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神奈川中央交通JP:9081
沿革
1921年6月 |
会社設立(相武自動車株式会社)。 |
1921年8月 |
自動車運輸事業の免許を受ける。 |
1936年12月 |
合資会社鶴屋商会および合資会社戸塚自動車商会を合併。 |
1937年1月 |
商号を相武鶴屋自動車株式会社に変更。 |
1939年5月 |
大型自動車運送事業の免許を受ける。 |
1939年6月 |
中央相武自動車株式会社を合併、商号を東海道乗合自動車株式会社に変更。 |
1942年2月 |
秦野自動車株式会社を合併。 |
1944年5月 |
伊勢原自動車株式会社および藤沢自動車株式会社を合併。 |
1944年6月 |
商号を神奈川中央乗合自動車株式会社に変更。 |
1949年5月 |
東京証券取引所に株式を上場。 |
1950年5月 |
相模中央交通株式会社を合併(一般貸切旅客自動車運送事業承継)。 |
1951年6月 |
商号を神奈川中央交通株式会社に変更。 |
1963年3月 |
湘北交通株式会社の株式を取得。 |
1967年8月 |
不動産業開始。 |
1972年12月 |
神奈中ハイヤー株式会社を設立。 |
1975年4月 |
一般乗用旅客自動車運送事業の譲渡を神奈中ハイヤー株式会社に1973年4月より5次にわたり履行し、完了。 |
1976年8月 |
株式会社神奈中スイミングスクールを設立。 |
1977年10月 |
食堂業開始。 |
1978年4月 |
国内旅行業開始。 |
1980年12月 |
株式会社平塚グランドホテルを設立。 |
1981年11月 |
ホテル業開始。 |
1984年4月 |
株式会社伸交商事を設立。 |
1984年9月 |
遊技場業開始。 |
1988年4月 |
株式会社中伊豆グリーンクラブを設立。株式会社相模グラージの株式を取得。 |
1992年6月 |
神中興業株式会社の株式を取得。 |
1994年7月 |
神奈川三菱ふそう自動車販売株式会社の株式を取得。 |
1995年4月 |
一般貸切旅客自動車運送事業の一部を当社に残し、他を神奈中ハイヤー株式会社へ譲渡。 |
1995年12月 |
株式会社湘南神奈交バスを設立。 |
1997年10月 |
株式会社神奈中システムプランを設立。 |
1999年7月 |
株式会社津久井神奈交バスを設立。 |
2000年6月 |
株式会社横浜神奈交バスを設立。 |
2000年12月 |
株式会社相模神奈交バス、株式会社藤沢神奈交バスを設立。 |
2002年4月 |
株式会社神奈中情報システムを設立。 |
2003年3月 |
横浜ビルシステム株式会社の株式を取得。 |
2004年4月 |
株式会社神奈中クリエイトが株式会社伸交商事と合併、商号を株式会社クリエイトL&Sに変更。 |
2004年8月 |
遊技場業を株式会社クリエイトL&Sへ営業譲渡。 |
2004年10月 |
株式会社神奈中丸菱が株式会社湘南神奈中サービスと合併、商号を株式会社神奈中商事に変更。 |
2004年10月 |
「中伊豆グリーンクラブ」の施設を株式会社クリエイトL&Sへ譲渡。 |
2006年10月 |
神中興業株式会社の自動車販売事業を神奈中相模ヤナセ株式会社へ譲渡。 |
2007年4月 |
株式会社神奈中アカウンティングサービスを設立。 |
2009年3月 |
神奈川三菱ふそう自動車販売株式会社が株式会社カフスを吸収合併。 |
2009年9月 |
株式会社神奈中タクシーホールディングスを設立。 |
2013年7月 |
株式会社クリエイトL&Sの遊技場業をグループ外の承継会社に会社分割(簡易吸収分割)。 |
2017年1月 |
株式会社横浜神奈交バスを吸収合併。株式会社湘南神奈交バスが株式会社津久井神奈交バスを吸収合併、商号を神奈川中央交通西株式会社に変更。株式会社藤沢神奈交バスが株式会社相模神奈交バスを吸収合併、商号を神奈川中央交通東株式会社に変更。 |
2018年7月 |
神奈中ハイヤー株式会社が神奈中サガミタクシー株式会社を吸収合併。 |
2019年4月 |
神奈中ハイヤー株式会社が二宮神奈中ハイヤー株式会社および神奈中ハイヤー横浜株式会社を吸収合併。 |
2019年7月 |
株式会社神奈中タクシーホールディングスが相模中央交通株式会社、神奈中ハイヤー株式会社および伊勢原交通株式会社を吸収合併、商号を神奈中タクシー株式会社に変更。 |
2021年4月 |
神奈中タクシー株式会社が株式会社湘南相中を吸収合併。 |
2023年4月 |
横浜ビルシステム株式会社が株式会社オリエントサービスを吸収合併。 |
事業内容
神奈川中央交通は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業内容は、一般旅客自動車運送事業、不動産事業、自動車販売事業、およびその他の事業に大別されます。
一般旅客自動車運送事業では、乗合事業を神奈川中央交通、神奈川中央交通東、神奈川中央交通西が、貸切事業を神奈中観光が、乗用事業を神奈中タクシー、海老名相中が担っています。これらの事業を通じて、地域の公共交通としての役割を果たしています。
不動産事業は、賃貸事業と分譲事業の2つのセグメントに分かれており、神奈川中央交通、神奈中タクシー、神中興業が賃貸事業を、神奈川中央交通が分譲事業を手掛けています。これにより、住宅や商業施設の提供を行っています。
自動車販売事業では、商用車販売事業を神奈川三菱ふそう自動車販売、中央自動車が、輸入車販売事業を神奈中相模ヤナセが行っています。これにより、自動車の販売からアフターサービスまでを提供しています。
その他の事業としては、流通事業、レジャー・スポーツ事業、飲食・娯楽事業、ホテル事業、自動車整備事業などがあり、これらを通じて多様なニーズに応えるサービスを展開しています。特に、流通事業を神奈中商事、レジャー・スポーツ事業を神奈中スポーツデザイン、飲食・娯楽事業を神奈川中央交通、神奈中システムプラン、ホテル事業を神奈川中央交通、グランドホテル神奈中、自動車整備事業を神中興業が担っています。
これらの事業を通じて、神奈川中央交通グループは地域社会の発展に貢献しています。
経営方針
神奈川中央交通グループは、顧客の「かけがえのない時間」と「豊かな生活」の実現に貢献することを経営理念に掲げています。この理念のもと、顧客の期待に応える価値を提供し、地域社会と共に歩むこと、そして従業員が働く喜びを実感できる活気ある企業を目指しています。
同社は、新型コロナウイルス感染症の影響や人口減少などの課題に直面していますが、これらの課題に対応するため、バス事業を中心に多様化する顧客ニーズに合わせたビジネスモデルの構築と新サービスの創造に挑戦しています。また、ESGの視点に立った経営を進め、企業価値の向上とステークホルダーからの信頼を高めることを目指しています。
2021年度から2023年度を対象とした中期経営計画では、時代の変化に柔軟に対応し、新たなサービスの創造に挑戦し続けることを目標に掲げています。具体的な重点課題としては、持続的な成長を支える基盤づくり、モビリティサービスの変革、そして「豊かな生活」への貢献が挙げられています。
さらに、2030年を目標年度とする長期ビジョン「Vision 2030 NEXT 神奈中」を策定し、地域価値創造型企業への進化を目指しています。このビジョンに基づき、地域社会と共に成長し、新しい価値を創造していくことを目標に掲げています。
神奈川中央交通グループは、これらの成長戦略を通じて、厳しい経営環境の中でも利益を創出し、持続可能な経営を実現するための取り組みを進めています。