは、データセンター「netXDC」を展開し、アウトソーシングサービスやクラウドインフラ提供、オンサイトでのマネジメントサービス等を提供しています。
その他のセグメントでは、ソフトウェア開発、システム運用管理、システム機器販売、コンサルティングサービス等を行っており、地方拠点の特色を活かしたリモート開発も手がけています。これらの事業を通じて、SCSKは多岐にわたる業種・業態の顧客企業に対して、幅広いITサービスを提供しています。
経営方針
SCSKは、社会のIT化・デジタル化の進展に伴い、ビジネスモデルの変革を迫られている企業に対して、持続的な成長を支援するための戦略を推進しています。同社は、2020年4月に発表した中期経営計画において、事業革新、DX事業化、人財投資を基本戦略として掲げています。これらの戦略を通じて、多様なITサービスの提供、分室の価値共創型への転換、社会への新たな価値創出を目指しています。
特に、DX事業化では、モビリティ、金融サービスプラットフォーム、ヘルスケア、CX領域において、新たな事業の創出に取り組んでいます。これにより、保険会社やフリート事業者、医療従事者向けのサービス提供や、顧客接点の高度化に貢献しています。
また、人財投資においては、人材の高度化・多様化・拡充を図り、事業の成長と変革を支える人材の確保と育成に注力しています。これらの取り組みは、同社が目指す「2030年 共創ITカンパニー」の実現に向けた重要なステップと位置付けられています。
さらに、SCSKはサステナビリティ経営を強化し、脱炭素や循環型社会の実現に向けた事業機会の獲得を目指しています。これにより、社会と共に持続的に成長することを目指しています。
これらの戦略を支えるため、同社は2023年度から2025年度までの中期経営計画において、事業分野や事業モデルの再構築、社員の成長を会社の成長ドライバーとする方針を掲げています。また、持続的な成長に向けた積極的な投資姿勢を継続し、財務目標の達成を目指しています。これらの取り組みを通じて、SCSKは社会課題の解決に貢献し、新たな価値を創出する企業グループを目指しています。