クレオJP:9698

時価総額
¥102.3億
PER
12.5倍
人事給与・会計ソリューション「ZeeM」やシステム受託開発、ヘルプデスクなどのサポートサービスを提供する企業。

事業内容

クレオは、4つの主要な事業セグメントを持っています。まず、ソリューションサービス事業では、人事給与・会計ソリューション「ZeeM」を中心に、さまざまなソリューションサービスを提供しています。この事業は、クラウド事業本部、エンタープライズDX事業本部、ビジネス・アクセラレーション事業本部が担当しています。

次に、受託開発事業では、富士通グループやアマノ株式会社などの大手企業に対して、システム受託開発サービスを提供しています。この事業は、システム開発事業本部とプロダクト開発事業本部が担当しています。

さらに、システム運用・サービス事業では、主に国内大手ポータルサイト事業者に対して、システム開発、保守、運用サービスを提供しています。この事業は、株式会社ココトが担当しています。

最後に、サポートサービス事業では、ヘルプデスクやテクニカルサポートを中心に、サポート&サービスを提供しています。また、社会調査や市場調査などのコールセンターサービスも行っています。この事業は、株式会社ブライエと株式会社アダムスコミュニケーションが担当しています。

経営方針

クレオは、ITサービス市場の成長を背景に、2024年4月から2027年3月までの中期経営計画「VISION2030」を策定しました。この計画では、売上高180億円、営業利益15億円を目指し、ストックビジネスの拡充と生産性向上を通じた価値最大化を推進しています。また、持続的成長を可能にする経営基盤の構築も進めています。

クレオの成長戦略は、4つの主要事業に焦点を当てています。ソリューションサービス事業では、働き方の変化に対応した「HRソリューション」の拡販に注力しています。受託開発事業では、富士通グループとの長期的な関係を基盤に、安定的な受注を目指しています。システム運用・サービス事業では、LINEヤフー株式会社を主要顧客とし、顧客数とサービス範囲の拡大に取り組んでいます。

さらに、サポートサービス事業では、顧客ニーズに応じたサービスの拡充と高付加価値化を図っています。これにより、収益性の向上を目指し、持続可能な成長を実現するための基盤を強化しています。クレオは、これらの戦略を通じて、100年企業を目指し、持続的な成長を追求しています。