CaSyJP:9215

時価総額
¥17億
PER
170.7倍
家事代行サービス事業を展開し、お掃除代行、お料理代行、ハウスクリーニング、整理収納サービスなどを提供するマッチングプラットフォーム運営。

沿革

2014年

1月

創業者3名の自己資金で、東京都千代田区一番町にて株式会社CaSyを設立

6月

オンライン完結で予約ができるお掃除代行サービス「CaSy」を東京都港区・渋谷区・新宿区・目黒区・世田谷区にて提供開始

12月

業況拡大に伴い本社を東京都港区赤坂に移転

2015年

2月

お掃除代行で「定期サービス」の提供開始

2月

東京都23区/主要都市部・神奈川県横浜・川崎エリアにサービス提供拡大

8月

関西都市圏エリア(大阪市、神戸市)でサービス提供開始

9月

業況拡大に伴い本社を東京都千代田区平河町へ移転

2016年

1月

お掃除代行サービスで、当日3時間前までの予約に対応する「直前リクエスト」を開始

3月

お客様からの要望を受け「お料理代行サービス」を開始

10月

LINE株式会社「LINE Official Web App」のローンチパートナーとしてLINEアプリとの連携開始

2017年

9月

ハウスクリーニングサービス開始

2018年

5月

首都圏及び関西地区のサービスエリア拡大

8月

宮城県仙台市にてサービス開始

9月

厚生労働省主宰「イクメン企業アワード2018」理解促進部門特別奨励賞受賞

10月

愛知県名古屋市にてサービス提供開始

業況拡大のため、本社を東京都品川区上大崎へ移転

2019年

2月

整理収納サービスを限定的に提供開始

3月

共働き世帯向け情報誌「日経DUAL」において家事代行サービス第1位を獲得

「初回お試しサービス」の開始

2020年

6月

スマートロックの「ビットキー」と連携

2021年

1月

本人確認APIサービス「TRUSTDOCK」と連携

6月

1時間からのお掃除サブスク「SMART家事代行」を開始

8月

当社他2社と共同で依頼者・サービス提供者・事業者が遵守すべき原則として「ホームサービス・プラットフォームにおける安心・安全行動原則」を策定

8月

家事代行サービスのサービスチケットが贈れるギフトカードの直販を開始

9月

家事代行スタッフ向けオンラインコミュニティ「CACACO」をオープン

10月

家事代行スタッフ向けに「報酬前払いサービス」を導入

2022年

2月

東京証券取引所マザーズに上場

3月

家事代行事業者向け業務管理システム「MoNiCa」の実証実験開始

12月

整理収納サービスの本格展開を開始

2023年

12月

CO-FUKUI未来技術活用プロジェクトの採択企業としてCaSyが選出

事業内容

CaSyは、「笑顔の暮らしを、あたりまえにする。」をビジョンに掲げ、家事代行サービス事業を通じて、忙しい日常から解放される時間を提供しています。同社のサービスは、お掃除代行、お料理代行、ハウスクリーニング、整理収納サービスなど、暮らしをサポートする幅広い内容を10都府県で展開しており、これらのサービスは全てスマートフォンアプリ「CaSy」または同社のウェブサイトを通じて依頼できます。サービスの利用料金は、お掃除代行やお料理代行に関しては、スポット利用や定期利用に応じて異なり、その他のサービスは依頼内容によって変動します。

同社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、マッチング自動化システムや専用アプリの独自開発により、顧客とサービス提供者(キャスト)の最適なマッチングを実現しています。また、エンジニアリング能力とキャストとのエンゲージメント(絆作り)による品質管理体制の強化にも力を入れています。

同社のビジネスモデルは、C to B to C(Consumer to Business to Consumer)であり、お客様とキャストのマッチング及び各種調整、取引の決済機能が主なサービス内容です。価格競争力と使い勝手の良さ、高い品質管理体制、定期利用によるストック型ビジネスモデルを強みとしています。

お客様登録数は継続して増加しており、2023年11月末では16万人を超え、キャスト登録数も約15,000人に達しています。定期利用ユーザー(UU)数の成長や定期契約によるARR(Annual Recurring Revenue)の増加、低い定期解約率とキャストのチャーンレートが、同社の安定した成長を示しています。

経営方針

CaSyは、家事代行サービスを通じて「笑顔の暮らしを、あたりまえにする。」というビジョンを追求しています。同社は、顧客とサービス提供者(キャスト)の間で最適なマッチングを実現するために、デジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に推進しており、マッチング自動化システムや専用アプリの独自開発に注力しています。これにより、顧客とキャストの間での効率的なマッチングを実現し、サービスの利便性と品質を高めています。

同社の成長戦略は、顧客基盤とキャスト基盤の拡大に重点を置いています。2023年11月末時点で、顧客登録数は16万人を超え、キャスト登録数も約15,000人に達しており、定期利用ユーザー数の成長や定期契約による年間繰り返し収益(ARR)の増加が同社の安定した成長を支えています。また、低い定期解約率とキャストのチャーンレートが、同社のビジネスモデルの持続可能性を示しています。

さらに、同社はエンジニアリング能力とキャストとのエンゲージメントによる品質管理体制の強化にも力を入れており、これによりサービスの品質を維持し、顧客満足度を高めています。これらの取り組みは、同社が提供する家事代行サービスの価値を高め、市場での競争力を強化しています。

結論として、CaSyは、デジタル技術を駆使したマッチングシステムの開発、顧客とキャストの基盤拡大、品質管理体制の強化を通じて、家事代行サービス市場におけるリーダーとしての地位を確立し、持続可能な成長を目指しています。