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澁澤倉庫JP:9304
沿革
1897年3月 |
澁澤榮一を営業主とし東京深川に澁澤倉庫部を創業 |
1909年7月 |
倉庫部を改組し澁澤倉庫株式会社(資本金50万円)を設立 |
1922年5月 |
門司支店(現:中国・九州支店)を開設 |
1923年9月 |
東京茅場町に本店事務所を移転 |
1933年12月 |
浪華倉庫株式会社を合併、横浜、大阪に支店を開設し六大港に倉庫、港湾施設を保有 |
1937年1月 |
神戸出張所を開設(1941年1月支店に改組) |
1947年8月 |
本店営業部を廃止し東京支店を開設 |
1950年12月 |
東京証券取引所の市場に株式を上場 |
1963年7月 |
澁澤陸運株式会社(現:連結子会社)を設立 |
1964年8月 1968年1月 |
親和陸運株式会社(現:北海澁澤物流株式会社、連結子会社)を設立 株式会社東邦エーゼント(現:澁澤ファシリティーズ株式会社、連結子会社)を設立 |
1969年8月 |
国際航空貨物運送取扱業務を開始 |
1969年9月 |
香港に現地法人澁澤倉庫(香港)有限公司(現:澁澤(香港)有限公司、連結子会社)を設立 |
1972年4月 |
IATA(国際航空運送協会)公認代理店の資格を取得し航空貨物取扱業務を拡充 |
1972年4月~ |
倉庫、海運、陸運の営業一体化をはかり、新しい総合物流体制を開始 |
1974年7月 |
東京都中央区に賃貸用オフィスビル(澁澤ビル)竣工 |
1981年1月 |
大宮通運株式会社(現:連結子会社)の株式取得 |
1991年4月 |
東京都中央区に賃貸用オフィスビル(澁澤シティプレイス)竣工 |
1991年6月 |
日正運輸株式会社(現:連結子会社)の株式取得 |
1994年12月 |
上海に駐在員事務所を開設 |
1997年3月 |
創業100周年 |
1998年7月 |
ホーチミンに駐在員事務所を開設 |
2002年9月 |
上海に現地法人澁澤物流(上海)有限公司(現:連結子会社)を設立 |
2004年5月 |
東京都江東区に賃貸用オフィスビル(澁澤シティプレイス永代)竣工 |
2005年8月 |
広州に駐在員事務所を開設 |
2005年12月 |
トランクルームサービスに関してISMS(Ver.2.0)(現:ISO/IEC27001:2013)の認証を取得 |
2006年10月 |
関西支店(現:神戸支店)ISO9001の認証を取得 |
2009年7月 |
神戸市中央区において新拠点稼働 |
2009年8月 |
東京都江東区に本店を移転 |
2009年9月 |
東京都中央区に賃貸用オフィスビル(澁澤シティプレイス蛎殻町)竣工 |
2009年11月 |
ホーチミンに現地法人Shibusawa Logistics Vietnam Co., Ltd.(現:連結子会社)を設立 |
2011年11月 |
ハノイに現地法人Shibusawa Logistics Vietnam Co., Ltd.の支店を開設 |
2012年3月 |
AEO認定通関業者の認定取得 |
2013年6月 |
広州に現地法人澁澤物流(上海)有限公司の分公司を開設 |
2013年9月 |
マニラに駐在員事務所を開設 |
2014年4月 |
AEO特定保税承認者の承認取得 |
2014年4月 |
大阪府茨木市に茨木倉庫A棟竣工 |
2014年8月 |
横浜市神奈川区に澁澤ABCビルディング1号館竣工 |
2014年11月 |
Vinafco Joint Stock Corporation(ベトナムの物流企業、現:持分法適用関連会社)の株式取得 |
2015年5月 |
大阪府茨木市に茨木倉庫B棟竣工 |
2018年4月 |
武漢に現地法人澁澤物流(上海)有限公司の分公司を開設 |
2018年6月 |
ダイドードリンコ株式会社と合弁会社ダイドー・シブサワ・グループロジスティクス株式会社(現:持分法非適用関連会社)を設立 |
2019年10月 |
株式会社データ・キーピング・サービス(現:持分法適用関連会社)の株式取得 |
2020年2月 |
横浜市神奈川区に澁澤ABCビルディング2号館竣工 |
2020年9月 |
現地法人Shibusawa Logistics Vietnam Co., Ltd.の出資比率変更(51%から90%に引上げ) |
2022年6月 |
マニラ現地法人TDG-Shibusawa Logistics, Inc.(現:持分法非適用関連会社)営業開始 |
2022年7月 |
平和みらい株式会社(現:連結子会社)の株式追加取得 |
事業内容
澁澤倉庫株式会社とそのグループ企業(子会社15社および関連会社8社)は、物流事業と不動産事業を中心に展開しています。物流事業では、倉庫業務、港湾運送業務、陸上運送業務、国際輸送業務、およびその他の物流業務を提供しています。倉庫業務には、貨物の保管や流通加工などが含まれ、大宮通運株式会社や九州澁澤物流株式会社がこれらのサービスを提供しています。港湾運送業務は、門司港運株式会社などが船内荷役や沿岸荷役を手掛けています。陸上運送業務では、澁澤陸運株式会社が貨物自動車運送や引越サービスを提供しています。国際輸送業務は、澁澤(香港)有限公司やShibusawa Logistics Vietnam Co., Ltd.が国際一貫輸送や国際航空貨物運送を行っています。その他の物流業務として、物流施設の賃貸や通運業務も行っており、大宮通運株式会社がこれに携わっています。
不動産事業では、オフィスビルなどの賃貸業務を主軸に展開しており、澁澤ファシリティーズ株式会社が不動産管理業務を担当しています。これらの事業を通じて、澁澤倉庫株式会社グループは、物流と不動産の分野で幅広いサービスを提供しています。
経営方針
澁澤倉庫株式会社は、物流と不動産事業を軸に展開している企業です。同社は、不透明な経済環境の中で、持続可能で豊かな社会の実現を目指し、「Shibusawa 2030 ビジョン」を掲げています。このビジョンの下、同社は「Value Partner」として、お客様の事業活動に新たな価値を生み出すことを目標にしています。
同社の成長戦略は、事業の競争力強化とサービス領域の拡大、ESG経営の確立に焦点を当てています。具体的には、カテゴリーNO.1の物流サービスの確立、物流を超えたアウトソーシングサービスの育成、スマートで強靭な不動産ポートフォリオの構築、ステークホルダーとの共存共栄の関係の進化、多様な人材が働き甲斐を感じる労働環境の確立、そして実効性のあるコーポレートガバナンスの確立に取り組んでいます。
中期経営計画「澁澤倉庫グループ中期経営計画 2023」では、強みの明確化と競争力強化、採算性の向上、業域の拡大、不動産事業ポートフォリオの充実、そしてESGへの取り組みの進化を課題として挙げています。これらの施策を通じて、同社は事業の成長とともに、財務体質の改善、事業インフラの整備、コンプライアンスの徹底、コーポレート・ガバナンスの強化を図り、経営品質の向上を目指しています。
また、サステナビリティ推進基本方針に基づき、地球温暖化の防止、循環経済への転換、安全・安心の実現、イノベーションの活用、人権の尊重、共存共栄の追求をマテリアリティ(重要課題)として特定し、社会課題の解決に事業活動を通じて取り組むことで、企業価値の向上を図っています。