ロイヤルホテルJP:9713

時価総額
¥161.3億
PER
1倍
宿泊・料理飲食・貸席を中心に、リーガグラン京都やリーガロイヤルホテル広島など7ホテルの経営、ロイヤルホスピタリティサービスによるホテル附帯事業、茨木カンツリー倶楽部食堂などの運営。

沿革

1932年2月

株式会社新大阪ホテル創立(1973年9月現社名㈱ロイヤルホテルに変更)

1935年1月

新大阪ホテル開業(1973年8月閉鎖)

1953年7月

株式会社東京新大阪ホテル設立(1959年3月都市センターホテルの運営受託開始、1973年9月㈱東京ロイヤルホテルに社名変更、現・連結子会社)

1955年2月

株式会社新広島ホテル設立(1987年6月㈱広島グランドホテルに社名変更、1995年4月吸収合併)

1958年4月

大阪グランドホテル開業(2008年3月閉鎖)

1961年10月

大阪証券取引所第二部に株式上場

1963年11月

株式会社大阪ロイヤルホテル設立(1970年2月吸収合併)

1965年10月

大阪ロイヤルホテル開業(1997年4月リーガロイヤルホテルに改称)

1968年8月

株式会社京都グランドホテル設立(1997年7月㈱リーガロイヤルホテル京都に社名変更、2001年4月吸収合併)

1969年11月

京都グランドホテル開業(1997年4月リーガロイヤルホテル京都に改称、2015年3月事業譲渡)

1970年12月

株式会社ロイヤルタワーホテル設立(1978年2月吸収合併)

1973年9月

ロイヤルホテル新館(現・リーガロイヤルホテルタワーウイング)開業

1986年12月

株式会社アール・ピー・ビルディング設立(2017年9月吸収合併)

1989年3月

株式会社リーガインターナショナル設立(2007年12月清算)
RIHGA INTERNATIONAL AUSTRALIA PTY, LTD.設立(2007年11月清算)

1989年5月

株式会社リーガロイヤルホテル新居浜設立(2012年4月売却)

1989年7月

ケアンズ・コロニアル・クラブ・リゾート開業(2006年9月売却)

1989年11月

RIHGA INTERNATIONAL U.S.A.,INC.設立(2002年10月清算)

1990年1月

株式会社リーガリアルエステート成田設立(2001年3月売却)

1990年5月

リーガロイヤルホテルニューヨーク開業(2001年3月売却)

1990年10月

リーガロイヤルホテル新居浜開業(2012年4月売却)

1991年9月

株式会社リーガロイヤルホテル広島設立(2017年9月会社分割により㈱RRHHに改称、2018年3月特別清算)

1992年6月

株式会社リーガロイヤルホテル小倉設立(2017年9月会社分割により㈱RRHKに改称、2018年3月特別清算)

1992年11月

株式会社リーガロイヤルホテル成田設立(2001年10月清算)

1993年4月

リーガロイヤルホテル小倉開業(2017年9月会社分割により㈱リーガロイヤルホテル小倉に承継)

1993年7月

株式会社リーガロイヤルホテル早稲田設立(2002年3月清算)

1993年10月

リーガロイヤルホテル成田開業(2001年3月営業譲渡)

1994年4月

リーガロイヤルホテル広島開業(2017年9月会社分割により㈱リーガロイヤルホテル広島に承継)

1994年5月

リーガロイヤルホテル早稲田開業(2001年10月営業譲受、2002年4月リーガロイヤルホテル東京に改称)

2006年4月

森トラスト株式会社と資本業務提携契約を締結

2011年9月

リーガロイヤルホテル(大阪)の敷地を売却

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場

2015年11月

リーガロイヤルホテル(大阪)の敷地を取得

2016年2月

会社分割により株式会社リーガロイヤルホテル東京設立(現・連結子会社)

2017年9月

会社分割により株式会社リーガロイヤルホテル広島新設(現・連結子会社)

2017年9月

会社分割により株式会社リーガロイヤルホテル小倉新設(現・連結子会社)

2020年7月

リーガグラン京都開業

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第二部からスタンダード市場へ移行

2023年3月

ベントール・グリーンオーク・グループと資本業務提携契約を締結

2023年3月

リーガロイヤルホテル(大阪)の土地、建物の信託受益権等を譲渡

2023年4月

リーガプレイス京都 四条烏丸開業

事業内容

ロイヤルホテルグループは、ロイヤルホテルを含む子会社6社で構成されており、主に宿泊、料理飲食、貸席などのホテル事業と、それに附帯する事業を展開しています。同社グループは、ロイヤルホテル(大阪)の運営を受託するなど、7つのホテルを経営しており、リーガグラン京都、リーガプレイス京都 四条烏丸、リーガロイヤルホテル広島、リーガロイヤルホテル小倉、リーガロイヤルホテル東京、東京ロイヤルホテル、リーガプレイス肥後橋がその主な拠点です。

また、ロイヤルホスピタリティサービス株式会社は、ホテルに附帯する各種事業を経営しており、ホテル業務以外にも、茨木カンツリー倶楽部食堂、住友クラブ食堂、住友ビル食堂など、ホテル外での飲食事業も手掛けています。

2023年4月1日にはリーガプレイス京都 四条烏丸を開業し、同年3月10日にはBGOと資本業務提携契約を締結、BGOの関係会社がロイヤルホテルの普通株式を保有することとなりました。さらに、リーガロイヤルホテル(大阪)の土地や建物の信託受益権をBGOの関係会社に譲渡し、運営委託契約を結んでいます。

これらの動きは、ロイヤルホテルグループが事業の多角化と拡大を図っていることを示しており、宿泊業を核としながらも、飲食やその他のサービスを通じて顧客のニーズに応える戦略を展開しています。

経営方針

ロイヤルホテルグループは、経営の基本理念として「誇りうるナンバーワンホテルグループの創造を通じ、社会に貢献すること」を掲げています。同社は、お客様に感動と満足を提供することを目指し、新規需要の開拓とマーケット毎の施策推進を戦略の柱に据えています。これにより、最高級のホテルとしてのブランドを確立し、企業価値の向上を図っています。

経営環境においては、大阪・関西万博の開催や統合型リゾート施設(IR)の開業などプラスの環境と、新型コロナウイルス感染症の影響や新規開業ホテルの増加などマイナスの環境が存在します。競合他社の状況としては、比較的参入障壁が低く、市場には多数の競合が存在すること、また、新型コロナウイルス感染症の影響が残る中での供給過多が懸念されています。

中期経営戦略としては、「生産性と業務効率の向上」、「ホテルビジネスの再構築」、「マーケティング力の強化」、「人事運営の改革」に取り組んでいます。特に「ホテルビジネスの再構築」では、資本業務提携を踏まえ、資産保有と運営が一体化されたビジネスモデルから運営に特化したビジネスモデルへの転換を図り、ロイヤルホテルグループの中核を担うリーガロイヤルホテル(大阪)のブランド価値向上に取り組んでいます。

アセットライトなビジネスモデルでの新規ホテルの展開、リノベーションによるブランド価値の向上、インバウンド対応力の強化によるホテルオペレーターとしての能力向上が、同社グループの成長戦略の重点領域です。これらの取り組みを通じて、ロイヤルホテルグループは、国内外のお客様の満足度向上と、事業の持続的な成長を目指しています。