松竹JP:9601

時価総額
¥1763.1億
PER
43.5倍
映像関連事業、演劇事業、不動産事業、その他の事業セグメントを持ち、映画製作・配給、演劇企画・興行、不動産賃貸、キャラクター商品販売などを手がける。

事業内容

松竹は、映像関連事業、演劇事業、不動産事業、その他の事業セグメントを持っています。これらの事業は、松竹とその関連会社によって運営されています。

映像関連事業では、劇場用映画の製作、売買、配給、興行を行っています。松竹撮影所が映画を製作し、松竹マルチプレックスシアターズが興行を担当しています。また、映像版権の許諾やテレビ映画の制作、CMの企画・製作も行っています。

演劇事業では、演劇の企画、製作、興行を行い、俳優やタレントの斡旋も手がけています。松竹芸能や松竹エンタテインメントがこれを担当し、舞台衣裳の製作や販売も行っています。関連会社のイヤホンガイドが劇場内でのイヤホンガイドサービスを提供しています。

不動産事業では、所有不動産の賃貸や管理、清掃を行っています。松竹衣裳や松竹サービスネットワーク、歌舞伎座などがこの業務を担当しています。

その他の事業には、プログラムの製作・販売、キャラクター商品の企画・販売、配信コンテンツの企画・制作、新規事業開発、飲食サービスなどがあります。これらは松竹が直接行っています。

経営方針

松竹は、日本文化の伝統を継承しつつ、世界文化に貢献することをミッションとしています。時代のニーズを捉え、あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツを提供することを目指しています。このミッションに基づき、顧客の要望に応える魅力的なコンテンツやサービスを提供し、外部とのパートナーシップを強化することで、株主から信頼される企業グループを目指しています。

松竹は、映像関連事業と演劇事業を中核に据え、質の高いコンテンツを継続的に製作し、多様な形で提供することを重視しています。映像関連事業では、独自の製作力を高め、自社企画作品を増やすとともに、外部作品にも積極的に参加しています。また、ライブラリーの活用を進め、配信や海外利用などのライセンスビジネスを拡大しています。

演劇事業では、歌舞伎公演の質を高めるとともに、新しい作品の創作を続けています。次世代の俳優の活躍の場を広げ、ストリートプレイやミュージカルなど多様なジャンルの作品に取り組んでいます。シネマ歌舞伎では、ライブラリー作品の二次利用を積極的に展開しています。

不動産事業では、テナントとの良好な関係を構築し、新規テナント誘致に注力しています。東銀座のブランド価値を高め、将来の開発計画を見据えた街づくりに貢献しています。築地市場跡地の開発動向を考慮し、地域の活性化と環境整備に積極的に取り組んでいます。