ラックランドJP:9612

時価総額
¥197.6億
PER
商空間の理想的な環境づくりを目的とし、リサーチ、企画開発、デザイン、設計、施工、監理、メンテナンスサービスを提供。

沿革

1970年5月

業務用冷凍冷蔵庫、ショーケースの卸販売、メンテナンス業務を目的として、東京都台東区にラックランド工業株式会社(資本金3,500千円)を設立

1973年2月

東京都新宿区に本社を移転

スーパーマーケットの冷凍設備工事、厨房設備工事業務を開始

1973年4月

宮城県仙台市(現 仙台市若林区)に仙台営業所を設置

横浜市緑区(現 横浜市青葉区)に横浜営業所、横浜配送センターを設置

1974年2月

静岡県静岡市(現 静岡市駿河区)に静岡営業所を設置

1974年5月

札幌市中央区に札幌営業所を設置

1974年11月

スーパーマーケットの内装工事を開始

1975年3月

埼玉県大宮市(現 さいたま市大宮区)に大宮営業所を設置

1975年7月

飲食店の厨房設備工事を開始

一般建設業の東京都知事許可を取得

1978年1月

千葉県千葉市(現 千葉市稲毛区)に千葉営業所を設置

1979年5月

惣菜工場の冷蔵庫、厨房、空調設備工事を開始

1980年6月

保守メンテナンスの24時間体制を開始

1982年1月

コンビニエンスストア、郊外レストランの施設の総合制作を開始

1982年4月

栃木県宇都宮市に宇都宮営業所を設置

1982年8月

茨城県水戸市に水戸営業所を設置

1983年7月

一般建設業、特定建設業の建設大臣許可を取得

1985年10月

京都市伏見区に京都営業所を設置

1986年3月

高鮮度管理と大幅な省エネを実現するLAB(ラブ)システムを開発

L…LOSS-CUT.   電気代等のロスの低減管理

A…ATMOSPHERE.  品温、湿度等の環境管理

B…BIOLOGY.   ゴミ、ホコリ、細菌、汚染等の鮮度管理

1987年1月

東京都新宿区に技術センターを設置

1991年2月

岩手県盛岡市に盛岡営業所を設置

1992年12月

商号を株式会社ラックランドに変更

1995年1月

日本証券業協会に株式を店頭登録(現 東京証券取引所JASDAQ市場に株式を上場)

1995年2月

埼玉県大宮市(現 さいたま市大宮区)に北関東支店を設置

1995年8月

一級建築士事務所登録

1996年1月

千葉市稲毛区に東関東支店を設置

1997年2月

千葉営業所、大宮営業所をそれぞれ東関東支店、北関東支店に統合

1997年6月

水戸営業所、宇都宮営業所、盛岡営業所をそれぞれ水戸サービスステーション、宇都宮サービスステーション、盛岡サービスステーションに改組

1998年5月

東京都新宿区に新館を設置

1998年12月

業務用生ゴミ処理機「スーパーバイオL」を開発し、製造・販売業務を開始(2005年12月 同製品の製造・販売業務を停止)

1999年6月

グリーストラップクリーンシステム(厨房内の油、汚泥、残さ処理)を開発、販売業務を開始

2002年8月

宅地建物取引業者の東京都知事許可を取得

2003年11月

京都支店、東関東支店、北関東支店、横浜営業所をそれぞれ京都メンテナンスステーション、東関東メンテナンス課、北関東メンテナンス課、横浜メンテナンス課に改組

大阪府吹田市に大阪支店を開設

2004年7月

京都メンテナンスステーションを大阪支店に統合

2005年3月

東京証券取引所市場第二部へ上場するとともに、ジャスダック証券取引所の上場廃止

2005年4月

盛岡サービスステーションを仙台営業所へ統合

2007年1月

水戸サービスステーションを東関東メンテナンス課へ統合

2007年4月

宇都宮サービスステーションを北関東メンテナンス課へ統合

2007年8月

愛知県名古屋市に名古屋営業所を開設

2007年8月

静岡営業所(静岡県静岡市駿河区)を閉鎖

2008年1月

業務用エアコンのレンタルサービス「エアコンれん太くん」を開始

2008年10月

コーポレートロゴマークを刷新

2008年10月

株式会社ラゾ(合弁会社)を設立(2014年10月 全保有株式を譲渡)

2008年11月

株式会社ケークリエイト(現:連結子会社)を設立

2009年3月

株式会社ラアペック(連結子会社)を設立(2010年11月 清算結了)

2010年4月

LABシステムの小型低価格バージョンで、コンビニエンスストアや小型スーパーに最適な(LAB Jr.(ラブ ジュニア))の販売を開始

2010年5月

業容の拡大に伴い、新たに福岡営業所を開設

店舗の消費エネルギーの測定・監視を容易にする“見える化ツール”「見ecoちゃん」を古川電気工業株式会社と共同開発し、販売を開始

2010年9月

社会貢献の一環として、当社の扱うプレハブ冷蔵庫・オーダーメードショーケースに、殺菌効果のある特殊フィルターを標準装備する取組み“さっきんしゃんシリーズ”をリリース

2010年11月

株式会社ラアペック 清算結了

2011年2月

業容の拡大に伴い、新たに静岡営業所を開設

2011年3月

照明の消費電力を約50%省エネする、冷蔵ショーケース専用LED棚下照明「棚子ちゃん」をリリース

2012年6月

株式会社ラックもっく工房(合弁会社)を設立(現:持分法適用関連会社)

2012年12月

業容の拡大に伴い、仙台営業所を東北支店に改称

2013年1月

シンガポールに100%子会社の現地法人「ラックランド アジア(LUCKLAND ASIA PTE. LTD.)」(現:連結子会社)を設立

2013年7月

業容の拡大に伴い、水戸メンテナンスステーションを拡大移転

2013年7月

ニイクラ電工株式会社(現:連結子会社)の株式を取得し、両社の更なるビジネスの成長を目的として子会社化を実施

2013年9月

カンボジアに合弁会社「LUCKLAND(CAMBODIA)&T.A.G Co.,Ltd.」(現:連結子会社)を設立(2015年8月 「LUCKLAND(CAMBODIA) Co.Ltd.」に名称変更、2015年9月 出資者トライアジアグループが保有する全株式を譲り受け100%子会社とする)

2013年12月

株主優待制度を導入

2014年1月

東北地方の事業拡大のため、新たに郡山営業所を開設

2014年2月

光電機産業株式会社に対し、民事再生支援についての意向を表明

2014年4月

マレーシアに子会社「LUCKLAND MALAYSIA SDN.BHD.」(現:連結子会社)を設立

2014年4月

業容の拡大に伴い、新たに広島営業所を開設

2014年8月

業容の拡大に伴い、新たに立川営業所を開設

2014年9月

光電機産業株式会社の再生計画の認可決定の確定を受け、募集株式総数引受契約を締結し子会社化を実施

2014年10月

株式会社ラゾ(合弁会社)の全株式を譲渡

2014年11月

タイに合弁会社「LUCKLAND(THAILAND)CO.,LTD.」(現:連結子会社)を設立

2014年12月

株主優待の基準日を従来の年1回から年2回にし、株主優待の拡充を実施

2014年12月

ベトナムに子会社「LUCKLAND VIET NAM CO.,LTD.」(現:連結子会社)を設立

2015年2月

インドネシアに子会社「PT.LUCKLAND CONSTRUCTION INDONESIA」(現:連結子会社)を設立

2015年6月

業容の拡大に伴い、新たに盛岡営業所を開設

2015年8月

マッハ機器株式会社(現:連結子会社)を設立(2015年10月、民事再生会社から電気フライヤー及び厨房機器の開発・企画、販売、メンテナンス事業を譲受け、事業開始)

2015年10月

2016年8月

2016年10月

2016年10月

2017年1月

東京証券取引所市場第一部指定

エースセンター株式会社(現:連結子会社)の株式を取得し、両社の更なるビジネスの成長を目的として子会社化を実施

業容の拡大に伴い、新たに金沢営業所を開設

株式会社木戸設備工業(現:連結子会社)の株式を取得し、両社の更なるビジネスの成長を目的として子会社化を実施

協和電設株式会社(現:連結子会社)の株式を取得し、両社の更なるビジネスの成長を目的として子会社化を実施

2017年5月

静清装備株式会社(現:連結子会社)を設立(旧 静清装備株式会社から、木工を中心とする内装仕上げ工事、建具工事の設計施工・請負業務等を譲り受け、事業開始)

2017年7月

光立興業株式会社(現:連結子会社)の株式を取得し、両社の更なるビジネスの成長を目的として子会社化を実施

台湾(中華民国)に子会社「台灣樂地建築股份有限公司」(現:連結子会社)を設立

2017年10月

大阪エアコン株式会社(現:連結子会社)及びオーエイテクノ株式会社(現:連結子会社)の株式を取得し、3社の更なるビジネスの成長を目的として子会社化を実施

2018年1月

日本ピー・アイ株式会社(現:連結子会社)の株式を一部を取得し、両社の更なるビジネスの成長を目的として子会社化を実施

2018年2月

業容の拡大に伴い、新たに高松メンテナンスステーションを開設

6次産業化支援及び地域創生支援のため、生産者様とお客様の架け橋となるべく、日本全国のご当地名産をお客様へお届けする販売サイト「ご当地こわけ」開設

大型商業施設等のサブリース事業開始(1号店オープン)

2018年4月

業容の拡大に伴い、大阪支店を拡大移転

大型ショッピングセンター等のプロパティマネジメント事業開始

グループ会社であるエースセンター株式会社と連携して、故障の際の即時対応、工場の機械の保守メンテナンス、工場内設備の管理と一括してメンテナンスサービスを提供する常駐型メンテナンスサービスを開始

2018年5月

2018年1月5日付で民事再生手続の開始決定を受けた墨東建材工業株式会社(現:株式会社越谷管理)の全事業を譲り受けた新設子会社である墨東建材工業株式会社(現:連結子会社)の株式を取得し、子会社化を実施

業容の拡大に伴い、郡山営業所を拡大移転

2018年7月

業務用設備機器レンタルサービス「れん太シリーズ」の既存のラインナップ(業務用エアコン、食洗機、電気フライヤー、油ろ過機、冷凍・冷蔵庫、天井ドライヤーシステム「カビないくん」)に、新たに製氷機、キュービクル、GHP(ガスヒートポンプ)を追加し、ラインナップを拡大

2018年10月

2019年より株主優待の基準日を従来の年2回から年4回にし、株主優待の拡充を実施することを発表

2018年11月

VIET BOKUTO CO.,LTD(旧 墨東建材工業株式会社(現: 株式会社越谷管理)の子会社)の出資持分を取得し、子会社化を実施

2018年12月

業容の拡大に伴い、東北支店を拡大移転

2019年4月

BK METAL CO.,LTD(旧 墨東建材工業株式会社(現: 株式会社越谷管理)の子会社)の出資持分を取得し、子会社化を実施

2019年10月

株式会社環境装備エヌ・エス・イーの株式を取得し、両社の更なるビジネスの成長を目的として子会社化を実施

2019年11月

業容の拡大に伴い、新たに長野メンテナンスステーションを開設

2019年12月

業容の拡大に伴い、北関東メンテナンスステーションを移転

2020年1月

業容の拡大に伴い、新たに青森営業所を開設

業容の拡大に伴い、盛岡営業所を移転

2020年2月

業容の拡大に伴い、静岡営業所を移転

業容の拡大に伴い、広島営業所を移転

2020年3月

業容の拡大に伴い、マレーシアの子会社「LUCKLAND MALAYSIA SDN.BHD.」を移転

株式会社ハイブリッドラボ(現:連結子会社)を設立

2020年4月

業容の拡大に伴い、シンガポールの子会社「LUCKLAND ASIA PTE.LTD.」を移転

2020年8月

業容の拡大に伴い、タイの子会社「LUCKLAND(THAILAND)CO.,LTD.」を移転

2020年11月

2021年1月

2021年2月

2021年3月

2021年4月

2021年5月

2021年6月

2021年11月

2022年2月

2022年4月

2022年10月

2022年12月

業容の拡大に伴い、インドネシアの子会社「PT.LUCKLAND CONSTRUCTION INDONESIA」を移転

台灣樂地建築股份有限公司は、商号を「台灣樂地建築室内裝修股份有限公司」に変更

業容の拡大に伴い、大阪エアコン株式会社を移転

業容の拡大に伴い、オーエイテクノ株式会社を移転

業容の拡大に伴い、郡山営業所を移転

株式会社アズ企画設計との間で、東日本大震災の復興支援という社会貢献事業を進めるため、業務提携契約を締結

業容の拡大に伴い、新たに島根メンテナンスステーションを開設

静清装備株式会社(現:連結子会社)の木工(什器)工場の整備と生産性の向上のため、株式会社ラックもっく工房(旧:持分法適用関連会社)から全従業員の転籍を受け埼玉県岩槻市に新工場を立ち上げたことから、同社との資本関係を解消

業容の拡大に伴い、宇都宮メンテナンスステーションを移転

業容の拡大に伴い、福岡営業所を移転

業容の拡大に伴い、新たに新潟メンテナンスステーションを開設

業容の拡大に伴い、インドネシアの子会社「PT.LUCKLAND CONSTRUCTION INDONESIA」を移転

水産加工業DXソリューション第1弾「AIセレクタ」新製品発表会を開催し、パイロット導入企業の

募集を開始

東京証券取引所 プライム市場へ移行

業容の拡大に伴い、新たに宇都宮営業所を開設(宇都宮メンテナンスステーションからの格上げ)

株式会社ハイブリッドラボ(現:連結子会社)の新工場完成

SDGs貢献型 株主優待事前予約サイト「頑張ろう東北」をオープン

事業内容

ラックランド株式会社とそのグループ企業は、商業施設や小売・飲食店舗、物流施設、食品工場、ホテルなどの商空間における理想的な環境作りを目指し、リサーチ、企画開発、デザイン、設計、施工、監理、メンテナンスサービスを提供しています。同社グループは全28社から構成され、国内外で幅広いサービスを展開しています。

国内では、株式会社ケークリエイトが商業施設の企画開発や設計、内装監理などを手がけ、ニイクラ電工株式会社は電気設備工事や中古機器の販売を行っています。光電機産業株式会社は電気設備工事や計装工事を、マッハ機器株式会社は厨房機器の開発や販売を提供しています。エースセンター株式会社はビルメンテナンスを、株式会社木戸設備工業は給排水設備工事を、協和電設株式会社は消防施設工事やメンテナンスを行っています。

海外では、LUCKLAND ASIA PTE. LTD.やLUCKLAND(CAMBODIA) Co.Ltd.などがASEAN圏や台湾に進出する日系企業に対し、出店支援サービスや施工、メンテナンスサービスを提供しています。VIET BOKUTO CO.,LTDはアルミ金属製品の製作、BK METAL CO.,LTDはその販売と外装工事を手がけています。

ラックランドグループは、一貫した店舗施設制作事業を核としており、その事業内容は制作分類別に関連付けられていますが、事業の種類別セグメント情報は記載されていません。これらの事業を通じて、同社グループは多様な商空間における環境作りに貢献しています。

経営方針

ラックランド株式会社は、商空間創造を通じて多様なステークホルダーの期待に応え、社会に貢献することを経営の基本方針としています。同社は、お客様や社員、地域社会などとの関係を大切にし、時代のニーズに応じた新たな技術の導入とサービスの提供を目指しています。特に、「商空間創りを通じ、皆の笑顔を創りだす」という理念のもと、商業施設や小売・飲食店舗などの環境作りに貢献しています。

中期経営計画においては、2022年から2025年を「成:Digital × あなた」= DX と定め、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。これは、技術だけでなく知識を活用し、人々がその道具を使って価値を生み出し、お客様や社会に貢献することを目指す戦略です。同社は、この計画を基に、どんな環境変化にも適応できる強さと柔軟性を兼ね備えた企業モデルの構築を目指しています。

また、ラックランドは国内外での事業拡大にも力を入れており、特にASEAN圏や台湾での海外事業の拡大を重要視しています。これまでに7ヶ国で現地法人を設立し、日系企業の海外進出を支援してきました。国内では、M&Aを積極的に行い、事業範囲の拡大や新たな事業の創出、グループ会社間のシナジー効果の創出に努めています。

重点領域としては、物流センターの冷凍冷蔵設備、新規店舗へのメンテナンス及び営繕、ソフトサービス、省エネルギー機器の開発・販売、大型店舗や商業ビルの建築設備、中小規模の店舗・工場・物流施設の建築、メディカル分野、海外分野、食品の生産機器や厨房設備、宿泊施設・ホテルのリノベーションなどを挙げています。これらの分野での事業展開を通じ、ラックランドは持続可能な成長を目指しています。