スマサポJP:9342

時価総額
¥30.3億
PER
不動産管理会社向けソリューション提供事業を展開し、入居者満足度調査「スマサポサンキューコール」、入居者アプリ「totono」、鍵管理サービス「SKB」、家賃保証サービス「sumai保証」を手がける。

沿革

2012年4月

不動産業におけるインターネットを活用した人材紹介事業を行うために、大阪府大阪市中央区に株式会社宅都ホールディングス(現 株式会社TAKUTO INVESTMENT)の100%子会社として株式会社グローバルエージェント(資本金10,000千円)を設立

2014年6月

本社を東京都品川区東品川へ移転

2016年9月

株式会社スマサポに商号変更

2016年9月

株式会社宅都ホールディングス(現 株式会社TAKUTO INVESTMENT)より株式会社スマサポコールセンターを買収し、入居者満足度調査サービス「スマサポサンキューコール」の提供を開始するとともに、不動産管理会社向けソリューション提供事業を開始

2017年1月

新電力サービス「スマサポでんき」の提供開始

2017年2月

本社を東京都豊島区池袋へ移転

2017年9月

賃貸不動産内覧サポートのスマサポ内覧サービス「SKB」の提供開始

2018年1月

株式会社宅都プロパティ(現 株式会社TAKUTO)より株式会社JEIを買収し、家賃保証サービス「sumai保証」の提供を開始

2018年4月

株式会社JEI及び株式会社スマサポコールセンターを吸収合併

2018年8月

本社を東京都中央区八重洲へ移転

2019年4月

本社を東京都中央区日本橋へ移転

2019年10月

不動産管理会社向けソリューション提供事業を強化するにあたり、不動産管理業である株式会社宅都ホールディングス(現 株式会社TAKUTO INVESTMENT)より独立

2020年8月

and factory株式会社との業務提携により、不動産管理会社と入居者のコミュニケーションを円滑に進めるための入居者アプリ「totono」の提供開始

2021年6月

和歌山県西牟婁郡白浜町に和歌山白浜オフィスを新設

2021年6月

北海道札幌市中央区に北海道オフィスを新設

2021年8月

「totono」事業を加速させるため、and factory株式会社から「totono」事業を譲受

2022年4月

福岡県福岡市中央区に福岡オフィスを開設

2022年7月

デジタル分野での協業強化を目的として大東建託パートナーズ株式会社と資本業務提携契約を締結

2022年8月

「スマサポサンキューコール」の商材強化を目的としてENECHANGE株式会社と資本業務提携契約を締結

2022年12月

東京証券取引所グロース市場に株式を上場

2023年8月

「スマサポサンキューコール」の販路拡大を目的として株式会社リクルートと業務提携

事業内容

スマサポは、不動産管理会社と入居者の間のコミュニケーションを向上させることを目指し、様々なサービスを提供している企業です。同社は、不動産管理業界のIT化の遅れと生産性の低さを解決するために、不動産管理会社向けのソリューション提供事業を展開しています。

主なサービスには、入居者満足度調査サービス「スマサポサンキューコール」があります。これは、新規入居者へのお礼や満足度アンケートの実施を代行し、生活に必要なサービスの案内を行うものです。このサービスにより、不動産管理会社は入居者との関係を強化し、新たな収益源を得ることができます。

また、入居者アプリ「totono」は、入居者と不動産管理会社のコミュニケーションをデジタル化するアプリです。このアプリを通じて、入居時の点検や各種申請、トラブルの相談などが簡単に行えるようになります。不動産管理会社は業務の効率化を図ることができ、入居者は満足度の向上を実感できます。

さらに、「SKB」は賃貸物件の内覧時の鍵の管理業務を効率化するキーボックスサービスであり、家賃保証サービス「sumai保証」は入居者の連帯保証人を代行するサービスです。これらのサービスを通じて、スマサポは不動産管理会社の課題を解決し、業界全体の生産性向上に貢献しています。

経営方針

スマサポは、不動産管理会社と入居者間のコミュニケーション向上を目指し、複数の革新的なサービスを提供している企業です。同社の成長戦略は、主に三つの柱に基づいています。

まず、入居者満足度調査サービス「スマサポサンキューコール」の拡大を通じて安定収益の強化を図っています。このサービスは、新規入居者へのお礼や満足度アンケートの実施、生活に必要なサービスの案内を代行するもので、不動産管理会社の顧客満足度向上と新たな収益源の確保を目指しています。

次に、入居者アプリ「totono」の管理世帯数の増加による収益基盤の拡大を目指しています。このアプリは、入居者と不動産管理会社のコミュニケーションをデジタル化し、入居時の点検や各種申請、トラブル相談などを簡単に行えるようにするものです。業務の効率化と入居者満足度の向上を実現します。

最後に、入居者アプリ「totono」の他社提携等による収益機会の拡大を図っています。生活に密着したサービスの提供を通じて、サービス提供会社からの収益を得る仕組みを充実させ、長期的な収益の拡大を目指しています。

これらの戦略を通じて、スマサポは不動産管理業界のIT化の遅れと生産性の低さを解決し、業界全体の生産性向上に貢献しています。同社は、不動産管理会社の事業効率化や収益向上を図ることで、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。