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クロップスJP:9428
沿革
1977年11月 |
愛知県半田市岩滑東町一丁目105番地にいすゞオート半田株式会社(現、株式会社クロップス、資本金10,000千円)を設立、自動車の販売を開始。 |
1989年4月 |
日本移動通信株式会社(現、KDDI株式会社)の一次代理店として、自動車電話の販売を開始。 |
1992年8月 |
名古屋市中区金山にIDOプラザ金山を出店。 |
1994年4月 |
日本移動通信株式会社(現、KDDI株式会社)と一次代理店契約を締結。 |
1994年11月 |
商号を株式会社アルメディアに変更するとともに本店所在地を名古屋市中村区名駅四丁目23番9号に移転。いすゞ自動車株式会社のディーラー権を返上し、携帯端末販売に特化。 |
1996年9月 |
名古屋市中区栄三丁目7番9号に株式会社エー・エル・ビーを100%出資子会社として設立。 |
1997年2月 |
株式会社エー・エル・ビーにて、労働者派遣法に基づく一般労働者派遣事業の許可を取得し、労働者派遣事業の営業を開始。 |
1999年4月 |
商号を株式会社クロップスに変更。 当社にて、労働者派遣法に基づく一般労働者派遣事業の許可を取得し、株式会社エー・エル・ビーより労働者派遣事業の営業を譲受け、営業を開始。 |
1999年9月 |
当社と名古屋鉄道株式会社との間で、労働者派遣事業について業務提携を締結。 |
2000年5月 |
名古屋市中区栄三丁目7番9号に株式会社クロップス・クルーを当社、名古屋鉄道株式会社及び株式会社名鉄百貨店の共同出資により設立(現、連結子会社)。 |
2003年11月 |
いすゞエステート株式会社の子会社でビルメンテナンス事業等を営むいすゞビルメンテナンス株式会社の株式を全株取得して子会社化(現、連結子会社)。 |
2003年12月 |
いすゞビルメンテナンス株式会社がいすゞ自動車株式会社に対する第三者割当増資を実施(出資比率は当社90.9%、いすゞ自動車㈱9.1%となる)。 |
2005年8月 |
名古屋証券取引所 セントレックスに株式を上場。 |
2009年7月 |
店舗賃貸事業を営む株式会社テンポリノベーションの全株式を取得して子会社化(現、連結子会社。2013年5月に株式会社テン]ポイノベーションへ商号変更)。 |
2010年10月 |
文具事務用品卸事業を営む株式会社スガタの全株式を取得して子会社化。 |
2013年3月 |
東京証券取引所 市場第二部に株式を上場。名古屋証券取引所 市場第二部に上場市場を変更。 |
2014年3月 |
東京証券取引所 市場第一部銘柄に指定。名古屋証券取引所 市場第一部銘柄に指定。 |
2015年1月 2016年1月 2017年10月 2018年1月 2018年8月 2018年10月 2019年4月 2019年5月 2019年10月 2022年4月 2022年4月 2022年4月 2022年4月 2022年12月 2023年3月 2023年4月 |
包装資材卸事業を営む大明商事株式会社の全株式を取得して子会社化。 株式会社スガタが大明商事株式会社を吸収合併し、株式会社ハピラに商号変更(現、連結子会社)。 株式会社テンポイノベーションが東京証券取引所マザーズに新規上場。 いすゞビルメンテナンス株式会社が株式会社代々木の杜企画、株式会社トリトン、株式会社モップス、3社の株式を取得し、子会社化(当社の孫会社化)。 当社の孫会社である株式会社代々木の杜企画が株式会社トリトン、株式会社モップスを吸収合併。 株式会社テンポイノベーションが東京証券取引所(市場第一部、現在はプライム市場)に上場市場を変更。 いすゞビルメンテナンス株式会社が株式会社代々木の杜企画を吸収合併。 株式会社ハピラが自然派化粧品の卸販売を営む株式会社七つの海の株式を取得し、子会社化(当社の孫会社化)。 シンガポール共和国にて労働ビザ申請、給与計算、税金・社会保険料計算等の受託業務を営む INNOVARE HOLDINGS PTE.LTD. の株式を取得し、子会社化。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場へ移行。 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場へ移行。 本店所在地を名古屋市中村区名駅三丁目26番8号に移転。 株式会社テンポイノベーションが、完全子会社 店舗セーフティー株式会社を設立(当社の孫会社)。 移動体通信事業を営む株式会社モバイルドリームの全株式を取得し、子会社化(現、連結子会社)。 KDDI株式会社と資本業務提携契約を締結。 当社が保有するいすゞビルメンテナンス株式会社の株式をいすゞ自動車株式会社に譲渡(出資比率は当社80.0%、いすゞ自動車㈱20.0%となる)。 INNOVARE HOLDINGS PTE.LTD. が ベトナム社会主義共和国にてHRアドミンサービスを営む JOB LINKS CORPORATION の株式を取得し、子会社化(当社の孫会社化)。 |
事業内容
クロップスグループは、クロップス株式会社を中心に、株式会社モバイルドリーム、株式会社クロップス・クルー、いすゞビルメンテナンス株式会社、株式会社テンポイノベーション、店舗セーフティー株式会社、株式会社ハピラ、株式会社七つの海、INNOVARE HOLDINGS PTE.LTD.を含む合計23社で構成されています。同社グループは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。
移動体通信事業では、クロップス株式会社と株式会社モバイルドリームが、au商品の専売店「auショップ/au Style」や「UQスポット」を中心に、関東と東海地方で合計71店舗を運営しています。
人材派遣事業は、株式会社クロップス・クルーが担当し、名古屋鉄道グループやトヨタ自動車グループを主要取引先として、東海地区と首都圏で一般労働者派遣や技術者派遣、業務請負、有料職業紹介を提供しています。
ビルメンテナンス事業は、いすゞビルメンテナンス株式会社が、いすゞ自動車グループを主要顧客として、首都圏で商業施設やオフィスビルの清掃、設備管理、施設警備などを手掛けています。
店舗転貸借事業と不動産売買事業は、株式会社テンポイノベーションが中心となり、飲食店舗の開店・閉店支援サービスや店舗管理、不動産の仕入れ販売を首都圏で展開しています。店舗セーフティー株式会社は、店舗家賃保証事業を営んでいます。
卸事業では、株式会社ハピラが文具・生活用品の卸売りを、株式会社七つの海が自然派化粧品の卸売りをそれぞれ行っており、100円ショップや通信販売、百貨店、専門店などが主な取引先です。
海外事業は、INNOVARE HOLDINGS PTE.LTD.が中心となり、シンガポールや香港を含む11カ国で、労働ビザの申請や給与計算、税金・社会保険料計算などの受託業務をアジア地域で展開しています。
経営方針
クロップスグループは、多様な事業セグメントを通じて、継続的な成長と企業価値の向上を目指しています。同社は、新しい価値の創造とステークホルダーとの共生を経営の基本方針とし、「みなさまのサプリメントになる」をコンセプトに掲げています。この方針の下、M&Aの活用を含む経営努力を推進し、グループ全体の収益力向上と業容拡大を図っています。
経営戦略として、移動体通信事業では市場の変化に対応し、店舗展開と顧客ニーズへの応答を強化しています。人材派遣事業では、専門知識を持つ人材の獲得と市場開拓に注力。ビルメンテナンス事業では、新規顧客の開拓とコスト削減による利益率向上を目指しています。店舗転貸借事業と不動産売買事業では、市場性の高い店舗物件の仕入れと不動産業者とのリレーションシップ強化に焦点を当てています。卸事業では、新商品の開発とeコマース販売の強化を進めています。海外事業では、東南アジア圏でのサービス品質向上と信頼獲得に努めています。
経営上の目標としては、連結ベースでの売上高経常利益率を6.0%と設定し、構造改革と新規事業取得による収益力向上を追求しています。クロップスグループは、これらの戦略を通じて、変化の速い経営環境に対応し、持続可能な成長を目指しています。