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BSNメディアホールディングスJP:9408
沿革
1952年10月14日 |
「株式会社ラジオ新潟」創立、新潟市古町7番町・大和新潟店内に本社及びスタジオを置く。 坂口献吉社長就任 |
1952年10月18日 |
放送局(無線局)の予備免許を交付される。 |
1952年12月16日 |
全国民間放送第18番目の放送局(無線局)として免許を交付される。 |
1952年12月24日 |
ラジオ放送開始。 呼出符号JODR、1116kHz.(現在) |
1953年12月1日 |
直江津中継所放送開始、上越放送局に改称。 呼出符号JODO、1530kHz.(現在) 中継局 糸魚川放送局(1983. 3.10) 1530kHz.(現在) |
1954年9月15日 |
長岡中継所放送開始、長岡放送局に改称。 呼出符号JODE、1062kHz.(現在) 中継局 塩沢放送局 (1974.12.20) 1485kHz. 柏崎放送局 (1981. 5.12) 1062kHz. 十日町放送局(1983.12.20) 1062kHz. 小出放送局 (1994. 3.30) 1026kHz.(現在) |
1955年10月1日 |
新潟大火により本社、スタジオ全焼。 |
1956年6月1日 |
本社新社屋・スタジオを現在地に竣工。 |
1956年12月24日 |
新潟市網川原送信所を山二ツに移転放送開始。 |
1958年3月14日 |
テレビジョン放送局(無線局)予備免許交付される。 |
1958年12月22日 |
テレビジョン放送局(無線局)免許交付される。 |
1958年12月24日 |
テレビジョン放送開始。 呼出符号JODR-TV CH.5 中継局 54局(現在) |
1961年3月1日 |
商号「株式会社 ラジオ新潟」を「株式会社 新潟放送」に変更。 |
1962年6月2日 |
新潟放送興業株式会社創立。(現・連結子会社) |
1963年6月27日 |
株式会社イタリア軒株式の過半数取得。 (1920年10月23日株式会社に組織変更) |
1964年5月1日 |
BSN新潟美術館開設。 |
1964年6月16日 |
新潟地震で本社社屋被災。 |
1964年10月1日 |
テレビジョンカラー放送開始。 |
1966年4月1日 |
株式会社BSN電子計算センター創立。(現・連結子会社) (1985年10月1日株式会社BSNアイネットに社名変更) |
1966年10月14日 |
本社新館竣工。 |
1969年4月15日 |
(社)日本証券業協会東京店頭売買銘柄に登録。 |
1980年11月29日 |
テレビジョン音声多重放送開始。 |
1982年8月7日 |
ラジオ送信機能にプリエンファシス方式を付加する。 |
1983年2月1日 |
株式会社パソコ創立。(現・連結子会社) (1999年4月1日株式会社ビーアイテックに社名変更) |
1985年11月5日 |
新潟市美術館の開設により、県都唯一のBSN新潟美術館は使命達成されたとして閉館し、館蔵品の展観継承のため新潟市美術館に寄託。 |
1985年12月1日 |
緊急警報放送システムをラジオ・テレビ同時発信方式で開始。 |
1987年4月6日 |
本社新社屋(本館)より、ラジオ・テレビ番組送出開始。 |
1987年6月30日 |
本社新社屋(本館)竣工。 |
1989年9月27日 |
本社SNG地球基地局完成。(7月8日可搬局、9月7日車載局配備) |
1992年4月1日 |
創立40周年記念事業・VIを実施し、シンボルマーク、コーポレートカラーを刷新する。 |
1993年8月20日 |
500円額面株式1株を50円額面株式10株に分割し、1単位の株式数を100株から1,000株に変更。 発行済株式総数は600万株。 |
1997年10月6日 |
テレビジョン字幕放送開始。 |
1999年2月1日 |
データ多重放送開始。 |
1999年8月2日 |
1単位の株式数を1,000株から100株に変更。 |
2001年10月1日 |
1単位の株式数100株を1単元の株式数100株に変更。 |
2004年12月13日 |
ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2006年4月1日 |
テレビ地上デジタル放送開始。 |
2010年4月1日 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。 |
2010年10月12日 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 |
2011年7月24日 2013年3月8日 2013年7月16日 2014年3月31日 2015年11月1日 2020年12月1日 2022年4月4日 |
テレビのアナログ放送を終了し、デジタル放送に完全移行。 株式会社イタリア軒の全株式を取得。 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 株式会社イタリア軒の全株式を株式会社NSGホールディングスに売却。 ラジオFM補完放送開始。 ラジオ高田FM開局 東京証券取引所の市場再編によりJASDAQ(スタンダード)からスタンダードへ移行 |
事業内容
BSNメディアホールディングス及びそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業は、放送事業、システム関連事業、そして建物サービス事業などです。
放送事業では、新潟放送が一般放送事業を担当しています。また、語れ。はブランディング戦略のコンサルティングを、サンビデオ映像はテレビ番組やCMの制作を手掛けています。
システム関連事業では、BSNアイネットがシステムインテグレーションやITソリューションを提供。ビーアイテックはITインフラ環境の総合サービスやIT運用サポートを、ITスクエアはコンピュータシステムの企画や経営合理化のコンサルタント業務を行っています。さらに、エム・エス・シーは医療保険請求事務の受託や派遣、龍越ソフトはIT関連ソフトウェアの開発・販売、エヌ・テイ・エスはソフトウェア開発やシステム運用・保守サービス、日本ファシリティは一般派遣や事務処理受託、グローバルネットコアはITインフラサービスの提供やWebサイト制作・Webシステム開発を行っています。
建物サービスその他事業では、BSNウェーブが建物管理や不動産関連の業務を担当しています。
これらの事業を通じて、BSNメディアホールディングスグループは、放送からIT、建物管理に至るまで、幅広い分野でサービスを提供しています。
経営方針
BSNメディアホールディングスは、2023年6月1日に認定放送持株会社へ移行し、新たな経営体制のもとで成長戦略を推進しています。同社グループは、放送事業とシステム関連事業を中核に据え、地域社会への貢献と企業価値の長期的な向上を目指しています。特に、デジタルトランスフォーメーションをグループ全体のテーマに掲げ、地域の情報産業として様々な課題解決に取り組んでいます。
中期経営計画(2021年度~2023年度)では、地域未来戦略に貢献するビジネスの創造、グループとしての事業提案の強化、経営基盤の強化を重点項目としています。これらを通じて、新潟の持続的な発展に貢献することを目標に掲げています。
同社は、放送事業の開局70周年を機に、「70の夢応援プロジェクト」などを通じて社会課題の解決に取り組んでいます。また、デジタル化の推進、放送技術の高度化、新規リスナー層の獲得、メディアの多様化への対応など、事業環境の変化に対応するための様々な施策を実施しています。
認定放送持株会社体制への移行により、グループ経営の最適化と迅速な意思決定が可能となり、グループ全体の長期的な成長と企業価値向上を目指しています。これにより、グループ各社の連携強化と新規事業の創出、業務の効率化が進むことが期待されます。
BSNメディアホールディングスは、放送からIT、建物管理に至るまで幅広い事業を展開し、地域に根差したサービス提供を通じて、新潟の情報産業としての役割を果たしています。同社グループの成長戦略は、地域社会への貢献とともに、デジタル化の推進を核としています。