フューチャーリンクネットワークJP:9241

時価総額
¥12.4億
PER
地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の運営、地域の中小事業者向け情報配信支援、全国の運営パートナーへのビジネスモデル提供、地域密着型ふるさと納税業務支援、地域共通ポイント制度運営、官民協働ポータルサイト運営。

沿革

2000-03千葉県八千代市に㈲フューチャーリンクネットワークを設立
地域情報サイト『まいぷれ』運営開始
2000-09本社を千葉県習志野市に移転
2001-11㈲フューチャーリンクネットワークを㈱フューチャーリンクネットワークに組織変更
2002-04本社を千葉県船橋市に移転
2005-09まいぷれ運営パートナー事業開始、『まいぷれ出雲』(島根県出雲市版)を開設
2006-08日本初官民協働地域ポータルサイト『宮前ぽーたろう』(神奈川県川崎市宮前区版)を開設
2006-10株式会社宣美を子会社化し、マーケティング支援事業を開始
2006-11プライバシーマークの認定取得
2012-07茨城県行方市に「行方オフィス」開設
2012-08地域共通ポイントサービス「まいぷれポイント」を開始
2015-07茨城県行方市と「ふるさと応援寄付金事務局業務及び情報発信事業に関する業務委託契約」を締結し、ふるさと納税業務支援ソリューションを開始
2016-03地域共通ポイントの導入支援事業において大日本印刷㈱との協業を開始
2016-06船橋市インフォメーションセンターの運営を開始
2016-09加古川市共通ポイント制度「かこがわウェルピーポイント」の窓口業務を行うことを目的に兵庫県加古川市に子会社㈱まいぷれ加古川を設立
2018-09子会社㈱宣美を吸収合併し、「八千代オフィス」を開設
埼玉県鴻巣市に「鴻巣オフィス」を開設
2019-09㈱まいぷれ加古川を吸収合併
2021-08東京証券取引所マザーズ市場に上場
2022-03千葉県富津市に廃校になった小学校を拠点にした「富津金谷小オフィス」を開設
2022-04東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
2022-09千葉県富津市に子会社「株式会社公共BPO」(現連結子会社)を設立
2023-03カタログギフトサービス「まいぷれのご当地ギフト」の販売を開始

事業内容

フューチャーリンクネットワークとその関連会社である株式会社公共BPOは、2つの主要な事業セグメントを通じて、地域社会の持続可能なモデル構築と地域活性化を目指しています。同社グループの核となるのは、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の運営です。このプラットフォームは、地域の店舗やイベント、役立つ情報などを集約し、地域の魅力を発信することで地域活性化に貢献しています。

第一の事業セグメントは地域情報流通事業です。この事業では、地域の中小事業者向けに情報配信サポートを提供し、全国の運営パートナーにビジネスモデルを提供しています。収益源は、地域事業者からの月額課金や運営パートナーからの加盟料とロイヤルティです。また、地域に根ざしたマーケティングソリューションや地域の特産品を集めたカタログギフト「まいぷれのご当地ギフト」の販売も行っています。

第二のセグメントは公共ソリューション事業で、自治体や国の課題解決に向けた官民連携ソリューションを提案しています。ふるさと納税業務支援や地域共通ポイント「まいぷれポイント」の運営、官民協働ポータルサイトの運営などが含まれます。これらのサービスを通じて、地域経済の活性化と自治体の課題解決を目指しています。

フューチャーリンクネットワークは、地域情報の流通と公共ソリューションの提供を軸に、地域社会の発展に貢献している企業です。

経営方針

フューチャーリンクネットワークは、持続可能な地域社会モデルの構築をミッションとし、地域活性化を目指しています。同社は、地域に点在する付加価値を流通させるプラットフォーム「まいぷれ」を通じて、地域の魅力を発信し、地域経済の活性化に貢献しています。

経営戦略として、同社は地域情報プラットフォームの運営に特化し、地域の中小事業者や店舗から収集した情報を編集・発信することで、地域の付加価値情報を循環させています。これにより、中小事業者の顧客満足向上とメディア力の価値向上を図っています。また、運営パートナーの強化と増加による事業拡大、公共ソリューション事業の展開を通じて、地域経済のさらなる活性化を目指しています。

同社は、売上高及び営業利益の増加を企業価値の重要な指標としており、まいぷれ利用店舗数や展開エリア数などを成長のための客観的な指標としています。これらの指標を基に、事業の成長と収益基盤の強化を図っています。

さらに、サービスの継続的な成長、収益基盤の強化、サービスの健全性維持、組織力と内部管理体制の強化に重点を置いています。これには、運営パートナーへの経営指導力の強化、地域情報プラットフォームの開発継続、システムの安定稼働やセキュリティの向上、優秀な人材の確保と育成、内部管理体制の強化などが含まれます。

フューチャーリンクネットワークは、これらの戦略を通じて、地域社会の持続可能な発展に貢献し、地域活性化を実現することを目指しています。