カナモトJP:9678株価

時価総額
¥1586.5億
PER
12.3倍
建設機械のレンタル・販売の大手。仮設ユニットハウスや地盤改良用特殊機、トンネル向け機材のレンタル・販売を展開。グループは連結子会社17社、非連結子会社11社、関連会社3社の計32社。日本・オーストラリア・中国・東南アジアに展開。

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事業内容

カナモトは主に建設機械のレンタルと販売を中心に事業を展開しており、重機やトンネル・道路工事向けの特殊機械、仮設ユニットハウスなどを取り扱っています。同社は機材の貸出に加えて整備・保守や周辺機器の提供まで手がけ、現場の運営を一括で支援しています。

主要な顧客は建設会社や土木事業者、自治体などの公共工事の発注者で、短期・長期のレンタル契約を通じて収益を確保しています。同社はレンタル収入を安定収益の柱としつつ、機械の販売や部品・保守サービス、グループ内の貸借取引も重要な収入源としています。

事業は建設関連を中核に据えつつ、鉄鋼製品の販売や情報機器のレンタル・販売、介護用品のレンタル・販売などの周辺事業も展開しています。同社は国内外に子会社を持ち、オーストラリアや東南アジアなどでのレンタル・販売や土木工事にも取り組んでいます。

経営方針

同社は2025〜2029年度の中期経営計画「Progress 65」を掲げ、「成長戦略と資本効率の改善」「デジタル化の強化」「サステナビリティへの取り組み」を3本柱に、外部環境に左右されにくい安定した収益基盤の構築を目指しています。評価指標としては自己資本利益率(ROE)や自己資本比率を計画上の目標に定め、投下資本回収率(ROI)や減価償却等調整前営業利益(EBITDA+)、連結売上高・営業利益の継続的な向上を重視しています。こうした数値目標を通じて、株主価値の中長期的な向上を図る方針です。

重点投資分野では、レンタル資産の「効率性向上」と「生産性向上」を掲げ、機材の適正購入や長寿命化による償却コスト削減、エリアごとの需要に応じた資産構成と管理強化に取り組んでいます。稼働率の向上やレンタル料の適正化、保守・整備体制の強化を通じて収益性を高めるとともに、消耗品の自社ブランド化や社員教育による保守コスト最適化で差別化を図っています。単なる機材貸出にとどまらない「ワンストップの総合サービス」を志向し、現場運営を一括支援する点を競争優位にしています。

新市場や事業拡大については、国内の国土強靱化、防災、インフラ更新に加え、都市再開発やデータセンター整備、カーボンニュートラル関連といった民間投資分野を注力領域と位置づけています。海外ではオーストラリアや東南アジアなどでの現地パートナー戦略と資産・収益管理の徹底により海外事業の収益底上げを図り、成長のエンジン化を目指しています。加えて、事業領域の拡大やソリューション機能強化に資する有効なM&Aやグループ・アライアンスの強化を積極的に行う計画です。

技術革新の面では、経営指標の可視化ツールや顧客向けのウェブ受発注システム導入、業務自動化ツールやデータ分析、生成AIの活用などで業務効率化と意思決定の迅速化を進めています。国土交通省の「i‑Construction 2.0」に沿った情報通信技術機器や遠隔管理・安全システムの提供、故障予測を含む保守の高度化などに投資し、資産運用の効率化と現場の安全性向上を同時に追求しています。これらの取り組みで、同社は持続可能な成長と収益力の強化を図っています。