- 日本企業
- 大東港運
大東港運JP:9367
事業内容
大東港運株式会社は、輸出入貨物取扱事業を中心に多様な事業を展開しています。この事業では、輸出入手続きにおける検疫、検査、保税運送、輸出入通関などの一連の業務を行っています。関連会社として、FDロジスティクス株式会社や株式会社眞榮ロジがこの分野で活動しています。
鉄鋼物流事業も大東港運の重要なセグメントです。この事業では、国内の鉄鋼製品の荷役、保管、配送を行っています。大東港運株式会社がこの分野を担当し、効率的な物流サービスを提供しています。
海外事業では、大東港運(江陰)儲運有限公司やEver Glory Logistics Pte.Ltd.などが活動しています。これらの会社は、倉庫業や陸上運送事業、フレイトフォワーディングを手がけ、国際的な物流ネットワークを構築しています。
国内不動産賃貸事業も展開しており、大東港運株式会社と大東運輸倉庫株式会社がこの分野で活動しています。不動産の賃貸を通じて、安定した収益を確保しています。
その他事業には、港湾荷役事業や国内物流事業、水産物の買付・加工・卸売、損害保険代理業などが含まれます。これらの事業は、大東港運株式会社や関連会社が担当し、多角的なビジネス展開を行っています。
経営方針
大東港運株式会社は、持続可能な成長を目指し、2023年4月から始まる3年間の第8次中期経営計画を推進しています。この計画のテーマは「Be Sustainable ~サステナブルを目指して~」であり、社会環境の変化に対応しながら、長期的な企業価値の向上を目指しています。
同社は、コア事業の拡大と新たな成長領域への挑戦を掲げています。具体的には、輸出入貨物取扱事業や鉄鋼物流事業を中心に、持続的な価値の拡大を図ります。また、営業組織力や人財力、IT力の強化を通じて、付加価値提供力の向上を目指しています。
環境課題や社会課題に配慮した事業推進も重要な柱です。大東港運は、事業活動を通じて地域社会や地球環境に貢献し、公正で透明性の高いガバナンス体制を強化します。これにより、持続可能な社会の実現に寄与します。
グループ全体の成長と発展も重視しています。各グループ会社が自立的に成長できる収益構造を構築し、シナジー効果を最大化することで、全体の競争力を高めます。これにより、グループ全体の持続的な発展を目指します。