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学研ホールディングスJP:9470
沿革
1947年3月 |
東京都品川区平塚町八丁目1204番地に資本金19万5千円をもって㈱学習研究社を設立。 |
1951年1月 |
東京都大田区南千束町46番地に本店移転。 |
1962年4月 |
東京都大田区上池上264番地に本社ビル完成、本店移転。 |
1965年6月 |
研秀出版㈱を設立。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
1968年10月 |
東京都大田区上池台四丁目40番5号 本店住居表示の実施。 |
1975年9月 |
㈱秀潤社を設立。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
1982年8月 |
東京証券取引所市場第二部上場。 |
1984年2月 |
東京証券取引所市場第一部上場。 |
1985年2月 |
㈱学研メディコンを設立。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
1987年3月 |
学研(香港)有限公司を設立。(現連結子会社) |
1988年5月 |
㈲プラッツアーティストを設立。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
1992年10月 |
㈱学研ロジスティクスを設立。(現連結子会社) |
1994年4月 |
㈱学研トイホビーを設立。(現㈱学研ステイフル、現持分法適用関連会社) |
1994年10月 |
埼玉県入間郡三芳町、所沢総合流通センターに物流拠点を移転。 |
2004年7月 |
㈱ココファンを設立。(現㈱学研ココファン、現連結子会社) |
2005年2月 |
㈱R&Cを設立。(現㈱学研データサービス、現連結子会社) |
2005年11月 |
㈱学研メソッドを設立。(現連結子会社) |
2006年11月 |
㈱学研エリアマーケットを設立。(現連結子会社) |
2006年12月 |
東北ベストスタディ㈱を買収。(現㈱学研スタディエ、現連結子会社) |
2007年3月 |
㈱タートルスタディスタッフを買収。(現㈱学研エル・スタッフィング、現連結子会社) |
2008年2月 |
㈱秀文社(現㈱学研スタディエ、現連結子会社)及びWASEDA SINGAPORE PTE.LTD.(現連結子会社)を買収。 |
2008年5月 |
㈱学研ココファン、㈱学研ココファン・ナーサリー、㈱学研ココファンスタッフ(現㈱学研インテリジェンス)を設立。(現連結子会社) |
2008年7月 |
㈱学研ココファンを㈱学研ココファンホールディングスへ商号変更。(現㈱学研ココファン、現連結子会社) |
2008年8月 |
東京都品川区西五反田二丁目11番8号に本店移転。 |
2009年1月 |
㈱創造学園及び㈱早稲田スクールを買収。(現連結子会社) |
㈱学研教育みらいを設立。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
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2009年2月 |
福島ベストスタディ㈱を設立。(現㈱学研スタディエ、現連結子会社) |
2009年10月 |
会社分割により持株会社へ移行し、当社の商号を㈱学研ホールディングスへ変更。 当社を分割会社とし、以下の会社を新設分割設立会社として設立。 ㈱学研エデュケーショナル(現連結子会社) ㈱学研パブリッシング(現㈱Gakken、現連結子会社) ㈱学研教育出版(現㈱Gakken、現連結子会社) ㈱学研マーケティング(現㈱Gakken、現連結子会社) ㈱学研出版サービス(現㈱Gakken、現連結子会社) ㈱学研プロダクツサポート(現連結子会社) ㈱学研ビジネスサポート(現㈱学研プロダクツサポート、現連結子会社) ㈱学研ファシリティサービス(現㈱学研プロダクツサポート、現連結子会社) |
また、当社を分割会社とし、当社の100%子会社である以下の会社を吸収分割承継会社化。 |
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2010年4月 |
㈱学研ネットワークが当社及び㈱学研エデュケーショナルの営む子会社管理事業を承継し、商号を㈱学研塾ホールディングスに変更。(現連結子会社) |
2010年7月 |
㈱学研教育出版、㈱学研パブリッシング、㈱学研マーケティングの3社が共同株式移転の方法により、㈱学研出版ホールディングスを設立。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
㈱学研プロダクツサポートが㈱学研ビジネスサポート、㈱学研ファシリティサービスの2社を吸収合併。 |
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2010年10月 |
㈱学研R&Cが㈱学研データサービスを吸収合併し、商号を㈱学研データサービスに変更。 |
2011年4月 |
㈱学研ナーシングサポートを設立。(現㈱学研メディカルサポート、現連結子会社) |
2012年6月 |
㈱学研スマイルハートを設立。(現㈱学研スマイルハートフル、現非連結子会社) |
2012年9月 |
㈱ユーミーケアを買収。(現㈱学研ココファン、現連結子会社) |
2012年10月 |
㈱福岡よいこの学習社を買収。(現㈱学研エリアマーケット、現連結子会社) |
2013年1月 |
㈱イング及び㈱全国医療教育推進協会を買収。(現㈱イング、現連結子会社) |
2013年8月 |
㈱全教研を買収。(現連結子会社) |
2013年10月 |
㈱ブックビヨンドを設立。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
2014年10月 |
㈱エス・ピー・エー(現㈱シスケア、現連結子会社)及び㈱シスケア(現連結子会社)を買収。 |
㈱学研教育アイ・シー・ティーを設立。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
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2015年3月 |
㈱文理を買収。(現連結子会社) |
2015年5月 |
㈱シスケアが㈱エス・ピー・エーを吸収合併。 |
2015年7月 |
Gakken Ace Education Co.,Ltd.を設立。(現非連結子会社) |
2015年10月 |
㈱学研マーケティングが㈱学研教育出版、㈱学研パブリッシングの2社を吸収合併し、商号を |
㈱学研ココファン・ナーシングを設立。(現連結子会社) |
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㈱学研ココファンが㈱ユーミーケアを吸収合併。 |
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㈱学研メディコンが㈱学研ネクストを吸収合併、㈱学研教育みらいと㈱学研教育出版の事業の一部を吸収分割により承継し、商号を㈱学研アソシエに変更。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
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㈱学研イノベーションを設立。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
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Gakken Asia Pacific Pte.Ltd.を設立。(現非連結子会社) |
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2015年12月 |
Gakken Education Malaysia Sdn.Bhd.を設立。(現非連結子会社) |
2016年4月 |
㈱学研スタディエ(2016年2月、㈱秀文社が商号変更)が東北ベストスタディ㈱を吸収合併。 |
2016年11月 |
㈱コーシン社及び㈱高等進学塾を買収。(現㈱高等進学塾、現連結子会社) |
2017年2月 |
㈱TOKYO GLOBAL GATEWAYを設立。(現連結子会社) |
2017年5月 |
㈱市進ホールディングスの株式を追加取得し、持分法適用関連会社化。(現連結子会社) |
2017年10月 |
㈱学研プラスが㈱ブックビヨンド、㈱学研教育アイ・シー・ティーの2社を吸収合併。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
2017年11月 |
㈱文理学院を買収。(現連結子会社) |
㈱ビーコンを設立。(現非連結子会社) |
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2018年2月 |
㈱ジェイテックスマネジメントセンターを買収。(現㈱TOASU、現連結子会社) |
2018年9月 |
メディカル・ケア・サービス㈱を買収。(現連結子会社) |
2018年10月 |
㈱学研教育みらいが㈱学研イノベーションを吸収合併、㈱学研アソシエの事業の一部を移管。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
㈱高等進学塾が㈱コーシン社を吸収合併。 |
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㈱学研スタディエが福島ベストスタディ㈱を吸収合併。 |
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2018年12月 |
飛翔文教股份有限公司を買収。(現連結子会社) |
2019年1月 |
㈱学研プラスが㈱学研出版ホールディングスを吸収合併。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
2019年4月 |
GAKKEN STUDY ET VIETNAM CO.,LTD.を設立。(現連結子会社) |
2019年9月 |
アイ・シー・ネット㈱を買収。(現連結子会社) |
2019年10月 |
㈱学研教育みらいが㈱学研アソシエを吸収合併。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
2020年10月 |
㈱学研エリアマーケットが㈱福岡よいこの学習社を吸収合併。 |
2020年12月 |
㈱地球の歩き方を設立。(現連結子会社) |
2021年1月 |
㈱JPホールディングスの株式を取得。(現持分法適用関連会社) |
2021年10月 |
㈱学研ココファンが㈱学研ココファンホールディングス及び㈱ピースエスを吸収合併。 |
2021年10月 |
㈱イングが㈱全国医療教育推進協会を吸収合併。 |
2021年12月 |
㈱Gakken LEAPを設立。(現連結子会社) |
2022年4月 |
㈱学研プラスが㈱学研ライツマネジメントを吸収合併。(現㈱Gakken、現連結子会社) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。 |
2022年10月 |
㈱学研教育みらいが㈱学研プラス、㈱学研メディカル秀潤社及び㈱学研出版サービスの3社を吸収合併し、商号を㈱Gakkenに変更。 |
2023年4月 |
DTP Education Solutions JSCの株式を取得。(現持分法適用関連会社) |
2023年5月 |
㈱エヌイーホールディングスを買収。(現連結子会社) |
2023年7月 |
㈱市進ホールディングスを連結子会社化。 |
事業内容
学研ホールディングスは、教育と医療福祉の二つの主要な分野で幅広い事業を展開しています。教育分野では、幼児から中学生を対象とした学研教室の運営、幼児・児童向け教室、小学生から高校生を対象とした進学塾の運営など、多様な教育サービスを提供しています。これらの事業は、株式会社市進ホールディングス、株式会社学研塾ホールディングス、株式会社学研エデュケーショナルなどの連結子会社を通じて行われています。
出版コンテンツ事業では、児童書、学習参考書、実用書などの出版物の発行・販売、学習塾向け教材の開発・販売、看護書や医学書の発行・販売、看護師向け研修用eラーニングの販売、出版と連動したデジタルコンテンツの開発・販売を行っており、株式会社Gakken、株式会社文理がこれに該当します。
園・学校事業では、幼保・こども園等向けの出版物や保育用品、備品遊具、先生向け衣類等の製作・販売、教科書・教師用指導書・副読本、ICT教材、特別支援教材や小論文模試等の製作・販売、採用支援サービス、企業内研修の運営を行っています。
医療福祉分野では、サービス付き高齢者向け住宅、介護サービス拠点等の企画・開発・運営、認知症グループホーム等の各種サービスの企画・開発・運営、保育園・こども園・学童施設等の企画・開発・運営を手掛けており、株式会社学研ココファン、メディカル・ケア・サービス株式会社、株式会社学研ココファン・ナーサリーがこれらの事業を担っています。
その他の事業としては、物流サービスの提供、グループ専門サービスの提供などがあり、株式会社学研ロジスティクス、株式会社学研プロダクツサポートがこれに当たります。
経営方針
学研ホールディングスは、教育と医療福祉の分野で多角的な事業を展開しており、その成長戦略は「Gakken2025」中期経営計画に具体化されています。この計画では、社会の変化に対応し、事業ポートフォリオの再構築と収益力の回復を目指しています。具体的には、少子高齢化の進行や教育DXの流れ、リスキリング需要の拡大など、現代の教育業界が直面する課題に対応するための戦略が打ち出されています。
同社は、高所得家庭向け市場の成長、教育DX、リスキリング需要の拡大という3つのトレンドに注目。これらのトレンドを捉え、教育分野ではリカレント教育やリスキリング領域、医療福祉分野では周辺領域及びグローバル市場への展開を加速させることで、新たな成長の柱を築くことを目指しています。
「Gakken2025」では、事業の戦略やリソース配分の転換、意思決定の迅速化を推進し、教育事業の立て直しと事業分野ごとの管理体制の最適化を通じて収益力の回復を図ります。また、M&Aを含む戦略的な投資を実施し、グループ全体の変革と成長を促進します。
2025年の目標としては、売上高2,000億円、営業利益70億円、親会社株主に帰属する当期純利益35億円を掲げています。これらの目標達成に向けて、学研ホールディングスは、教育と医療福祉の分野での深い専門知識と、社会の変化に対応する柔軟な事業戦略を駆使して、持続可能な成長を目指しています。