スペース (9622) 株価

時価総額
¥405.1億
PER
11.3倍
商業施設のディスプレイ事業の有力企業。ショッピングセンター、百貨店、専門店、飲食店等の企画・設計・施工を一貫展開。内装・外装工事からイベント・展示工事、メンテナンス工事まで手掛ける。日本、香港、上海、ベトナム、沖縄で事業展開。

株価・出来高の推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

事業内容

スペース(以下、同社)は、商業施設に特化した総合建設・設計会社です。ショッピングセンターや百貨店、専門店、飲食店などの商業施設における企画から設計、施工監理、実際の建設工事まで、一貫したサービスを提供しています。商業施設の環境演出や展示・ディスプレイ分野を中心に、コンサルティングから完成まで幅広く手がける専門性の高い企業として事業を展開しています。

同社の主要顧客は、複合商業施設や総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、各種専門店、飲食店、そしてサービス業界など多岐にわたります。収益構造は、内装・外装工事を主力とし、イベント・展示工事、建築工事、メンテナンス工事、さらにコンサルティング・企画・設計・監理業務から売上を得ています。案件に応じて設計から施工まで一括受注することで、安定的な収益基盤を構築しています。

同社はディスプレイ事業の単一セグメントながら、制作品別では内装・外装工事からイベント・展示工事、建築工事、メンテナンス工事まで幅広くカバーしています。また、香港、上海、ベトナムに海外子会社を持ち、現地での商業施設開発や資材調達を行うほか、国内では沖縄に地域特化した子会社を設立し、全国展開を図っています。コンサルティング専門子会社との連携により、商業施設開発の上流工程から参画できる体制を整えています。

経営方針

スペースは2028年12月期を最終年度とする中期経営計画「拡大成長」において、売上高800億円、営業利益率8%、ROE12%という野心的な数値目標を掲げています。同社は商業空間の創造を通じて豊かな社会の実現に貢献するという企業理念のもと、持続的な成長と企業価値の向上を目指しており、株主還元方針として配当性向50%以上の維持も表明しています。企業収益の改善による設備投資需要やインバウンド需要の増加を背景に、安定した受注環境の継続を見込んでいます。

同社の差別化戦略の核心は「人と組織の一層の高度化」にあります。「全社員総合職の実現」を掲げ、社員一人ひとりの成長に重点を置くことで、個の力を価値創造の源泉として最大限に引き出す方針です。この人材戦略により持続的な競争優位性を築き、顧客から選ばれ続ける「商いの共創パートナー」としての地位確立を目指しています。多様な人材が能力を十分に発揮できる成長環境の整備を通じて、経営基盤のさらなる高度化に取り組んでいます。

事業拡大においては、既存事業の深化と価値創造事業への挑戦を両輪とした戦略を展開しています。バリューチェーンの強化により安定的な収益基盤の構築を進め、商業施設分野における総合的なサービス提供体制を強化する計画です。資材価格の高騰や人件費上昇、建設業の時間外労働規制といった事業環境の変化に対応しながら、インバウンド需要の拡大や企業の設備投資回復を成長機会として捉え、持続的な事業拡大を図っています。

AIチャット