- 日本企業
- 京成電鉄
京成電鉄JP:9009
沿革
年月 |
概要 |
1909年7月 |
京成電気軌道㈱設立 (資本金150万円、1909年6月創立総会) |
1912年11月 |
押上~市川 (現・江戸川) 間、曲金 (現・京成高砂) ~柴又間開通 |
1913年10月 |
柴又~金町 (現・京成金町) 間開通 |
1914年8月 |
江戸川~市川 (現・市川真間) 間開通 |
1915年11月 |
市川新田 (現・市川真間) ~中山 (現・京成中山) 間開通 |
1916年12月 |
中山 (現・京成中山) ~船橋 (現・京成船橋) 間開通 |
1921年7月 |
船橋 (現・京成船橋) ~千葉間開通 |
1926年12月 |
津田沼 (現・京成津田沼) ~成田花咲町 (仮駅) 間開通 |
1930年4月 |
成田花咲町 (廃止) ~成田 (現・京成成田) 間開通 |
1931年12月 |
青砥~日暮里間開通 |
1932年7月 |
バス事業の直営開始 |
1933年11月 |
不動産業の営業開始 |
1933年12月 |
日暮里~上野公園 (現・京成上野) 間開通 |
1945年6月 |
商号を京成電鉄㈱に変更 |
1949年5月 |
東京証券取引所上場 |
1951年5月 |
京成建設工業㈱ (現・京成建設㈱) 設立 |
1960年12月 |
都営地下鉄1号線 (現・浅草線) と相互乗り入れ運転開始 |
1971年5月 |
㈱志満津百貨店 (現・㈱水戸京成百貨店に経営承継) の株式取得 |
1972年5月 |
北総開発鉄道㈱ (現・北総鉄道㈱) 設立 |
1973年12月 |
㈱京成ストア設立 |
1978年5月 |
京成成田~成田空港 (現・東成田) 間開通、空港特急「スカイライナー」運転開始 |
1979年3月 |
北総開発鉄道㈱ (現・北総鉄道㈱) 北初富~小室間開通 |
1991年3月 |
成田市駒井野分岐点~成田空港間開通、成田空港ターミナル地下駅乗り入れによる営業開始 |
1991年3月 |
北総開発鉄道㈱ (現・北総鉄道㈱) 京成高砂~新鎌ヶ谷間開通 |
1998年10月 |
千葉急行電鉄㈱千葉中央~ちはら台間の営業譲受 |
2003年10月 |
バス事業を京成バス㈱に営業譲渡 |
2004年7月 |
千葉ニュータウン鉄道㈱が都市基盤整備公団より鉄道施設 (小室~印旛日本医大間) を取得 |
2009年3月 |
帝都自動車交通㈱の株式を追加取得し、連結子会社化 |
2010年7月 |
成田空港線 (成田スカイアクセス) 開業 |
2019年3月 |
京成タクシーホールディングス㈱を設立し、千葉県・茨城県内のタクシー事業を再編 |
2019年10月 |
関東鉄道㈱の株式を追加取得し、連結子会社化 |
2022年9月 |
新京成電鉄㈱の株式を追加取得し、連結子会社化 |
事業内容
京成電鉄グループは、京成電鉄を中心に子会社96社及び関連会社7社から構成されており、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業内容は、運輸業、流通業、不動産業、レジャー・サービス業、建設業、その他の事業に大別されます。
運輸業では、鉄道事業を京成電鉄や新京成電鉄㈱、北総鉄道㈱などが、バス事業を京成バス㈱や関東鉄道㈱、千葉交通㈱などが、タクシー事業を帝都自動車交通㈱や京成タクシーホールディングス㈱などが手掛けています。
流通業においては、ストア業を京成ストア㈱やコミュニティー京成㈱が、百貨店業を水戸京成百貨店㈱が、その他流通業をユアエルム京成㈱などが展開しています。
不動産業では、不動産賃貸業を京成電鉄や新京成電鉄㈱、京成不動産㈱などが、不動産販売業を京成電鉄が、不動産管理業を京成ビルサービス㈱などが行っています。
レジャー・サービス業では、ホテル運営を千葉京成ホテル㈱やケイ・アンド・アール・ホテルデベロップメント㈱が、旅行サービスを京成トラベルサービス㈱が、情報サービスを京成情報システム㈱や関東情報サービス㈱が提供しています。
建設業においては、京成建設㈱や京成電設工業㈱が事業を展開。その他の事業としては、自動車関連のサービスを京成自動車工業㈱や京成車両工業㈱などが手掛けています。
これらの事業を通じて、京成電鉄グループは幅広い分野でサービスを提供し、地域社会の発展に貢献しています。
経営方針
京成電鉄グループは、2022年から2030年にかけての長期経営計画「Dプラン」を推進しています。この計画では、京成電鉄グループの事業エリアの共創と成田空港の機能強化を通じて、サステナブルな社会の実現に貢献することをグループビジョンとして掲げています。このビジョン実現に向け、「安全・安心」を根幹とし、日々の暮らし、観光振興、空港輸送、ガバナンス、人材の5つの長期経営課題に基づいた重点施策を実行しています。
中期経営計画「D1プラン」(2022~2024年度)では、コロナ禍からの回復と長期ビジョン実現に向けた経営推進体制の整備を目標としています。この計画期間中に、各種施策を運輸業、流通業、不動産業、レジャー・サービス業、建設業、その他の事業の各分野で着実に推進し、成長軌道への回帰を目指しています。
具体的な施策としては、日々の暮らしにおける活力あるまちづくりの推進、エコロジカルなまちづくりの推進、観光エリアの魅力向上と新たな観光資源の開発、成田空港の機能強化と利便性の追求、環境・社会に関する情報開示の充実、財務体質の健全化、コーポレート・ガバナンスの強化、ダイバーシティの推進、人材育成などが挙げられます。また、安全・安心に関しては、災害対策の強化、お客様の安全を守る取り組みの強化、テクノロジーの活用を重点施策としています。
京成電鉄グループは、これらの施策を通じて、グループ経営理念に基づき、安全・安心とお客様に喜ばれる商品・サービスの提供を目指し、地域社会の発展に寄与していく方針です。