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GMOインターネットグループJP:9449
沿革
1991年5月 |
「双方向通信事業の企画・開発及び同機器の開発・販売」を目的として、株式会社ボイスメディア(実質上の存続会社であるインターキュー株式会社の旧商号)を東京都世田谷区下馬に設立 |
1994年2月 |
本店を東京都港区南青山に移転 |
1995年11月 |
商号を「インターキュー株式会社」に変更 |
1995年12月 |
アクセス事業を開始 |
1997年11月 |
サーバー事業を開始 |
1997年11月 |
本店を東京都渋谷区桜丘町に移転 |
1998年1月 |
株式の額面金額を1株50,000円から1株500円に変更するため形式上の存続会社株式会社アルティマックス(東京都渋谷区所在)と1月1日を期日として合併 |
1999年8月 |
当社株式がジャスダック市場に上場(証券コード 9449) |
1999年9月 |
ドメイン事業を開始 |
国内最大のメガメールマガジン配信サイト「まぐまぐ」で発行されるメールマガジンへのメール広告配信サービスを行う当社連結子会社の株式会社まぐクリックを設立(現GMOアドパートナーズ株式会社)、ネットメディア事業へ進出 |
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2000年9月 |
当社の連結子会社の株式会社まぐクリック(現GMOアドパートナーズ株式会社)が大阪証券取引所のナスダック・ジャパン市場に上場(証券コード 4784) |
2001年4月 |
商号を「グローバルメディアオンライン株式会社」に変更 |
2001年5月 |
当社連結子会社の株式会社アイル(現GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)を株式交換により完全子会社化し、サーバー事業の強化を図る |
2003年5月 |
当社の連結子会社の株式会社アイル(現GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)が商号を「GMOホスティングアンドテクノロジーズ株式会社」に変更 |
2004年2月 |
当社株式が東京証券取引所市場第二部に上場(証券コード 9449) |
2004年3月 |
当社連結子会社の株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ株式会社)へ、インターネットインフラ関連事業の拡充を図るため、資本参加 |
2004年9月 |
決済事業の拡充を図る株式会社カードコマースサービス(現GMOペイメントゲートウェイ株式会社)を子会社化 |
2005年2月 |
当社連結子会社の株式会社カードコマースサービス(現GMOペイメントゲートウェイ株式会社)が商号を「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」に変更 |
2005年4月 |
当社連結子会社のGMOペイメントゲートウェイ株式会社が東京証券取引所マザーズ市場に上場(証券コード 3769) |
2005年6月 |
当社株式が東京証券取引所市場第一部に上場(証券コード 9449) |
商号を「GMOインターネット株式会社」に変更 |
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2005年9月 |
当社連結子会社であるGMOホスティングアンドテクノロジーズ株式会社(現GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)が商号を「GMOホスティング&セキュリティ株式会社」に変更 |
2005年10月 |
GMOインターネット証券株式会社(現GMOクリック証券株式会社)を設立。インターネット証券事業へ参入 |
2005年12月 |
当社連結子会社のGMOホスティング&セキュリティ株式会社(現GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)が東京証券取引所マザーズ市場に上場(証券コード 3788) |
2006年3月 |
当社株式の大規模買付行為に関する対応方針(買収防衛策)を採用 |
2006年4月 |
米国預託証券(ADR)プログラム LEVEL-1を設立 |
2007年8月 |
保有するGMOインターネット証券株式会社(現GMOクリック証券株式会社)株式の全てを売却し、インターネット証券事業から完全撤退 |
2008年7月 |
当社連結子会社の株式会社まぐクリック(現GMOアドパートナーズ株式会社)が商号を「GMOアドパートナーズ株式会社」に変更 |
2008年9月 |
当社連結子会社のGMOペイメントゲートウェイ株式会社が東京証券取引所市場第一部に市場変更(証券コード 3769) |
2008年12月 |
当社連結子会社の株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ株式会社)がジャスダック証券取引所に上場(証券コード 3633) |
2010年9月 |
インターネット証券事業への再参入を図り、クリック証券株式会社(現GMOクリック証券株式会社)の株式を取得して子会社化 |
2011年4月 |
当社連結子会社のGMOホスティング&セキュリティ株式会社(現GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)が商号を「GMOクラウド株式会社」に変更 |
当社連結子会社のクリック証券株式会社(現GMOクリック証券株式会社)が商号を「GMOクリック証券株式会社」に変更 |
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2012年9月 |
インターネット証券事業の強化を図り、FXプライム株式会社(現GMOコイン株式会社)の株式を取得して子会社化 |
2013年11月 |
PC向けオンラインゲーム事業を展開する株式会社ゲームポットの株式を取得して子会社化 |
2014年3月 |
当社連結子会社の株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ株式会社)が商号を「GMOペパボ株式会社」に変更 |
2014年10月 |
当社連結子会社のGMOクラウド株式会社(現GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)が東京証券取引所市場第一部に市場変更(証券コード 3788) |
2014年10月 |
当社連結子会社のGMOリサーチ株式会社が東京証券取引所市場マザーズに上場(証券コード 3695) |
2014年12月 |
当社連結子会社のGMO TECH株式会社が東京証券取引所市場マザーズに上場(証券コード 6026) |
2015年4月 |
当社連結子会社のGMOクリックホールディングス株式会社(現GMOフィナンシャルホールディングス株式会社)が東京証券取引所JASDAQ市場に上場(証券コード 7177) |
2015年10月 |
当社連結子会社のGMOメディア株式会社が東京証券取引所市場マザーズに上場(証券コード 6180) |
2016年5月 |
株式会社あおぞら銀行およびあおぞら信託銀行株式会社(現GMOあおぞらネット銀行株式会社)とインターネット銀行の共同運営に関する合意書締結 |
2016年6月 |
あおぞら信託銀行株式会社(現GMOあおぞらネット銀行株式会社)の株式を取得し持分法適用関連会社化 |
2017年9月 |
GMO-Z.comコイン株式会社(現GMOコイン株式会社)が商号を「GMOコイン株式会社」へ変更し、暗号資産交換事業を開始 |
2017年10月 |
当社連結子会社のGMOクリックホールディングス株式会社(現GMOフィナンシャルホールディングス株式会社)が商号を「GMOフィナンシャルホールディングス株式会社」に変更 |
2017年12月 |
暗号資産マイニング事業を開始 |
当社連結子会社のGMOゲームポット株式会社、GMOゲームセンター株式会社及びシンクラウド株式会社の3社を吸収合併 |
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2018年6月 |
あおぞら信託銀行株式会社(現GMOあおぞらネット銀行株式会社)が商号を「GMOあおぞらネット銀行株式会社」に変更 |
2018年7月 |
GMOあおぞらネット銀行株式会社が、インターネット銀行事業を開始 |
2019年12月 |
当社連結子会社のGMOペパボ株式会社が東京証券取引所市場第二部に市場変更(証券コード 3633) |
2020年7月 |
当社連結子会社のGMOフィナンシャルゲート株式会社が東京証券取引所市場マザーズに上場(証券コード 4051) |
2020年9月 |
当社連結子会社のGMOクラウド株式会社が商号を「GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社」に変更 |
2020年12月 |
当社連結子会社のGMOペパボ株式会社が東京証券取引所市場第一部に市場変更(証券コード 3633) |
2021年3月 |
暗号資産決済事業において、ステーブルコイン「GYEN」、「ZUSD」の提供を開始 |
2021年9月 |
インターネット金融事業の強化を図り、ワイジェイFX株式会社(現GMO外貨株式会社)の株式を取得して子会社化 |
2022年2月 |
サイバーセキュリティ事業への参入のため、株式会社イエラエセキュリティ(現GMOサイバーセキュリティbyイエラエ株式会社)の株式を取得して子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより以下の当社連結子会社各社が、各市場へ移行 プライム市場 GMOペイメントゲートウェイ株式会社(証券コード 3769) GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(証券コード 3788) GMOペパボ株式会社(証券コード 3633) スタンダード市場 GMOフィナンシャルホールディングス株式会社(証券コード 7177) GMOアドパートナーズ株式会社(証券コード 4784) グロース市場 GMOリサーチ株式会社(証券コード 3695) GMOTECH株式会社(証券コード 6026) GMOメディア株式会社(証券コード 6180) GMOフィナンシャルゲート株式会社(証券コード 4051) |
2022年9月 |
商号を「GMOインターネットグループ株式会社」に変更 |
2023年10月 |
当社連結子会社のGMOペパボ株式会社がプライム市場からスタンダード市場へ移行(証券コード 3633) |
2024年2月 |
サイバーセキュリティ事業強化のため、株式会社Flatt Securityの株式を取得して子会社化 |
事業内容
GMOインターネットグループは、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業集団です。同社は、インターネットインフラ事業、EC支援事業、セキュリティ事業、決済事業、アクセス事業、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業、インキュベーション事業など、広範囲にわたるサービスを提供しています。
インターネットインフラ事業では、ドメイン登録サービス「お名前.com」や「ムームードメイン」、クラウド・ホスティングサービス「ConoHa by GMO」などを展開。EC支援事業では、ネットショップ構築プラットフォーム「カラーミーショップ」やCtoCハンドメイドマーケット「minne」を提供しています。
セキュリティ事業では、SSLサーバー証明書の発行や電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」などを手がけ、決済事業では、通販・EC事業者向けの「PGマルチペイメントサービス」や自治体・公共機関向けクレジットカード決済サービスを提供しています。
アクセス事業では、インターネット接続サービス「GMOとくとくBB」を展開。インターネット広告・メディア事業では、リスティング広告やアドネットワーク広告、さらには10代女子向けコミュニティサイト「prican」などの運営を行っています。
インターネット金融事業では、オンライン証券取引や外国為替証拠金取引(FX)などを提供。暗号資産事業では、暗号資産の現物取引やレバレッジ取引、マイニングセンターの運営などを手がけています。
最後に、インキュベーション事業では、インターネット関連企業を中心とした未上場会社への投資事業を展開しています。これらの事業を通じて、GMOインターネットグループは、インターネットの基盤となる多様なサービスを提供し、デジタル社会の発展に貢献しています。
経営方針
GMOインターネットグループは、「すべての人にインターネット」というビジョンのもと、インターネットインフラの提供に注力し、日本を代表する総合インターネットグループを目指しています。同社は、インターネットを通じて新たな文化や産業を創造し、顧客の笑顔と感動を生み出すことで社会に貢献することを経営理念として掲げています。
成長戦略として、GMOインターネットグループは、グループシナジーの追求、AI技術の活用加速、グローバル展開の推進を重点領域としています。グループシナジーでは、106社からなる企業集団の経営資源を効率的に活用し、スピード経営と創業精神「GMOイズム」の共有を通じて、経営資源の最適化を図っています。AI技術の活用では、金融関連データの解析をはじめとするAIの研究・開発を推進し、ChatGPTの登場を受けて、AIを活用した新サービスの提供に力を入れています。グローバル展開では、ドメイン事業の「.shop」やセキュリティ事業のSSLサーバー証明書などの海外展開を加速し、グループ統一ブランド「Z.com」を活用して、インターネットインフラ事業やインターネット金融事業の海外市場での事業基盤の確立を目指しています。
また、技術開発においては、技術の進歩が著しいインターネット関連技術分野での競争優位を確保するため、エンジニアやクリエイターを「グループの宝」と位置付け、その採用・育成に注力しています。サステナビリティ経営の推進も重視しており、「すべての人にインターネット」の実現に向けた取り組みを通じて、社会課題の解決に貢献しています。
これらの戦略を通じて、GMOインターネットグループは、インターネットのさらなる普及と発展に貢献し、持続可能な成長を目指しています。