RKB毎日ホールディングス (9407) 株価

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テレビ・ラジオ放送を中核とする放送・システム関連事業の有力企業。番組制作、タイム・スポットCM販売、システム開発・クラウドセキュリティ、太陽光発電やサーモン陸上養殖を展開。連結子会社10社・関連会社3社のグループ体制と大手放送局とのネットワーク協定締結。国内中心に展開。

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事業内容

RKB毎日ホールディングスは、テレビ・ラジオの放送事業を中核に、広告枠の販売や番組制作、システム関連事業、不動産賃貸など多角的に事業を展開する持株会社です。同社は放送でのタイム放送やスポット広告の販売を通じて広告収入を得るほか、番組制作や関連サービスを通じてコンテンツを供給しています。グループ内でシステム開発や保守、クラウド・セキュリティといったITサービスも手掛けています。

主な顧客は広告主、番組制作の委託先、システム導入先や不動産のテナントなどで、広告売上が収益の柱になっています。さらにシステム販売・保守や不動産賃貸、イベントや派遣サービスの利用料、太陽光発電やEC・水産物の販売などが収入源として組み合わさっています。放送面ではTBS系列とのネットワーク協定により番組供給や案件連携も行っています。

事業は大きく放送事業、システム関連事業、不動産事業、その他事業に分かれており、放送事業ではタイム放送・スポット放送・番組制作を行っています。システム関連ではソフトウェアの開発・販売・保守やクラウド・セキュリティサービスを提供し、不動産事業では土地や放送会館の賃貸や駐車場運営を行っています。その他事業では産業・広報映像制作、派遣・イベント、太陽光発電、陸上でのサーモン養殖、ネット販売(EC)など多様な事業を推進しています。

経営方針

同社は放送事業を中核に、エリアに貢献する総合メディア企業を目指しています。地上波テレビの視聴率低下やスポット収入の減少という逆風を受け、明確な売上や利益の数値目標は開示していないものの、放送で培ったコンテンツ制作力を強化しつつ、インターネット配信やポッドキャスト、ソーシャルメディアを併用することで広告収入の拡大を図っています。実際に日本のテレビ関連動画広告が2024年に前年から47.4%伸長した市場環境を踏まえ、RKBオンライン等のアクセス増加とともに広告収入の成長を狙っており、同社は持続可能な地域貢献を重視した安定経営を目指しています。

同社は重点投資分野として、コンテンツ制作の現場改善と制作力向上、システム関連事業の強化、不動産や新規事業への投資を挙げています。制作面では取材力を生かした調査報道やデータ分析を深めることで差別化を図り、労働環境の改善や組織改編で制作現場の生産性も高めています。システム事業は官公庁・医療機関・空港など社会インフラ向けの堅実な案件を基盤に、人工知能やセキュリティといった新技術への挑戦と首都圏を中心とした全国展開を加速させる方針で、同社はここでの技術力を競争優位に変えることを目指しています。

新市場開拓では、メディアと実需を組み合わせた事業拡大を進めています。本年竣工した宗像陸上養殖の施設は年間生産能力500トンで、初出荷は2025年度中を予定しており、国内消費の約8割を輸入に頼るサーモン市場での供給安定化により収益への寄与を見込んでいます。また、今年1月に子会社化したネット通販運営のノウハウを取り込むことで、「放送局×コマース」型の展開を進め、番組やイベントと連動した商品販売や地域向けサービスの拡大を図るなど、既存の放送・イベント・不動産と相乗効果を狙った事業拡大を行っています。

技術革新への取り組みでは、同社はデジタル化の潮流に合わせて制作・配信・運用の効率化を進めています。具体的には、人工知能を活用した制作支援や番組のデータ分析、クラウド基盤とセキュリティの強化を進めることで、システム事業の付加価値を高める施策を展開しています。これにより制作現場の働き方改革も同時に推進し、インターネット配信の視聴データを活用した広告最適化や新しい収益モデルの構築を進めることで、同社はデジタル時代に対応した安定的な成長を目指しています。

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