歌舞伎座JP:9661

時価総額
¥571.4億
PER
不動産賃貸、食堂・飲食店舗経営、歌舞伎関連商品の売店運営を手がける。

沿革

1949年11月

株式会社歌舞伎座設立(資本金1億5千万円)

1950年12月

歌舞伎座竣工

1951年1月

歌舞伎座を開場

1952年7月

東京証券取引所株式上場

1954年3月

株式会社歌舞伎座サービス設立

1954年8月

株式会社歌舞伎座サービスを歌舞伎座サービス株式会社に社名変更

1956年3月

映画製作事業を開始

1958年5月

株式会社戎橋劇場(大阪)設立

1958年11月

テレビ映画部新設

1960年6月

松竹豊橋会館株式会社(愛知)設立

1961年3月

株式会社文楽座を吸収合併し、当社大阪営業所となる

1963年3月

歌舞伎座サービス株式会社を松竹豊橋会館株式会社が吸収合併し、歌舞伎座事業株式会社に社名変更(旧松竹豊橋会館株式会社が豊橋営業所となる)

1963年8月

文楽座を朝日座と改称

1973年10月

表新館竣工

1976年8月

歌舞伎会館の大半を取り壊し、歌舞伎座ビル竣工

1984年3月

朝日座閉鎖し、譲渡

1984年8月

大船に土地購入

1985年5月

大船セントラル駐車場オープン

1985年8月

テレビ映画の製作を一時的に見合わせる

1986年2月

大船に土地購入(1984年8月付取得した土地の隣接地)

1986年3月

株式会社戎橋劇場は同劇場入居先の改築工事の為、賃貸契約を解約し、その後所在地を東京に移転

1986年9月

大船セントラル駐車場を一時縮小し総合住宅展示場として賃貸

1990年9月

東新館ビル竣工

1996年3月

大船セントラル駐車場を駐車場用地及び映画撮影用のオープンセット用地として賃貸

1999年11月

大船セントラル駐車場と松竹株式会社所有の松竹ショッピングセンター内三越棟の土地の交換を行い、それに伴う建物を取得

2000年5月

歌舞伎座事業株式会社の豊橋営業所閉鎖

2000年11月

歌舞伎座事業株式会社の閉鎖した豊橋営業所の土地を譲渡

2002年2月

歌舞伎座の建物が登録有形文化財となる(2010年12月登録抹消)

2005年9月

株式会社戎橋劇場が社名を歌舞伎座サービス株式会社(現・連結子会社)に変更

2010年4月

劇場建替えのため、4月末日をもって閉場

2010年5月

劇場歌舞伎座、表新館、東新館及び歌舞伎座ビル取り壊し

2011年3月

歌舞伎座サービス株式会社と歌舞伎座事業株式会社が合併し、歌舞伎座サービス株式会社が存続会社となる

2013年2月

劇場歌舞伎座竣工

2013年3月

木挽町広場(地下広場)オープン

2013年4月

劇場歌舞伎座開場

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行

事業内容

歌舞伎座及びそのグループ企業、歌舞伎座サービス株式会社は、不動産賃貸、食堂・飲食事業、売店事業を主な事業内容としています。また、松竹株式会社は関係会社として位置づけられています。

不動産賃貸事業では、歌舞伎座及び歌舞伎座サービス株式会社が土地と建物を所有し、これらを賃貸しています。特に、劇場歌舞伎座の敷地は、一部を松竹株式会社等から賃借し、また一部を松竹株式会社へ賃貸しており、劇場自体も松竹株式会社に賃貸しています。

食堂・飲食事業においては、歌舞伎座サービス株式会社が劇場内及び地下広場で食堂や飲食店舗を運営しています。これにより、劇場を訪れる客への飲食サービスを提供しています。

売店事業では、同じく歌舞伎座サービス株式会社が劇場内及び地下広場で歌舞伎関連商品を販売する売店を営業しています。これにより、歌舞伎の魅力をより多くの人々に伝えるとともに、記念品や関連商品の提供を行っています。

これらの事業を通じて、歌舞伎座及びそのグループ企業は、不動産賃貸から飲食、商品販売に至るまで、幅広いサービスを提供しています。

経営方針

歌舞伎座及びそのグループ企業は、不動産賃貸、食堂・飲食事業、売店事業を核とした多角的なビジネスモデルを展開しています。同社の成長戦略は、「持続的成長と企業価値向上」を目指し、自己資本比率の向上と安定配当の維持・継続に重点を置いています。具体的な取り組みとして、歌舞伎座では快適で安心・安全な劇場環境の提供に努めるとともに、独自の食やサービスを提供しています。

不動産賃貸事業では、長期保全業務の計画的実施、省エネ対策による支出抑制、新たな収益事業の模索・検討を進めています。食堂・飲食事業では、原材料価格の高騰に対応するコスト管理の徹底と最適な販売価格の設定により、収益拡大を目指しています。売店事業では、歌舞伎座朝市や全国の百貨店、大規模商業施設への出店、インターネットビジネスへの注力を通じて販路拡大に取り組んでいます。

これらの戦略は、歌舞伎座が提供する独自の文化体験をさらに多くの人々に届けることを目的としており、同社グループの持続的な成長を支える基盤となっています。歌舞伎座は、伝統的な文化の継承者としての役割を果たしながら、新たなビジネスチャンスを追求し、企業価値の向上に努めています。