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コーチ・エィJP:9339
沿革
2001年8月 |
株式会社コーチ・トゥエンティワンが、法人事業部を分社化し、東京都千代田区一番町において株式会社コーチ・エィを設立 |
2001年10月 |
企業のマネジメント層を対象とした研修を中心に、エグゼクティブに対する1対1のコーチングの提供を開始 |
2007年2月 |
東京都千代田区九段南に本社を移転 |
2007年5月 |
コーチングが組織にもたらす成果についての研究及び新たなサービスの研究を行うため、コーチング研究所有限事業責任組合を設立 |
2010年6月 |
主要顧客の海外進出に合わせて、中国及びシンガポールで事業を開始するため、上海、香港及びシンガポールに、それぞれ高起企業管理咨詢 (上海) 有限公司、COACH A (Hong Kong) Co., Ltd.及び COACH A Pte. Ltd. (Singapore)を設立 (注)1 |
2011年1月 |
エグゼクティブを起点とした組織開発に注力するため、当社が株式会社コーチ・トゥエンティワンを吸収合併、併せて米国COACH A CO., LTD.の株式を取得 |
2011年1月 |
企業向けに社内コーチ育成を目的としたDriving Corporate Dynamism(DCD)の提供を開始 |
2013年5月 |
タイで事業を開始するため、バンコクにCOACH A (Thailand) Co., Ltd.を設立 |
2015年5月 |
企業の次世代リーダーに向けたコーチング型マネジメントを学ぶためのプログラムCoachacademia(コーチャカデミア)™(現コーチ・エィ アカデミア)の提供を開始 |
2016年8月 |
米国での事業を拡大するため、新たにCOACH A Inc.を設立(米国COACH A CO., LTD.は2017年10月に清算) |
2017年4月 |
コーチング研究所有限事業責任組合のリサーチ機能を機動的に活用するため、当社のコーチング研究所部門に機能を移行し、コーチング研究所有限事業責任組合は解散 |
2018年3月 |
中国における事業を強化するため、香港の営業機能を当社及び上海に移行し、当社における香港支店を設立 |
2019年3月 |
COACH A Pte. Ltd. (Singapore)を清算 |
2019年10月 |
米国での事業拡大を機動的に実施するため、ASHA SAN INC.(現COACH A INTERNATIONAL INC.)を設立 |
2019年11月 |
米国での事業拡大のため、ASHA SAN INC.がCoach Inc.com Inc.、Corporate Coaches, Inc.、Coach U, Inc.及びCorporate Coach U International, Inc.の4社を買収 |
2020年1月 |
米国の経営資源効率化のため、ASHA SAN INC.の子会社として新たにCOACH U, INC.を設立 |
2020年6月 |
組織変革をドライブさせるためのコミュニケーションを起こすサービス「3分間コーチ」の提供を開始 |
2020年12月 |
ASHA SAN INC.はCoach Inc.com Inc.、Corporate Coaches, Inc.、Coach U, Inc.及びCorporate Coach U International, Inc.の4社の株式を新設したCOACH U, INC.へ現物出資し、COACH U, INC. が4社を子会社化 (注)2 米国の組織再編を行うため、Coach Inc.com Inc.、Corporate Coaches, Inc.、Coach U, Inc.及び Corporate Coach U International, Inc.の4社を清算 |
2021年3月 |
ASHA SAN INC.からCOACH A INTERNATIONAL INC.に社名変更 |
2021年6月 |
米国COACH A Inc.を清算 |
2022年12月 |
東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場 |
2023年3月 |
COACH A(Hong Kong)Co., Ltd.を清算 |
事業内容
コーチ・エィは、日本国内および海外でコーチング事業を展開している企業です。この事業は、システミック・コーチング™による組織開発ビジネスとコーチング人材育成ビジネスの2つの主要なビジネスから構成されています。法人クライアントを主なターゲットとし、エグゼクティブ・コーチング(EC)やDriving Corporate Dynamism (DCD)などのサービスを提供しています。これらのサービスは、組織内のコミュニケーションの減少や生産性の低下などの課題を持つ企業が主なクライアントです。
コーチ・エィの提供するシステミック・コーチング™は、リザルト・フォーカスト、プロセス・オリエンテッド、エビデンス・ベースト、チームベースド・コーチングの4つの特徴を持っています。これらの特徴を活かし、組織変革やリーダーシップの向上を目指します。
また、コーチ・エィ アカデミアでは、リーダー向けコースやプレミアムコースを通じて、コーチングスキルやコーチング型マネジメントに関する理論、具体的な活用方法を学ぶプログラムを提供しています。これらのプログラムは、国際コーチング連盟の基準を満たした世界基準のサービスとして認定されており、受講を修了すると、国際コーチング連盟のコーチ資格の受験に必要な条件の一部を満たすことができます。
さらに、COACH U, INC.が提供するCore Essential Program (CEP)やCore Essential Fast Track Program (CEFTP)は、プロのコーチを目指す個人向けのコーチング学習サービスであり、最先端の情報とツール、高品質な指導を提供しています。これらのサービスも、国際コーチング連盟により認定されたプログラムです。
コーチ・エィは、組織開発とコーチング人材育成を通じて、組織内のコミュニケーション改善や生産性向上、リーダーシップの向上を支援するサービスを提供しています。
経営方針
コーチ・エィは、組織開発とコーチング人材育成を核とする成長戦略を推進しています。同社の目指すところは、システミック・コーチング™を通じて、企業の組織変革を促進し、対話を通じたリーダー育成を行うことです。このアプローチは、組織内のコミュニケーションの活性化や生産性の向上、リーダーシップの強化を目的としています。
同社は、経営指標として売上高、営業利益、受注高、そしてコーチ人数を重視しており、これらの指標を用いて事業の成長を目指しています。特に、高品質なサービス提供を可能にするコーチ人数の確保に注力しています。
経営戦略の柱として、コーチ・エィは以下の三つの重点領域に焦点を当てています。第一に、システミック・コーチング™による組織開発ビジネスの拡大。第二に、サービス開発とそれを支えるIT投資・情報セキュリティの強化。第三に、事業のグローバル化を進めることです。これらの戦略を通じて、同社は組織内のコミュニケーション改善や生産性向上、リーダーシップの向上を支援し、企業価値の向上を目指しています。
また、同社はコーチ人材の更なる採用、サービス品質向上を支えるIT開発・情報セキュリティ、そしてグローバル展開の加速を優先的に対処すべき事業上の課題として挙げています。これらの課題への取り組みを通じて、同社は持続可能な成長を目指しています。
コーチ・エィは、組織開発とコーチング人材育成の分野で、国内外におけるサービス提供を強化し、企業や個人の成長を支援することで、社会に貢献していくことを目指しています。