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センコン物流JP:9051
沿革
1959年10月 |
宮城県仙台市郡山(現宮城県仙台市太白区)に資本金100万円をもって株式会社仙台梱包運搬社を設立し、仙台市を事業区域とする一般区域(限定)貨物自動車運送事業の免許を受け、運送事業を開始。 |
1962年8月 |
宮城県全域を事業区域とする一般区域貨物自動車運送事業の免許(現一般貨物自動車運送事業の許可)を取得。 |
1963年12月 |
宮城県名取市に名取営業所を開設(現本社営業所)。 |
1964年7月 |
倉庫業の許可を受け、倉庫事業を開始。 |
1971年3月 |
名取営業所(現本社営業所)に整備工場を建設し、自動車分解整備事業の認証を受ける。 |
1972年5月 |
福島県及び岩手県全域を事業区域とする一般区域貨物自動車運送事業の免許を取得。 |
12月 |
宮城県名取市(現本社所在地)に本社を移転。 |
1974年5月 |
岩手県紫波郡矢巾町に盛岡営業所を開設。 |
1975年9月 |
秋田県秋田市に秋田営業所を開設。 |
1977年7月 |
宮城県古川市(現宮城県大崎市)に古川営業所を開設。 |
8月 |
秋田県全域を事業区域とする一般区域貨物自動車運送事業の免許を取得。 |
1978年10月 |
埼玉県狭山市に株式会社ホンダベルノ埼玉南(現株式会社ホンダカーズ埼玉西)を設立(現連結子会社)。 |
1979年11月 |
秋田県秋田市土崎港に倉庫及び事務所を新設し、秋田営業所を移転。 |
1980年7月 |
自動車運送取扱事業登録(現貨物運送取扱事業の許可及び登録)。 |
1982年9月 |
岩手県北上市に北上営業所を開設。 |
1984年8月 |
島根県八束郡(現島根県松江市)東出雲町に島根連絡所を開設(現山陰センコン物流株式会社)。 |
1985年2月 |
秋田営業所に整備工場を建設し、自動車分解整備事業の認証を受ける。 |
1986年3月 |
山形県天童市に山形営業所を開設。 |
8月 |
軽車輌等運送事業の免許を取得し、軽車輌運送事業を開始(現貨物軽自動車運送事業)。 |
1987年3月 |
山形県全域を事業区域とする一般区域貨物自動車運送事業の免許を取得。 |
4月 |
島根県全域を事業区域とする一般区域貨物自動車運送事業の免許を取得。 |
1989年11月 |
福島県安達郡本宮町(現福島県本宮市)に福島営業所を開設。 |
1990年3月 |
宮城県仙台市宮城野区に港営業所(現仙台港営業所)を開設。 |
1995年2月 |
一般貨物自動車運送事業の事業計画変更により北東北圏(青森県、秋田県及び岩手県)を事業区域とする認可を受ける。 |
5月 |
新潟県北蒲原郡聖籠町に新潟営業所を開設。 |
1996年4月 |
埼玉県川越市に関東営業所(現東京営業所)を開設。 |
4月 |
商号をセンコン物流株式会社に変更。 |
8月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録(現東京証券取引所(スタンダード市場))。 |
1997年6月 |
岩手県胆沢郡金ヶ崎町に岩手営業所(現金ヶ崎物流センター)を開設。 |
6月 |
一般貨物自動車運送事業の事業計画変更により中国圏(広島県、鳥取県、島根県、岡山県及び山口県)を事業区域とする認可を受ける。 |
1999年2月 |
通関業の許可を受け、港営業所(現仙台港営業所)において営業を開始。 |
8月 |
通関業の許可を受け、新潟営業所において営業を開始。 |
8月 |
宮城県名取市に子会社センコンファイナンス株式会社(現株式会社センコンエンタープライズ)を設立(現連結子会社)。 |
11月 |
一般貨物自動車運送事業の事業計画変更により関東甲信越圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、茨城県、栃木県、山梨県、新潟県及び長野県)を事業区域とする認可を受ける。 |
2000年3月 |
岡山県倉敷市に岡山営業所を開設。 |
3月 |
新潟営業所において、ISO9002の認証を取得する。 |
4月 |
宮城県名取市に子会社株式会社テレクオリティ(現株式会社センコンエンタープライズ)を設立(現連結子会社)。 |
7月 |
宮城県名取市に仙台空港営業所を開設。 |
2001年4月 |
宮城県名取市に子会社株式会社センコンエンタープライズを設立(現連結子会社)。 |
2002年3月 |
宮城県仙台市太白区に電子倉庫事業部仙台センター(現RM事業部)を開設。 |
2005年12月 |
厚生労働省より一般労働者派遣事業の許可を受ける。 |
2006年6月 |
本社、港(現仙台港)、古川、秋田、盛岡、北上、山形、福島、島根(現山陰センコン物流株式会社)の各営業所において、グリーン経営認証を取得。 |
2007年4月 |
電子倉庫事業部仙台センターを電子倉庫センター(現RM事業部)に名称変更。 |
12月 |
株式会社日立物流と資本・業務提携。資本金12億6,273万6,500円となる。 |
2008年7月 |
宮城県仙台市青葉区に仙台本社を開設。 |
11月 |
山形県東根市に東根物流センターを開設。 |
2009年3月 |
電子倉庫センター(現RM事業部)において、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC27001」の認証を取得。 |
12月 |
電子倉庫センターをRM事業所(現RM事業部)に名称変更し、第一センター、第二センターを開設。 |
2010年10月 |
宮城県黒川郡大和町に仙台北部ロジスティクスセンターを開設。 |
2013年4月 |
関東営業所(現東京営業所)を埼玉県川越市から東京都大田区に移転。 |
4月 |
岡山営業所(岡山県倉敷市)を島根営業所(島根県松江市、現山陰センコン物流株式会社)に統合。 |
12月 |
RM事業部第二センターに第2号倉庫を新設。 |
2014年1月 |
福島営業所に倉庫を新設。 |
2016年2月 |
岩手県花巻市に花巻営業所を開設。 |
2017年4月 |
関東営業所(現東京営業所)を東京都大田区から東京都江東区に移転。 |
4月 |
島根営業所を分社化し、島根県松江市に山陰センコン物流株式会社を設立(現連結子会社)。 |
5月 |
宮城県仙台市若林区にRM事業部第五センターを開設。 |
2018年6月 |
山形県東根市に東根第二物流センターを開設。 |
2019年12月 |
株式会社富士ロジテックホールディングスと資本・業務提携。 |
2020年7月 |
仙台本社(宮城県仙台市青葉区中央4丁目)を宮城県仙台市青葉区一番町2丁目に移転。 |
9月 |
新潟営業所に第3号倉庫を新設。 |
2021年6月 |
認定通関業者(AEO)の認定を受ける。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しによりJASDAQ市場からスタンダード市場へ移行。 |
事業内容
センコン物流株式会社とその連結子会社7社は、幅広い事業セグメントを展開しています。これらのセグメントには運送、倉庫、乗用車販売、再生可能エネルギー、アグリ(農業)、その他の事業が含まれます。
運送事業では、センコン物流と山陰センコン物流が、顧客の国内貨物及び輸出入貨物の国内輸送を手掛けています。倉庫事業においては、これら2社が貨物の保管、保税蔵置、通関手続き、荷造梱包、解装などの物流業務を提供しています。
乗用車販売事業では、株式会社ホンダカーズ埼玉西が本田技研工業製の新車の仕入れ、販売、修理を行い、株式会社センコンエンタープライズが中古車の仕入れと販売を担当しています。
再生可能エネルギー事業は、株式会社センコンエンタープライズが太陽光発電施設を利用した売電事業を展開。アグリ事業では、フーズロイヤル株式会社と株式会社センコンアグリ宮城が農産物の卸しと販売を手がけています。
その他の事業として、センコンエンタープライズはリース事業、不動産の売買・賃貸、葬祭事業を行っており、これらはセンコン物流グループ各社と協力関係にあります。これらの多岐にわたる事業展開により、センコン物流グループは顧客の多様なニーズに応えています。
経営方針
センコン物流株式会社は、物流を社会の重要な軸と捉え、変化するニーズに対応し社会の繁栄に寄与することを経営の基本方針としています。同社は、陸・海・空の複合一貫輸送システムの構築と、積極的なソリューション型営業活動を通じて、国内外の物流サービスの充実を目指しています。また、組織改革や経営資源の最適化による資産の効率化と財務の健全化を図り、企業価値の向上に努めています。
環境問題への取り組みも重視し、事業活動における環境保全への配慮と営利性の追求の両立を目指しています。経営環境の変化や顧客ニーズに対応するため、ソリューション型営業活動と顧客満足度(CS)活動の展開、現場業務の効率化、専業化の推進、新たな事業モデルの構築に注力しています。従業員満足度(ES)経営を意識した労働環境の改善やプロフェッショナルの育成にも取り組んでいます。
中期経営戦略として、設備と情報通信技術を活用したネットワークの充実、顧客ニーズの多様化・高度化・国際化に対応できる高度な物流価値や新サービスの開発に注力しています。国内物流サービスでは、効率的かつ費用対効果の高い物流システムと情報システムの提供、新たな顧客層の開拓、3PL事業基盤の強化に努めています。国際物流サービスでは、一貫輸送システムの展開と海外進出をサポートする商物一体物流サービスのビジネスモデル構築を進めています。
センコン物流は、これらの戦略を通じて、経営効率の改善、営業収益及び経常利益の拡大を目指し、自己資本利益率(ROE)10%以上を目標に掲げています。