静岡ガス (9543) 株価

時価総額
¥1154.3億
PER
12.5倍
都市ガス・LPG供給の地方有力企業。静岡県を中心とした都市ガス事業に加え、電力販売やオンサイト・エネルギーサービスを展開。連結子会社33社、持分法適用関連会社7社を擁し、LNGトレーディング業務ではシンガポールに拠点設置。静岡県・長野県・新潟県を中心に、アメリカ・インド・東南アジアでも事業開拓を推進。

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事業内容

静岡ガスは、静岡県を中心とした地域において都市ガスの供給・販売を主力事業として展開するエネルギー企業です。同社は液化天然ガス(LNG)の輸入から都市ガス製造、配送まで一貫して手がけており、地域のエネルギーインフラの中核を担っています。近年はLNG取引事業にも注力し、シンガポールやアメリカ、インドなど海外展開も進めています。

同社の収益は主に一般家庭や企業向けの都市ガス販売から生まれており、静岡県内の複数のガス事業会社への卸供給も行っています。また電力販売事業にも参入しており、ガスと電力をセットで提供する総合エネルギー企業としての地位を確立しています。顧客基盤は地域密着型で安定しており、長期契約による継続的な収益構造が特徴です。

事業は「ガス事業」「LPG・その他エネルギー事業」「その他事業」の3つに分かれています。ガス事業では都市ガス供給のほか、工場や商業施設にエネルギー設備を設置して電気・熱を提供するオンサイトサービスも展開しています。その他事業では、ガス機器販売、住宅リフォーム、保険代理店、介護サービスなど、地域生活に密着した幅広いサービスを提供し、顧客との接点拡大を図っています。

経営方針

静岡ガスは「グループ2030年ビジョン」の下で地域共創の実現を目指し、4つの事業軸による成長戦略を推進しています。基盤事業である都市ガス・LPG事業に加え、電力・再生可能エネルギー事業、くらしサービス・エンジニアリングサービス事業、海外事業を成長エンジンとして位置づけています。同社は早期に自己資本利益率(ROE)8%以上の達成を目指しており、投下資本利益率(ROIC)の向上を通じてグループ全体の収益力強化を図る方針です。

重点投資分野では電力・再エネ事業に特に注力し、太陽光発電やバイオマス発電の開発、富士発電所の増設、系統用蓄電池の導入を進めています。くらしサービス事業ではM&Aを活用してハウジング分野を中心に事業領域を拡大し、エンジニアリングサービス事業では太陽光発電設備のメンテナンスなどに積極参入しています。2026年からはグループ再編により成長事業をさらに加速させる計画です。

海外事業では新たに米国でのシェールガス開発事業に参入し、天然ガスの上流事業に進出しました。同社は年間120万トンの国内LNG需要を活用し、グローバルでの天然ガスバリューチェーンの最適化を目指しています。東南アジア・インドに加えて米国での事業展開により、地域特性に応じたエネルギーサービスや再生可能エネルギー事業を拡大し、カーボン・クレジット創出にも取り組む方針です。

技術革新への取り組みとして、同社はデジタル変革による業務効率化とカーボンニュートラル推進を両輪で進めています。IoTを活用したエネルギーサービスの拡大、デマンドレスポンスや省エネ診断サービスの提供により顧客価値を向上させています。また、コージェネレーションシステムの普及やカーボン・オフセット都市ガスの販売を通じて、顧客とともにカーボンニュートラル化を推進し、持続可能な社会の実現に貢献する戦略を展開しています。

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