ウィザスJP:9696

時価総額
¥142.9億
PER
106.8倍
学習塾事業では「プラスサイクル学習法」を用いた教科学習・進学受験指導、高校・キャリア支援事業では広域通信制単位制高等学校の運営、資格取得受験指導、日本語学校運営、その他に幼児・学童英語事業、広告事業、ICT教育・能力開発事業、ランゲージサービス事業、企業内研修ポータルサイト事業、アンガーマネジメントの講師育成・研修事業等を展開。

沿革

1976年7月

1976年4月開講の学研塾(現、第一ゼミナール)松原教場を母体として株式会社学力研修社(現、㈱ウィザス)を大阪府松原市に設立

1982年6月

本社を大阪市南区から大阪市西区に移転

1987年6月

当社の商号を株式会社学力研修社から株式会社第一教研に改称

6月

株式会社学育社の前身である株式会社ジェック第一教育センターを東京都文京区に設立

10月

当社の小・中学生部門「学研塾」を「第一ゼミナール」に改称

1988年5月

本社を大阪市西区から大阪市東区(大阪市中央区淡路町)に移転

1990年10月

社団法人日本証券業協会へ当社株式を店頭売買登録銘柄として登録

12月

株式会社ジェック第一教育センターの商号を株式会社学育社に変更

1992年11月

株式会社第一プロジェ(現、㈱ブリーズ、連結子会社)を設立し、広告・印刷・人材採用企画を中心とした広告代理店業務を開始

1994年3月

株式会社第一プログレス(現、持分法適用関連会社)を東京都千代田区に設立し、首都圏を営業区域とした広告代理業務を開始

1996年9月

株式会社学育社の株式を日本証券業協会に店頭売買登録銘柄として登録

1998年4月

4月1日、株式会社学育社と合併し、商号を株式会社学育舎に変更

4月

サポート校事業を発足、1号キャンパスを東京都豊島区池袋に開設

2000年7月

速読メソッド等学習教材の提供を主業務とする株式会社日本速脳速読協会(現、㈱SRJ、2007年10月1日㈱SRJとの合併により被合併会社として解散)に資本参加

2001年6月

速読用ソフト開発及び速読教室の事業展開を行う株式会社スピードリーディングジャパン(現、㈱SRJ、連結子会社)に資本参加

2002年10月

本社を大阪市中央区淡路町から大阪市中央区備後町に移転(現)

2003年10月

当社の商号を株式会社学育舎から株式会社ウィザスへ変更

2004年1月

内閣府による構造改革特区を活用した、株式会社による広域制通信制高校の運営を行うため株式会社ハーモニック(現、㈱ウィザス、2012年4月1日㈱ウィザスとの合併により被合併会社として消滅)を1月に設立、同年3月24日、内閣総理大臣より正式に承認

12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年4月

株式会社ハーモニックが広域制通信制高校ウィザス高等学校(現、第一学院高等学校高萩本校)を茨城県高萩市に開校、運営を開始

10月

株式会社佑学社(現、連結子会社)の第三者割当増資を引受け業務提携契約を締結

2006年11月

内閣府による構造改革特区を活用した2校目の広域制通信制高校を兵庫県養父市に設立するため、株式会社ナビ(現、㈱ウィザス、2012年4月1日㈱ウィザスとの合併により被合併会社として消滅)を設立。2007年3月30日、内閣総理大臣より正式に承認

2007年6月

新株引受けにより、株式会社フォレスト(現、連結子会社)を設立

9月

全株式取得に伴い株式会社佑学社を連結子会社化

2008年4月

株式会社ナビが広域制通信制高校ウィザス ナビ高等学校(現、第一学院高等学校養父本校)を兵庫県養父市に開校、運営を開始

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場

11月

株式取得により、株式会社学習受験社(現、連結子会社)へ資本参加

12月

2010年11月に株式取得により株式会社レビックグローバル(現、連結子会社)に資本参加し、2010年12月に第三者割当増資引受けにより連結子会社化

2012年4月

株式会社ウィザスを存続会社とし、連結子会社である株式会社ハーモニック及び株式会社ナビを被合併会社とする吸収合併を実施

2015年6月

株式会社浜教育研究所と合弁により株式会社浜第一ゼミナールを設立

2016年4月

全株式取得に伴い株式会社エヌ・アイ・エス(現、㈱グローバルウィザス)を連結子会社化

9月

全株式取得に伴い株式会社吉香を連結子会社化

2017年3月

全株式取得に伴い株式会社Genki Global(現、㈱グローバルウィザス、2021年4月1日㈱エヌ・アイ・エス(現、㈱グローバルウィザス)との合併により被合併会社として消滅)を連結子会社化

9月

全株式取得に伴い京大ゼミナール久保塾株式会社を連結子会社化

2018年5月

株式会社ウィザスグローバルソリューションズ(株式会社アーク教育システムとの合弁)を設立、連結子会社化

2019年12月

一部株式取得に伴い株式会社TIを持分法適用関連会社化

2020年9月

株式取得により株式会社テックプログレスに資本参加し、連結子会社化

2021年5月

全株式取得に伴いアンガーマネジメント株式会社を連結子会社化

2022年2月

全株式取得に伴い株式会社Blue Sky FCを連結子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

2022年9月

株式取得によりGozioki株式会社に資本参加し、連結子会社化

2022年12月

一部株式取得に伴い株式会社VARIETASを持分法適用関連会社化

事業内容

ウィザス株式会社とそのグループ企業は、学習塾事業、高校・キャリア支援事業、およびその他の多岐にわたる事業を展開しています。学習塾事業では、最新の脳科学に基づいた「プラスサイクル学習法」を用いた教育メソッドを提供し、幼児から高校生までの教科学習、進学受験指導、能力開発指導を行っています。このセグメントには、ウィザス自身のほか、株式会社佑学社、株式会社学習受験社、京大ゼミナール久保塾株式会社、株式会社Blue Sky FCが含まれます。

高校・キャリア支援事業では、広域通信制単位制高等学校の運営、各種資格取得のための受験指導、日本語学校の運営を行っており、ウィザスと株式会社グローバルウィザスが主要な会社です。

その他の事業としては、幼児・学童英語事業(ウィザス、株式会社TI)、広告事業(株式会社ブリーズ、株式会社第一プログレス)、ICT教育・能力開発事業(株式会社SRJ)、ランゲージサービス事業(株式会社吉香)、企業内研修ポータルサイト事業(株式会社レビックグローバル)、アンガーマネジメントの講師育成・研修事業(アンガーマネジメント株式会社)などがあります。これらの事業を通じて、ウィザスグループは教育からキャリア支援、さらには企業向けサービスまで、幅広い分野でサービスを提供しています。

経営方針

ウィザス株式会社は、顧客、社員、社会への貢献を経営理念とし、社会で活躍できる人材を育成することを目指しています。同社は、顧客満足度の向上、サービス品質の強化、生涯学習の支援領域拡大、オンラインとオフラインの融合、グローバル事業の拡充、M&Aやアライアンスを通じたグループシナジーの最大化を経営方針の中核に据えています。これらの方針を実現するため、中長期的な経営戦略として、既存事業の競争力強化と新市場開発、新業態・新サービスの提供を推進しています。

ウィザスグループは、学習塾事業、広域通信制単位制高等学校を中心とした教育ビジネス、ICT教育、ランゲージサービス、企業内研修、ヘルスケアビジネスなど、多岐にわたる事業を展開しています。これらの事業を通じて、生涯学習化、グローバル化、少子高齢化に対応したマーケットの拡充を図り、事業拡大を目指しています。

また、社内カンパニー制を導入し、事業部門の収益性の可視化と業績向上を図るとともに、グループ経営・ガバナンスの強化、機動的な意思決定、ポートフォリオ経営を実現する体制の構築を進めています。これらの取り組みを通じて、ウィザスは教育からキャリア支援、企業向けサービスまで、幅広い分野でのサービス提供を目指しています。