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明豊エンタープライズJP:8927
沿革
1968年9月 |
東京都渋谷区に長栄不動産株式会社として資本金10,000千円で設立、仲介・賃貸を主力とした宅地建物取引業を開始 |
1977年11月 |
社名を株式会社明豊エンタープライズに変更 |
1995年2月 |
伊藤忠商事株式会社との共同事業物件として「イトーピア梶ヶ谷パークサイド」を販売、不動産分譲事業に進出 |
2001年2月 |
不動産仲介を主たる業務とする株式会社明豊を吸収合併、大阪支店を新たに設置 |
2001年10月 |
「サンフル豊洲ベイステージ」において当社初の自社単独分譲事業に進出 |
2001年12月 |
賃貸物件管理を主な業務とする株式会社豊英エンタープライズ及び不動産売買・仲介を主な業務とするサンフルリアルエステート株式会社をそれぞれ100%出資の子会社とする |
2002年2月 |
株式会社豊英エンタープライズとサンフルリアルエステート株式会社を合併し、株式会社メイホーリアルエステートとする |
2002年7月 |
「サンフル豊洲ベイステージ」の入居者に対し、「リビング・サービス・システム(L.S.S.)」のサービスを開始 |
2003年1月 |
一級建築士事務所登録 |
2003年2月 |
「サンフル高井戸プロセンチュリー」において、「強硬度コンクリート」・水回りの設備変更を容易にする「二重床」を採用し、「100年住宅」を目指した当社初の外断熱工法賃貸マンションに進出 |
2003年3月 |
賃貸代理・仲介及びサブリースを主な業務とする関連会社の株式会社東京テナントセンター(現株式会社明豊プロパティーズ)を100%出資の子会社とする |
2003年7月 |
株式会社メイホーリアルエステートと株式会社東京テナントセンター(現株式会社明豊プロパティーズ)を合併し、賃貸代理・仲介及びサブリースを主な業務とする100%出資子会社の株式会社東京テナントセンターとする |
2004年6月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年12月 |
外断熱分譲マンション第一号「サンフル池上シェルゼ」の竣工 |
2006年5月 |
目黒シェルゼパビリオンオープン |
2006年6月 |
不動産分譲事業のうち共同分譲事業および不動産流動化を目的とした開発事業と不動産仲介事業を担う100%出資子会社として株式会社明豊コーポレーションを設立 |
2006年7月 |
業務拡大のため、本社を東京都渋谷区渋谷二丁目12番19号に移転 |
2006年10月 |
「シェルゼ木場公園」において東京都環境局マンション環境性能表示オール三ツ星(満点)取得 |
2007年7月 |
学校法人早稲田大学との産学共同研究の開始 |
2009年5月 |
株式会社明豊コーポレーションを吸収合併 |
2009年11月 |
本社を東京都目黒区目黒三丁目11番3号に移転 |
2010年10月 |
大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、「大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)」に株式を上場 |
2012年9月 |
本社を東京都目黒区目黒二丁目10番11号に移転 |
2013年7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、「東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)」に株式を上場 |
2014年2月 |
賃貸アパートメントブランド「MIJAS(ミハス)」第一号「ミハス池上」の竣工 |
2015年10月 |
関西地区にて賃貸代理・仲介を主な業務とする、株式会社ハウスセゾンエンタープライズに出資し、子会社化 |
2017年8月 |
不動産特定共同事業許可を取得 |
2018年6月 |
不動産開発・管理を主な業務とする、株式会社ムーンアセットを設立し、子会社化 |
2019年6月 |
賃貸マンションブランド「EL FARO(エルファーロ)」第一号「エルファーロ練馬」の竣工 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場再編により、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
2022年8月 |
総合建設会社である株式会社協栄組を子会社化 |
2023年2月 |
株式会社明豊エンジニアリングに当社と明豊プロパティーズの建築に係る経営資源を一本化 |
事業内容
明豊エンタープライズグループは、明豊エンタープライズとその連結子会社5社(明豊プロパティーズ、ハウスセゾンエンタープライズ、ムーンアセット、協栄組、明豊エンジニアリング)で構成されています。同社グループは、不動産分譲事業、不動産賃貸事業、不動産仲介事業、請負事業を主軸に展開しています。
不動産分譲事業では、自社ブランド「シェルゼ」によるマンション開発・分譲、他デベロッパーとの共同事業、投資用不動産開発事業(「MIJAS」「EL FARO」ブランド)、不動産再生事業(「ME BLD.」シリーズ)を手掛けています。これらの事業を通じて、長期的な資産価値の維持と環境配慮を重視した住宅の提供を目指しています。
不動産賃貸事業は、連結子会社が中心となり、自社保有物件の賃貸やオーナーから委託された賃貸建物の管理、サブリース物件の運営を行っています。これにより、安定した賃料収入の確保と質の高い建物管理サービスの提供を実現しています。
不動産仲介事業では、主に分譲事業に関連するマンション用地の仲介業務に加え、取引先からの依頼に基づく仲介業務も展開しています。これにより、不動産取引の円滑化と顧客ニーズの満足度向上を図っています。
請負事業は、連結子会社が担当し、工事請負やリフォーム工事の施工及び監理を手掛けています。これにより、建築物の品質向上と顧客満足度の向上を目指しています。
その他の事業としては、保険代理業も含まれており、顧客の多様なニーズに応えるサービスの提供を行っています。これらの事業を通じて、明豊エンタープライズグループは、不動産に関連する幅広いサービスを提供し、顧客のライフステージに寄り添ったサポートを実施しています。
経営方針
明豊エンタープライズは、基本理念「Partner For Life ~一生涯のお付き合い~」を掲げ、エコロジーマンション「シェルゼ」や賃貸アパートメントブランド「MIJAS(ミハス)」、賃貸マンションブランド「EL FARO(エルファーロ)」を主力商品として、他社との差別化を図りながら安定的な企業成長を目指しています。同社は、住宅系不動産業を中核に、高い収益率を生み出すプロ集団を目指し、お客様からの高い評価と信頼を得るために新しいものへのチャレンジ、お客様ニーズの先取り、柔軟な対応を基本方針としています。
また、環境・建築・安全に対するお客様の関心が高まる中、エコロジーマンション「シェルゼ」を通じて、健康・快適・省エネで資産価値の維持が図れる外断熱工法を採用した分譲マンションの供給拡大に積極的に取り組んでいます。さらに、不動産分譲事業、不動産賃貸事業、不動産仲介事業、請負事業を主軸に展開し、長期的な資産価値の維持と環境配慮を重視した住宅の提供を目指しています。
中長期的な経営戦略としては、開発事業用地や中古物件の調達力・情報力を重視し、業務効率の高い少数精鋭の組織の構築、人的リソースの確保による事業拡大と組織力強化を継続しています。具体的には、不動産分譲事業においては、短期間での資金回収が見込める投資用不動産シリーズの展開、物件調達力の強化、人的リソースの活用による生産性向上、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進などに取り組んでいます。
これらの戦略を通じて、明豊エンタープライズは、安定的な企業成長を目指し、収益性を重視した経営を行っており、売上高経常利益率及び自己資本比率に主眼を置いた経営指標の実現を目指しています。