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ホウライ【JP:9679】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
ホウライは保険代理店業、不動産の賃貸・売買・仲介、飼料生産と乳牛の飼育から乳製品の製造・販売、レストランや観光施設の運営、ゴルフ場の運営などを手がける多角的な事業会社です。同社は地域資産を活かし、保険募集や不動産管理、牧場での原乳生産から直販までを組み合わせた事業展開をしています。
主要な顧客は個人や中小企業の保険契約者、ビルや土地のテナント、不動産売買の顧客、牧場や施設を訪れる観光客や食品消費者、ゴルフ利用者などです。収益は保険の手数料・募集収入、賃料や不動産売買益、乳製品や飲食・施設利用の売上、ゴルフ利用料といった事業別の売上で成り立っています。
事業は保険事業、不動産事業、千本松牧場事業、ゴルフ事業の四つのセグメントに分かれています。保険は自動車・火災などの損害保険と終身・定期・がん保険の募集が中心で、不動産は自社ビルの賃貸や土地賃貸(太陽光事業者向けを含む)や仲介を行い、牧場では原乳から乳製品の製造・販売と観光施設の運営を一貫して行い、ゴルフ事業は複数のゴルフ場を運営しています。
経営方針
ホウライは「中期経営計画2026」の第二フェーズとして、ブランド価値の向上を通じた成長モデルへの転換を目指しています。同社は直近で営業収益6,111百万円、営業利益616百万円、EBITDA1,069百万円を計上し、当初計画の営業利益600百万円、EBITDA1,000百万円を1年前倒しで達成しました。2026年9月期は営業収益6,200百万円、営業利益630百万円、当期純利益500百万円を見込み、2028年の設立100周年に向けて「更なる成長への挑戦」を着実に実行する方針です。
同社は施設リニューアルや新商品開発、人的資本への戦略的投資を重点分野としています。具体的には千本松牧場のレストラン・売店を改修し、2024年10月にリニューアルオープン、2025年4月にランドスケープを整備してグランドオープンを迎え、来場者は100万人を超えました。こうした投資はブランド発信基地づくりにつながり、原乳の生産から直販までを一貫して行う強みや、豊かな自然資産を活かした差別化につながっています。また、保険事業では顧客に寄り添う総合提案力と専門人材育成、不動産事業では設備更新や優良資産取得によるポートフォリオ強化に資金を振り向けています。
新市場開拓や事業拡大については、千本松牧場の外販強化やネット販売、ソフトクリームなどの外部店舗出店を加速して販売チャネルを拡大する計画です。同社は観光来場者の増加を維持・拡大することで直販売上を伸ばすとともに、不動産では優良資産の取得や新規事業展開を通じて収益基盤を拡大する方針です。これにより既存顧客とのクロスセル機会を増やし、保険・不動産・食品・施設運営といった多角的な事業間でのシナジーを高めていきます。
技術革新についてはデジタル技術の活用(DX)を通じて顧客満足度と業務効率の両立を図ります。具体的な施策としては顧客管理のデジタル化やオンライン販売プラットフォームの整備、施設や牧場の運営での省力化・品質管理のための機器更新を進めるとともに、従業員のデジタルスキル向上を図る教育投資を行います。これらにより迅速な意思決定と資源配分の最適化を実現し、安定した収益性の向上を目指しています。