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デリバリーコンサルティングJP:9240
沿革
年 月 |
概 要 |
2003年4月 |
東京都港区南麻布に株式会社デリバリー(現 当社)(資本金1,000千円)を設立 |
2005年8月 |
株式会社メディアシークに対する第三者割当増資を実施し、同社の連結子会社となる |
2005年8月 |
本社を東京都港区麻布台に移転 |
2005年8月 |
ベトナム・ホーチミンにDelivery Vietnam Co., Ltd.を設立し、日本向けオフショア開発事業開始 |
2006年7月 |
タイ・バンコクにDelivery Thai Co., Ltd.を設立し、日本向けBPO事業開始 |
2011年1月 |
本社を東京都港区南麻布に移転 |
2011年12月 |
福岡オフィスを開設 |
2013年6月 |
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際標準規格である「ISO27001」の認証を取得 |
2013年12月 |
米国のTableau社とアライアンスパートナー(Tableau Alliance Partner Program)契約の締結 |
2015年3月 |
株式会社高速屋と共同出資で株式会社ディーソフトを設立 |
2015年4月 |
米国のTableau社よりアライアンスパートナー(Tableau Alliance Partner Program)に認定 |
2015年7月 |
タイ・チョンブリにDelivery International Thai Co., Ltd.(タイ法人、現連結子会社)を設立し、タイ国内の日系企業向けの情報システム運用支援サービスを提供開始 |
2015年12月 |
企業の業務効率化を推進するロボティックオートメーションツール「ipaS」提供開始 |
2016年2月 |
本社を東京都港区高輪に移転 |
2016年2月 |
テクノロジーコンサルティングへの取り組みを内外に明確にするため商号を株式会社デリバリーコンサルティングへ変更 |
2017年7月 |
株式会社ディーソフトの株式を一部譲渡し、同社を子会社から除外 |
2018年9月 |
Delivery Thai Co., Ltd.の全株式を譲渡し、同社を連結子会社から除外 |
2018年12月 |
米国のAutomated Insights社が開発した自然言語生成エンジンWordsmith(ワードスミス)の日本国内における販売代理店ライセンス取得 |
2019年6月 |
Delivery Vietnam Co., Ltd.の全株式を譲渡し、同社を連結子会社から除外 |
2019年11月 |
ロボティックオートメーションツール「ipaS」の名称を「ipaSロボ」に変更 |
2020年7月 |
株式会社セールスフォース・ドットコムのコンサルティングパートナーに認定 |
2020年8月 |
ネットスマイル株式会社とのAIを活用したOCR製品である「AIスキャンロボ®」販売代理店契約の締結 |
2020年10月 |
米国のTableau社よりTableau委託先公式サプライヤーに認定 |
2020年10月 |
株式会社MeeCapとの業務可視化・分析ソリューション「MeeCap ® 」販売業務委託契約の締結 |
2021年1月 |
株式会社メディアシークからの派遣役員の異動により、同社の連結子会社から持分法適用関連会社に変更 |
2021年3月 |
ウイングアーク1st株式会社と同社製品導入における協業を推進するEmpowerment Partner契約の締結 |
2021年3月 |
Kore.ai, Japan合同会社とアライアンスパートナー契約の締結 |
2021年7月 |
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場へ移行 |
2022年12月 |
本社を東京都港区赤坂に移転 |
事業内容
デリバリーコンサルティングは、ITコンサルティング事業を核として創業し、その後、ベトナムやタイのリソースを活用したオフショアサービスを展開してきました。同社は、テクノロジーコンサルティングを強化し、革新的な製品・サービスの提供を目指しています。デリバリーコンサルティングは、デジタルトランスフォーメーション(DX)事業を通じて、クライアント企業のDXを支援しています。この事業では、デジタルマイグレーション、データストラテジー、インテリジェントオートメーションの3つの主要サービスを提供しています。
デジタルマイグレーションサービスでは、クライアントのデジタル化推進を支援し、デジタルプラットフォームの構築を行います。データストラテジーでは、企業のデータ活用を戦略的に進めるコンサルテーションを提供し、ビジネス変革を支援します。インテリジェントオートメーションサービスでは、業務効率化のためのITツール導入を進め、DXへの拡大ソリューションを提供しています。
具体的な製品としては、「Wordsmith」や「aimS」(AI Merchandizing Service)などがあります。「Wordsmith」は、自然な文章を自動生成するソリューションで、デリバリーコンサルティングは日本初の国内販売代理店として導入支援を行っています。「aimS」は、クラウドテクノロジーとAIを活用したソリューションで、商品ライフサイクル全体の売り方を最適化し、クライアント企業の売上や利益の増加に貢献します。
また、業務自動化ソリューションとして「ipaSロボ」を提供しており、RPA技術を活用して業務プロセスを自動化します。さらに、AIスキャンロボやプロセスマイニングツールを用いた業務プロセスの最適化サービスも展開しています。これらのサービスを通じて、デリバリーコンサルティングはクライアント企業のデジタルトランスフォーメーションを幅広く支援しています。
経営方針
デリバリーコンサルティングは、日本のITサービス業界に革新をもたらすテクノロジーコンサルティングを目指しています。同社は、企業変革を実現するビジネスパートナーとして、レガシーシステムと最先端技術の双方に精通したITプロフェッショナル集団を標榜しています。システム構築から内製化まで、高付加価値サービスを提供し、クライアントのビジネスモデル変革や新規サービス開発を支援しています。
デリバリーコンサルティングは、デジタル技術が企業変革を加速する現代において、世界レベルのテックナレッジを持つアーキテクト、デジタル変革を成功に導くプロジェクトマネジメント、システム内製化を具現するイネーブルメントの3つをコアコンピタンスとしています。これらを通じて、時代に先駆けるIT人材を育成し、健全な企業文化と経営を実現しています。
経営戦略として、デリバリーコンサルティングはテックパートナーとの協業推進、マーケティングへの投資、既存サービスの高収益化、新たな収益機会の創出に注力しています。これらの施策を通じて、成長著しいDX市場での顧客基盤拡大と収益最大化を目指しています。特に、テックパートナーとの協業により、ソフトウエアやクラウドサービスの活用支援を強化し、新規顧客開拓を実現しています。
また、デリバリーコンサルティングは、DX推進に必要なソフトウエアやクラウドサービスを提供するテックパートナーとの協力関係を強化し、継続的な新規顧客開拓を目指しています。マーケティング施策の強化によりブランド認知を高め、新規顧客獲得能力を増強しています。さらに、サービス提供実績の積み上げにより提案価値を強化し、案件ごとの受注金額の向上を図っています。
デリバリーコンサルティングは、最新ITソリューション及びクラウドサービスの活用力を活かし、DXによる新たな価値創出を念頭に置き、各種テックを統合的な視点から最適運用することで、将来的な拡張性を維持し、新たな課題に対して素早く対応するシステムやサービスを提供しています。