燦ホールディングスJP:9628

時価総額
¥253.7億
PER
10.2倍
葬儀請負、葬祭サービス、終活関連WEBプラットフォーム運営、料理等葬祭関連商品販売、介護サービス、不動産賃貸、経営指導、事務受託。

沿革

1943年10月

霊柩運送と葬儀請負を主目的とした「株式会社公営社」を発足

1944年10月

株式会社公営社設立登記

1945年10月

社名を株式会社公益社に変更

1953年7月

旅客自動車運送事業を目的として、全額出資により関西自動車販売株式会社(関西自動車株式会社)を設立

1956年5月

装飾および物品の賃貸業を目的として、全額出資により林工芸株式会社を設立

1963年9月

葬儀部門を分離独立させ、全額出資により同名の株式会社公益社(以下、株式会社公益社(葬儀請負子会社)という)を設立

1964年1月

倉庫事業部門および一般貸切貨物自動車運送事業部門を分離独立させ、全額出資により守口倉庫株式会社を設立

1965年8月

「株式会社公益社」の社名の書体と社章の商標登録を特許庁に出願し、公告・登録完了

1971年11月

大阪府吹田市に、葬儀式場「千里会館」を開設

1979年12月

大阪府枚方市に、葬儀式場「枚方会館」を開設

1987年11月

兵庫県西宮市に、葬儀式場「西宮山手会館」を開設

1989年10月

大阪市北区に、葬儀式場「扇町公友会館」(現「公益社 天神橋会館」)を開設

1992年5月

大阪市中央区に、当社と信託銀行との土地信託契約に基づき「北浜エクセルビル」が完成

1994年3月

大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に上場

1994年12月

東京都世田谷区に「世田谷営業所」を開設

1995年9月

大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄の指定を解除

1997年2月

兵庫県西宮市に、葬儀式場「西宮山手会館別館」を開設

1997年10月

東京都世田谷区に、葬儀式場「用賀会館」を開設

1999年5月

奈良県奈良市に、葬儀式場「公益社会館 富雄」を開設

1999年7月

エクセル・スタッフ・サービス株式会社(現 エクセル・サポート・サービス株式会社)を設立(現 連結子会社)

2000年12月

東京証券取引所市場第二部に上場

2001年4月

株式会社東京公益社を設立

2001年9月

東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部に上場

2001年10月

株式会社公益社の物流および資材・倉庫部門と守口倉庫株式会社の倉庫事業を会社分割により分離・統合し、エクセル・ロジ株式会社を設立

2002年4月

株式会社公益社の霊柩運送事業と守口倉庫株式会社の貨物運送事業を会社分割し、関西自動車株式会社に承継

2002年7月

守口倉庫株式会社を吸収合併

2002年11月

大阪府守口市に、葬儀式場「公益社会館 守口」を開設

2003年4月

株式会社公益社の返礼品販売事業と株式会社デフィの仏壇・仏具販売事業を会社分割により分離・統合し、株式会社ユーアイを設立

2004年6月

東京都大田区に、葬儀式場「雪谷会館」を開設

2004年10月

葬祭事業と運輸事業を会社分割により新設の「株式会社公益社」に承継させ、持株会社に移行、「燦ホールディングス株式会社」に商号変更

2005年4月

株式会社葬仙の全株式を取得(現 連結子会社)

2005年4月

東京都杉並区に、葬儀式場「公益社会館 明大前」を開設

2005年9月

横浜市青葉区に、葬儀式場「公益社会館 たまプラーザ」を開設

2006年2月

堺市北区に、葬儀式場「公益社会館 なかもず」を開設

2006年9月

鳥取県境港市に、葬儀式場「葬仙 余子ホール」を開設

2006年10月

株式会社タルイの全株式を取得(現 連結子会社)

2007年1月

「千里会館」(大阪府吹田市)を隣地に建替え新築

2008年10月

株式会社公益社が、エクセル・ロジ株式会社を吸収合併

2009年7月

大阪府羽曳野市に、葬儀式場「公益社 共善はびきの会館」を開設

2009年12月

事業センターを守口から東大阪に移転

2010年1月

東京・大阪両本社制に移行し、東京本社を東京都港区に移転

2010年4月

エクセル・スタッフ・サービス株式会社(現 エクセル・サポート・サービス株式会社)が、株式会社東京公益社を吸収合併

2011年3月

東京都世田谷区に、葬儀式場「公益社 田園調布会館」を開設

2011年4月

大阪市旭区に、葬儀式場「公益社 森小路会館」を開設

2011年5月

神戸市東灘区に、葬儀式場「公益社 住吉御影会館」を開設

2011年10月

株式会社公益社が、関西自動車株式会社および株式会社ユ-アイを吸収合併

2011年11月

奈良県奈良市に、葬儀式場「公益社 学園前会館」を開設

2012年11月

神戸市西区に、葬儀式場「タルイ会館 出合(現 神戸西)」を開設

2013年1月

兵庫県明石市に、葬儀式場「タルイ会館 長坂寺」を開設

2013年1月

東京都港区に、葬儀式場「公益社 高輪会館」を開設

2013年4月

大阪府池田市に、葬儀式場「公益社 石橋会館」を開設

2013年5月

東京都調布市に、葬儀式場「公益社 仙川会館」を開設

2013年7月

東京都杉並区に、葬儀式場「公益社 高円寺会館」を開設

2013年10月

株式会社デフィの料理事業をエクセル・サポート・サービス株式会社(エクセル・スタッフ・サービス株式会社より商号変更)に吸収分割し、残る生花事業を株式会社公益社に吸収合併

2014年10月

大阪府吹田市に、葬儀式場「公益社 江坂会館」を開設

2014年12月

横浜市港北区に、葬儀式場「公益社 日吉会館」を開設

2015年6月

「公益社 天神橋会館」(大阪市北区)を同じ敷地内に建替え新築

2015年9月

奈良県奈良市に、葬儀式場「公益社 西大寺会館」を開設

2015年12月

当社および株式会社公益社の大阪本社・本部機能ならびにエクセル・サポート・サービス株式会社の本社を大阪市北区に移転、集約

2016年1月

神戸市灘区に、葬儀式場「公益社 六甲道会館」を開設

2016年3月

神戸市東灘区に、葬儀式場「公益社 甲南山手会館」を開設

2016年5月

大阪府枚方市に、葬儀式場「公益社 くずは会館」を開設

2016年5月

兵庫県尼崎市に、葬儀式場「公益社 武庫之荘会館」を開設

2016年7月

「タルイ会館 大蔵谷」(兵庫県明石市)を隣地に建替え新築

2016年8月

「葬仙 米子葬祭会館」(鳥取県米子市)を全面改装

2016年8月

「公益社 西宮山手会館」(兵庫県西宮市)を同じ敷地内に建替え新築

2016年9月

東京都世田谷区に、葬儀式場「公益社 喜多見会館」を開設

2017年1月

兵庫県明石市に、葬儀式場「タルイ会館 西明石」を開設

2017年2月

兵庫県西宮市に、葬儀式場「公益社 甲子園口会館」を開設

2017年3月

大阪府吹田市に、葬儀式場「公益社 千里山田会館」を開設

2017年8月

「公益社 枚方会館」(大阪府枚方市)を同じ敷地内に建替え新築

2017年8月

東京都東久留米市に、葬儀式場「公益社 東久留米会館」を開設

2018年12月

堺市西区に、葬儀式場「公益社会館 津久野」を開設

2019年2月

東京都板橋区に、葬儀式場「公益社 上板橋会館」を開設

2019年3月

東京都武蔵野市に、葬儀式場「公益社 吉祥寺会館」を開設

2019年4月

大阪府寝屋川市に、葬儀式場「公益社 香里園会館」を開設

2019年6月

兵庫県明石市に、葬儀式場「タルイ会館 北大久保」を開設

2019年12月

兵庫県川西市に、葬儀式場「公益社 川西多田会館」を開設

2020年2月

大阪府枚方市に、葬儀式場「公益社 枚方出屋敷会館」を開設

2020年4月

ライフフォワード株式会社を設立(現 連結子会社)

2021年9月

大阪市住吉区に、葬儀式場「公益社会館 長居」を開設

2021年10月

東京都練馬区に、葬儀式場「公益社 練馬会館」を開設

2021年11月

東京都国分寺市に、葬儀式場「公益社 国分寺会館」を開設

2022年2月

奈良県生駒市に、葬儀式場「公益社 生駒会館」を開設

2022年3月

島根県松江市に、葬儀式場「葬仙 東朝日町ホール」を開設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年7月

鳥取県米子市に、葬儀式場「葬仙 皆生ホール」を開設

2022年9月

大阪市平野区に、葬儀式場「公益社 平野会館」を開設

2022年12月

鳥取県米子市に、葬儀式場「葬仙 米原ホール」を開設

2022年12月

神戸市垂水区に、葬儀式場「タルイ会館 塩屋」を開設

2022年12月

「公益社 宝塚会館」(兵庫県宝塚市)を隣地に建替え新築

2023年3月

東京都世田谷区に、葬儀式場「公益社 経堂会館」を開設

2023年3月

東京都葛飾区に、葬儀式場「エンディングハウス東四つ木」を開設

2023年3月

東京都葛飾区に、葬儀式場「エンディングハウス新小岩」を開設

2023年3月

大阪市鶴見区に、葬儀式場「エンディングハウス大阪鶴見」を開設

2023年3月

大阪府大東市に、葬儀式場「エンディングハウス大東」を開設

事業内容

燦ホールディングスは、葬儀事業を中心に、関連商品やサービスの提供を行う多角的な事業を展開しています。同社グループは、燦ホールディングス本体と連結子会社5社、持分法適用関連会社1社から構成されています。

事業セグメントは大きく4つに分かれており、第一に公益社グループがあります。このグループは、関西圏と首都圏を営業地盤とし、葬儀施行の依頼を受けて葬祭サービスを提供しています。連結子会社のエクセル・サポート・サービス㈱は、料理などの葬祭関連商品の販売と介護サービスを手がけています。

第二のセグメントは葬仙グループで、鳥取県と島根県の一部を営業地盤に葬儀サービスを提供しています。第三にタルイグループがあり、兵庫県明石市周辺で葬祭サービスを展開しています。

最後に、持株会社グループとして、燦ホールディングスは不動産の賃貸業務や連結子会社への経営指導、事務サービスの提供を行っています。また、持分法適用関連会社である㈱グランセレモ東京も東京都を中心に葬祭サービスを提供しています。

これらの事業セグメントを通じて、燦ホールディングスグループは葬儀から介護、終活支援に至るまで、ライフエンディングに関わる幅広いサービスを提供しています。

経営方針

燦ホールディングスは、葬儀事業を核として、シニア世代とその家族に寄り添い、支えるライフエンディングパートナーへの進化を目指しています。同社は、2032年の創業100周年に向けて「新10年ビジョン」を策定し、その実現に向けた成長戦略を推進しています。

このビジョンの下、同社は二つの主要な戦略に注力しています。一つ目は、葬儀事業の全国展開を加速させることで、より幅広い顧客層に高品質なサービスを提供することを目指しています。2031年度までにグループ全体で210会館を目標としており、新たな葬儀ブランド「エンディングハウス」の立ち上げを含め、出店戦略を積極的に進めています。

二つ目は、ライフエンディングサポート事業の拡大です。シニア世代とその家族のクオリティ・オブ・ライフ向上に貢献することを目的とし、2031年度には売上100億円を目指しています。この事業は、葬儀事業と並ぶ同社グループの柱として位置づけられており、終活から葬儀後までの長期間にわたるサポートを実現することを目指しています。

これらの戦略を支えるため、同社は中期経営計画を策定し、葬儀事業の拡大、ライフエンディングサポート事業の拡大、既存葬儀事業の競争力強化、サービス品質の向上、経営基盤の強化を重点課題としています。また、ESGへの取り組みを強化し、持続可能な社会の構築に貢献することも目指しています。

燦ホールディングスは、これらの成長戦略を通じて、人生100年時代の社会に貢献し、シニア世代とその家族の人生に潤いと豊かさをもたらすことを目指しています。