グリーンランドリゾートJP:9656

時価総額
¥72.7億
PER
15.7倍
当社グループは、遊園地「グリーンランド」や「北海道グリーンランド遊園地」、ゴルフコース「グリーンランドリゾートゴルフコース」等のレジャー事業、ホテル「グリーンランドリゾートオフィシャルホテルブランカ」等のホテル事業、不動産の売買・賃貸、土木・建設資材の製造・販売・運搬を手がける。

沿革

1980年1月

遊園地、ゴルフ場、ホテルの経営を主な目的として、三井鉱山土地建物株式会社の全額出資により資本金7,000万円にて熊本県荒尾市本井手1558番地に株式会社グリーンランドを設立

1980年2月

三井グリーンランド遊園地、三井グリーンランドゴルフ場、三井グリーンランドホテル、有明カントリークラブ大牟田ゴルフ場及び久留米カントリークラブ広川ゴルフ場を三井鉱山土地建物株式会社より営業譲受

1980年2月

グリーンランド観光株式会社、三鉱開発株式会社の全株式を三井鉱山土地建物株式会社より譲受

1983年2月

福岡市博多区に福岡営業所を設置

1986年6月

北海道岩見沢市で北海道三井グリーンランド遊園地の営業開始

1987年12月

グリーンランドサービス株式会社を設立、キャディ派遣業を開始

1988年3月

北海道三井グリーンランド遊園地を北海道グリーンランド株式会社へ営業譲渡

1988年3月

北海道グリーンランド株式会社の全株式を三井鉱山株式会社へ譲渡

1988年3月

決算期を12月31日から3月31日に変更

1989年3月

本店を熊本県荒尾市下井手1616番地に移転

1990年6月

商号を三井グリーンランド株式会社に変更

1991年11月

福岡証券取引所に上場

1992年10月

社有地の有効活用を目的に不動産事業部を新設

1992年12月

大阪証券取引所市場第二部に上場

1995年8月

北海道グリーンランド株式会社を子会社化

1995年10月

北海道グリーンランド株式会社が三鉱開発株式会社を吸収合併し、グリーンランド開発株式会社(現・連結子会社)へ社名変更

1998年6月

決算期を3月31日から12月31日に変更

1998年7月

グリーンランド開発株式会社が空知リゾートシティ株式会社(現・連結子会社)を設立、同社が北海道岩見沢市において三井グリーンランドホテルサンプラザを経営

1999年9月

グリーンランド商事株式会社を設立、物品販売業を開始

2000年1月

グリーンランドリゾート事業展開の為、有明リゾートシティ株式会社(現・連結子会社)を、実質支配による子会社化

2001年5月

経営効率化のため、グリーンランドサービス株式会社がグリーンランド商事株式会社を吸収合併

2002年3月

グリーンランド開発株式会社が、九州わんわん王国の経営を開始

2002年4月

北海道事業の再編のため、グリーンランド開発株式会社が経営していた、北海道三井グリーンランド遊園地・スキー場を空知リゾートシティ株式会社が経営することとなる

2003年7月

ホテル事業集約のため、ホテル部門を分社化し、有明リゾートシティ株式会社が承継

2004年3月
2005年6月
2005年11月

2006年5月
2006年7月
2007年7月
 
2007年11月

2009年12月

2010年7月

2013年4月

2013年7月

2022年4月

グリーンランド観光株式会社の清算結了
九州わんわん王国の営業を終了
有明リゾートシティ株式会社を100%出資会社とする
会社分割後のGLS株式会社を吸収合併
商号をグリーンランドリゾート株式会社に変更
九州の遊園地の商標を「グリーンランド」に変更し、全てのグループ事業の施設名称から「三井」の表記を外す
空知リゾートシティ株式会社を直接子会社化

グリーンランド開発株式会社が三九商事株式会社を吸収合併

空知リゾートシティ株式会社が岩見沢市より指定管理者としての指名を受け、同市の温泉施設「北村温泉ホテル」の運営管理業務を受託(同施設は2021年3月1日リニューアルオープン)

有明リゾートシティ株式会社の収益向上のため、連結子会社である有明リゾートシティ株式会社が同じく連結子会社であるグリーンランドサービス株式会社を吸収合併

東京証券取引所及び大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

事業内容

グリーンランドリゾートは、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業です。主要な事業内容として、遊園地、ゴルフ、ホテルのレジャー事業を中心に、不動産事業や土木・建設資材事業も手掛けています。

遊園地事業では、グリーンランドや北海道グリーンランド遊園地、北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)、いわみざわ公園(北海道)などの運営を行っており、これらの施設では園内飲食店や売店の運営も同社や子会社が受託しています。

ゴルフ事業では、グリーンランドリゾートゴルフコース、有明カントリークラブ大牟田ゴルフ場、久留米カントリークラブ広川ゴルフ場などのゴルフ場を経営しています。

ホテル事業においては、グリーンランドリゾートオフィシャルホテルブランカやグリーンランドリゾートオフィシャルホテルヴェルデ、北海道グリーンランドホテルサンプラザ及び北村温泉ホテルなどの運営を行っており、これらの施設は有明リゾートシティ株式会社や空知リゾートシティ株式会社が経営しています。

不動産事業では、不動産の売買・賃貸を行っており、土木・建設資材事業では、土木工事の受注や建設資材の製造・販売・運搬をグリーンランド開発株式会社が担っています。

さらに、有明リゾートシティ株式会社は生損保保険代理店業務などの営業業務も行っており、グリーンランドリゾートグループは多方面にわたる事業を展開していることがわかります。

経営方針

グリーンランドリゾートは、遊園地、ゴルフ、ホテルを中心としたレジャー事業を軸に、不動産や土木・建設資材事業も展開している多角的な企業です。同社は、創業以来、創造と革新を通じて顧客満足を追求し続けており、「ココロを『みどり』でいっぱいに。」を企業理念として掲げています。この理念のもと、顧客に夢や感動を提供することを最重要課題と位置付け、柔軟な発想と実行力で新しい付加価値を創出し、事業の競争力と業績向上を目指しています。

中期経営計画では、売上高経常利益率の向上を目標に掲げ、消費動向の変化に対応した営業体制の構築、商品やサービスの提供拡充、経費削減に努めています。また、集客事業を柱とし、多彩なイベント開催や季節に応じたキャンペーン、女性層や3世代ファミリー、海外客向けの戦略を推進しています。組織変更やグループ再編を通じた効率化も目指しています。

新型コロナウイルス感染症の流行やウクライナ侵攻の影響を受ける中、同社は社会情勢の変化や顧客ニーズの把握に努め、施設やサービスの一層の拡充を通じて経営基盤の強化を図っています。具体的な施策として、遊園地事業では人気キャラクターを活用したイベントや季節ごとの花火大会、ゴルフ事業ではスケールメリットを活かした集客策やコース改良、ホテル事業では宿泊者獲得のためのプラン販売強化や料飲部門の充実など、多岐にわたる取り組みを進めています。

グリーンランドリゾートは、これらの戦略を通じて、顧客一人一人の心に寄り添い、サービスの拡充で顧客満足度の向上を目指しています。