エフビー介護サービスJP:9220

時価総額
¥33億
PER
6.7倍
福祉用具貸与・販売や住宅改修を行う福祉用具事業と、介護付き有料老人ホームや訪問介護などを提供する介護事業を展開。

事業内容

エフビー介護サービス株式会社は、介護サービスを通じた社会貢献を目指す企業で、福祉用具事業と介護事業の2つの事業セグメントを持っています。福祉用具事業では、介護保険法に基づく福祉用具の貸与・販売や住宅改修を行い、利用者が自宅で自立した生活を送れるよう支援しています。

介護事業では、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホーム、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、デイサービス、訪問介護、訪問看護、居宅介護支援、介護保険外サービスを提供しています。これにより、地域に密着したワンストップの介護サービスを実現しています。

福祉用具事業では、車いすや特殊寝台などの福祉用具をレンタルし、利用者の生活環境に応じた最適な用具を提供しています。また、住宅改修サービスも行い、手すりの設置や段差解消などを通じて、利用者が安心して暮らせる住環境を提案しています。

介護付き有料老人ホームでは、介護スタッフが常駐し、利用者に合わせたケアプランを提供します。生活支援や日常生活の介護サービスに加え、リハビリテーションや健康相談も行い、利用者の自立支援をサポートしています。

住宅型有料老人ホームでは、要介護者や自立した高齢者を受け入れ、生活援助や介護相談、レクリエーションを提供しています。外部の訪問介護やデイサービスを利用しながら、安心して生活できる環境を整えています。

グループホームでは、認知症の方を対象に少人数での共同生活を提供し、家庭的な雰囲気の中で日常生活を支援します。認知症状の安定と利用者の望む生活を実現するためのケアを行っています。

小規模多機能型居宅介護では、通い、訪問、泊まりの3つのサービスを組み合わせ、利用者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう支援しています。看護小規模多機能型居宅介護では、医療的ケアが必要な方への訪問看護を加えたサービスを提供しています。

デイサービスでは、利用者が施設に通い、健康チェックやレクリエーション、入浴などのサービスを受けられます。地域密着型の少人数制で、手厚い介護を提供しています。

訪問介護では、介護職員が利用者の自宅を訪問し、身体介護や生活援助を行います。訪問看護では、看護師が自宅を訪問し、医療処置や生活援助を提供し、在宅療養を支援します。

居宅介護支援では、ケアマネジャーが利用者に合わせたケアプランを作成し、適切な介護サービスの利用をサポートします。介護保険外サービスとして、食事提供サービスも行い、利用者に安心と満足を提供しています。

エフビー介護サービス株式会社は、信越及び北関東エリアを中心に事業を展開し、南関東エリアにも進出しています。福祉用具事業は18ヵ所、介護事業は99ヵ所の拠点を持ち、地域に密着したサービスを提供しています。

経営方針

エフビー介護サービス株式会社は、介護サービスを通じた社会貢献を目指し、利用者の幸せと満足を追求しています。同社は、地域密着型の介護サービスを提供し、福祉用具のレンタル・販売を通じて市場シェアの拡大を図っています。これにより、利用者の多様なニーズに応えることを目指しています。

同社の中期経営計画では、サービスの質の向上と提供地域の拡大を基本方針としています。福祉用具事業では、訪問回数を増やし、利用者の負担を軽減するための価格低減を進めています。介護事業では、介護技術の再習得を通じてサービスの質を向上させ、特に需要が高まるグループホームや訪問介護の拡大を図っています。

エフビー介護サービスは、2025年から2029年までの5年間を計画期間とし、売上高150億円、調整後営業利益10億円を目標としています。新設事業所整備補助金を活用し、介護事業所の新設を進めることで、経営基盤の強化を図ります。これにより、持続可能な成長を目指しています。

同社は、介護保険法の改正に対応し、地域の特性を把握しながら、訪問看護や小規模多機能型居宅介護の強化を進めています。また、人材の採用・育成に注力し、多様な人材の確保と教育研修体制の整備を行っています。これにより、サービス品質の向上と人材の定着を図っています。

事業展開エリアの拡充も進めており、信越及び北関東に加え、南関東エリアへの進出を果たしました。新規開設やM&Aを通じて、首都圏を含む関東エリアでのドミナント展開を計画しています。これにより、地域に密着したサービス提供を強化し、成長を持続させる方針です。