イチネンホールディングスJP:9619

時価総額
¥399.8億
PER
3.4倍
自動車リース、ケミカル製品製造販売、パーキング運営、機械工具販売、合成樹脂製品製造販売、ガラス加工製品製造販売、農産物生産販売、不動産賃貸管理。

沿革

1963年5月

大阪市西区北境川町4丁目15番地に、黒田商事株式会社(現:株式会社イチネンホールディングス)を設立。

エッソ・スタンダード石油株式会社(現:ENEOS株式会社)と販売代理店契約締結。

1965年2月

本社を大阪府河内市(現:東大阪市)大字中野5番2へ移転。

1969年10月

本社を大阪市港区弁天6丁目4番6号へ移転。

1969年11月

商号を株式会社イチネン(現:株式会社イチネンホールディングス)に変更。

1969年12月

自動車リース業・自動車整備業・損害保険代理業を開始。

1980年2月

自動車メンテナンスの受託業を開始。

1987年3月

本社を大阪市淀川区西中島4丁目10番6号へ移転。

1994年8月

大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に株式を上場。

1996年1月

大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定。

2000年6月

野村オートリース株式会社(現:連結子会社)の全株式を取得し子会社化。

2001年2月

株式会社イチネンからサービス部を分社し、株式会社アームズ(現:株式会社イチネン、連結子会社)を設立。

2001年9月

株式会社セレクト(現:株式会社イチネンファシリティーズ、連結子会社)の株式を取得。

2002年8月

パーキング事業を開始。

2003年4月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2004年5月

株式会社コーザイ(現:株式会社イチネンケミカルズ、連結子会社)の全株式を取得したことにより、同社を子会社化。

2005年9月

東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部に指定。

2006年2月

タイホー工業株式会社(現:株式会社イチネンケミカルズ、連結子会社)の株式を取得し子会社化。

2006年10月

タイホー工業株式会社と株式会社コーザイは、タイホー工業株式会社を存続会社として合併し、株式会社タイホーコーザイ(現:株式会社イチネンケミカルズ、連結子会社)に商号変更。

2008年10月

リース事業、自動車メンテナンス受託事業等を分割し、株式会社アームズ(現:株式会社イチネン、連結子会社)に承継させる会社分割(吸収分割)を実施。また、パーキング事業を分割し、株式会社イチネンパーキング(現:連結子会社)を設立する会社分割(新設分割)を実施。当該会社分割により、当社はグループ各社の株式を保有する持株会社となり、会社名を株式会社イチネンホールディングスへ変更。

2012年8月

前田機工株式会社(現:株式会社イチネンアクセス、連結子会社)の株式を取得したことにより、同社及び同社の子会社である株式会社トライアップ(現:株式会社イチネンネット、連結子会社)を子会社化。

2012年9月

株式会社ジコー(現:株式会社イチネン製作所、連結子会社)の全株式を取得したことにより、同社及び同社の子会社である株式会社ジコーテック(現:株式会社イチネンテック、連結子会社)並びに株式会社ジコーポリマー(現:株式会社イチネンポリマー、連結子会社)を子会社化。

2013年5月

タスコジャパン株式会社(現:株式会社イチネンTASCO、連結子会社)の全株式を取得し子会社化。

2014年1月

株式会社ミツトモ製作所(現:株式会社イチネンアクセス、連結子会社)の全株式を取得し子会社化。

2015年11月

東電リース株式会社(現:株式会社イチネンTDリース、連結子会社)の全株式を取得し子会社化。

2016年3月

株式会社イチネン農園(現:株式会社イチネン高知日高村農園、連結子会社)を設立。

2017年2月

グループの物流業務効率化を目的とし、株式会社イチネンロジスティクス(現:連結子会社)を設立。

2017年4月

株式会社ゴンドー(現:株式会社イチネンアクセス、連結子会社)の全株式を取得し子会社化。

2018年1月

昌弘機工株式会社(現:株式会社イチネンアクセス、連結子会社)の全株式を取得し子会社化。

2018年8月

トヨシマ分割準備株式会社(現:株式会社イチネンMTM、連結子会社)は、株式会社トヨシマから機械工具販売事業を吸収分割により承継。これにより、同社の子会社となった蘇州豊島機械配件有限公司(現:連結子会社)並びにTOYOSHIMA INDIANA,INC.(現:連結子会社)を子会社化。

2019年4月

株式会社トヨシマ、株式会社イチネン前田、株式会社イチネンミツトモ、株式会社ゴンド―、株式会社イチネンSHOKOの5社は、株式会社トヨシマを存続会社として合併し、株式会社イチネンMTM(現:連結子会社)に商号変更。

2019年11月

アクセス分割準備株式会社(現:株式会社イチネンアクセス、連結子会社)は、株式会社アクセスから機械工具販売事業を吸収分割により承継。

2020年3月

浅間製作所分割準備株式会社(現:株式会社イチネン製作所、連結子会社)は、株式会社浅間製作所から合成樹脂事業を吸収分割により承継。

2021年10月

新光硝子工業株式会社(現:連結子会社)の全株式を取得したことにより、同社及び同社の子会社である新生ガラス株式会社(現:連結子会社)を子会社化。

2022年3月

株式会社オートリ(現:連結子会社)の全株式を取得し子会社化。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

2022年4月

株式会社アクセスは株式会社イチネンMTM(現:連結子会社)の一部事業を会社分割(吸収分割)により承継し、株式会社イチネンアクセス(現:連結子会社)に商号変更。

2022年4月

株式会社浅間製作所が株式会社イチネンジコーを吸収合併し、株式会社イチネン製作所(現:連結子会社)に商号変更。

事業内容

イチネンホールディングスは、自動車リース関連事業、ケミカル事業、パーキング事業、機械工具販売事業、合成樹脂事業の5つの主要セグメントを持つ多角的な事業展開を行っています。自動車リース関連事業では、自動車リースや設備リース、機器及び各種動産のリースやレンタル業務、自動車メンテナンスの受託などを手がけています。ケミカル事業では、自動車用、機械・設備用、工業用等のケミカル製品の製造及び販売を行っています。パーキング事業は、来客用駐車場及びコイン駐車場の運営を展開しています。機械工具販売事業では、自動車部品や自動車関連付属品、機械工具や自動車整備工具、工作機械及び精密機械部品用工具などの販売を手掛けています。合成樹脂事業では、遊技機器の部品製造や合成樹脂製品の設計・製造・販売、合成樹脂の再生加工及び合成樹脂原料の販売を行っています。

さらに、これらの主要セグメントに加えて、「その他」のカテゴリーでは、一般曲げガラスや樹脂合わせガラスの製造・販売、ガラス加工製品の製造・販売、農産物の生産販売、不動産の賃貸及び管理など、多岐にわたる事業を展開しています。これらの事業を通じて、イチネンホールディングスは幅広い分野でのサービス提供を実現しており、多様なニーズに応える企業グループとしての地位を確立しています。

経営方針

イチネンホールディングスは、多角的な事業展開を行いながら、中期経営計画として企業価値の向上と継続的な成長を目指しています。同社は、自己資本比率28%超、自己資本600億円超、営業利益100億円超を中期的な経営指標として掲げ、財務基盤の確立に重点を置いています。経営戦略としては、既存事業の強化とグループ経営基盤の強化を進める一方で、事業領域の枠にとらわれず、お客様に「快適さ」を提供し、社会に貢献できる事業の拡大を目指しています。

具体的な成長戦略として、グループ一体経営の推進、規模の拡大、業務効率の向上によるコスト削減、品質の向上、財務体質の強化、コーポレート・ガバナンスの強化を挙げています。これらの戦略を通じて、イチネンホールディングスは、自動車リース関連事業、ケミカル事業、パーキング事業、機械工具販売事業、合成樹脂事業の各セグメントでの収益性の向上を図ります。また、新規事業や新商品の開発にも積極的に取り組み、早期立ち上げと軌道乗せを目指しています。

さらに、イチネンホールディングスは、経営環境の変化に迅速に対応し、持続的に企業価値を高めるために、適時適切な情報開示、内部統制システムの強化、リスク管理体制の充実に努めています。これらの取り組みを通じて、同社は「いちねんで、いちばんの毎日を。」をスローガンに掲げ、持続可能で豊かな社会の実現に貢献していくことを目指しています。