イー・ロジットJP:9327

時価総額
¥22.9億
PER
通販物流代行、運営代行、物流コンサルティングを提供、商品管理、ピッキング、流通加工、梱包、配送、代金回収、商品撮影、データアップ、受注処理、カスタマーサポートなどのサービスを展開。

沿革

2000年2月

通販物流事業及び物流業務のコンサルティングを行うことを目的として、大阪府東大阪市において当社設立(資本金10百万円)

2000年5月

東京都港区に東京事務所を開設

2000年12月

東京事務所を東京都千代田区九段下に移転し東京本部に名称変更

2001年6月

大阪府大阪市西区に本社移転

2002年1月

東京本部を東京本社に名称変更

2003年10月

東京都葛飾区に葛飾第1物流センターを開設

2004年6月

東京都葛飾区に葛飾第2物流センターを開設

2004年6月

東京本社を東京都千代田区九段下から東京都千代田区神田和泉町に移転

2005年6月

大阪本社を大阪府大阪市中央区に移転

2005年6月

葛飾第1物流センターを閉鎖し、葛飾第2物流センターに統合

2006年6月

千葉県船橋市に船橋第3物流センターを開設

2007年4月

船橋第3物流センターを閉鎖

2007年11月

東京都江戸川区に葛西第4物流センターを開設

2008年6月

東京本社を東京都千代田区神田和泉町に移転

2008年9月

東京都江戸川区に瑞江第5物流センターを開設

2009年4月

大阪本社を大阪府東大阪市に移転

2009年5月

東京都葛飾区に葛飾第6物流センターを開設

2009年7月

本店所在地を大阪府大阪市より東京都千代田区に変更

2009年10月

東京都江戸川区に篠崎第7物流センターを開設

2010年10月

東京都江戸川区に東京フルフィルメントセンター(注)を開設し、葛西第4物流センター、葛飾第6物流センターを統合

2010年11月

瑞江第5物流センターを閉鎖し、東京フルフィルメントセンターに統合

2011年1月

葛飾第2物流センターを閉鎖し、東京フルフィルメントセンターに統合

2011年2月

篠崎第7物流センターを閉鎖し、東京フルフィルメントセンターに統合

2011年5月

東京都江戸川区に新堀第9物流センターを開設

2011年8月

東京都江戸川区に松江第10物流センターを開設

2012年4月

東京都江戸川区に瑞江第11物流センターを開設

2013年4月

東京都江戸川区に西瑞江第12物流センターを開設

2013年6月

東京都江戸川区に船堀第13物流センターを開設

2013年6月

物流コンサルティングサービスを行うことを目的に、東京都台東区に東京セミナールームを開設

2013年12月

東京都江戸川区に篠崎第14物流センターを開設

2013年12月

東京都江戸川区に松江第15物流センターを開設

2014年10月

埼玉県八潮市に埼玉フルフィルメントセンターを開設し、新堀第9物流センター、瑞江第11物流センター、西瑞江第12物流センター、篠崎第14物流センター、松江第15物流センターを統合

2015年5月

船堀第13物流センターを閉鎖し、埼玉フルフィルメントセンターに統合

2015年7月

東京セミナールームを東京都千代田区に移転

2017年11月

埼玉県三郷市に三郷フルフィルメントセンターを開設

2019年4月

東京都足立区に足立フルフィルメントセンターを開設

2019年4月

大阪府大阪市西淀川区に大阪フルフィルメントセンターを開設

2019年10月

株式会社TETOTETOから通販物流代行事業を譲受け(三鷹サテライトセンターとして開設)

2020年1月

東京本社を東京都千代田区神田練塀町に移転

2021年1月

千葉県習志野市に習志野フルフィルメントセンターを開設

2021年3月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式を上場

2021年6月

埼玉県草加市に埼玉草加フルフィルメントセンターを開設

2022年4月

東京証券取引所スタンダード市場に移行

2022年11月

大阪府大阪市西淀川区に大阪第2フルフィルメントセンターを開設

事業内容

イー・ロジットは、Eコマース市場の成長を支える多角的なサービスを提供する企業です。創業以来、通販物流代行サービスを核に、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)サービスやコンサルティング、人材育成サービスを展開しています。同社は、顧客のニーズに深く寄り添い、Eコマースの進化に貢献することを目指しています。

具体的なサービス内容としては、商品管理、ピッキング、流通加工、梱包、配送、代金回収などの物流代行サービスがあります。これらのサービスは、通販事業者から商品を預かり、一連の物流業務を代行するものです。イー・ロジットは、大型のフルフィルメントセンター(FC)を関東と関西のエリアに展開し、配送コストの削減やリードタイムの短縮を実現しています。

また、運営代行サービスでは、商品撮影、商品データのアップロード、受注処理、カスタマーサポートなどを提供しており、通販事業者のオンライン販売をトータルでサポートしています。

さらに、物流コンサルティングサービスでは、イー・ロジットが通販物流事業で培ったノウハウを活かし、セミナーや業務改善の提案を通じて、物流業務を自社で運営する企業を支援しています。

これらのサービスを通じて、イー・ロジットは通販事業者のブランド価値を物流面から高め、Eコマース市場の発展に貢献しています。

経営方針

イー・ロジットは、Eコマース市場の進化に貢献することを目指し、持続的な事業成長と企業価値の最大化を目標に掲げています。同社は、顧客視点での変化の先取りと、社会インフラとしての成長をパーパスに据え、顧客企業の成功とエンドユーザーの満足を最優先に考えるバリューを大切にしています。また、新しい視点での提案力、スピード感と正しい生産性、責任を伴う自由の奨励、チーム志向などを重視しています。

中期経営戦略として、イー・ロジットは生産性の向上、固定費の適正化、自動化の推進の3つの軸を強化し、事業拡大を図っています。具体的には、賃借床面積の稼働率追求やFCの運営モデルの転換を通じて収益性を向上させること、固定費削減と高いビジネスモデルの実現、自動倉庫システムの導入による出荷能力の強化を目指しています。

さらに、イー・ロジットは収益性の向上、人材の採用及び育成、新規・周辺領域サービスの拡充、情報管理体制の強化、内部管理体制の強化を経営課題として重視しています。これらの課題に対応することで、BtoC-EC市場の拡大や人材不足、資源価格高騰などの外部環境の変化にも柔軟に対応し、持続可能な成長を目指しています。

経営上の目標としては、売上高と営業利益の拡大を掲げ、物流業界やEC業界の将来展望を踏まえた独自の戦略により、業界成長率を上回る成長を目指しています。これにより、イー・ロジットはEコマース市場の発展に貢献し、通販事業者のブランド価値向上を物流面から支えていく方針です。