エリアリンクJP:8914

時価総額
¥407億
PER
ストレージ事業、土地権利整備事業、その他運用サービス事業を展開し、レンタル収納スペース提供、借地権・底地の売買、不動産の賃貸・管理などを手がける。

沿革

1995年4月

千葉県船橋市に資本金3,000万円で倉庫付事務所である「ウェルズ21」を受注する目的で株式会社ウェルズ技研を設立

1996年6月

時間貸しコインパーキングを行うパーキング事業開始

1998年7月

千葉県千葉市美浜区に移転、本店所在地とする

1999年3月

空地に収納用コンテナを設置し賃貸するハローコンテナ事業開始(現 ストレージ事業)

1999年10月

商号をミスター貸地株式会社に変更

2000年9月

株式会社シスネット(資本金1,000万円)を吸収合併、合併後の資本金が4,000万円となる(貸地ビジネスを株式会社シスネットより移管)

商号をエリアリンク株式会社に変更

2000年11月

東京都中央区に銀座事業所を新設

2000年12月

株式会社林総合研究所の全株式を取得し、100%子会社化

2001年1月

東京都中央区銀座を本店所在地とする

2001年2月

空きビルを活用した貸し収納スペースを賃貸するハロートランク事業開始

2001年8月

本店所在地を東京都千代田区霞ヶ関に移転
各営業所を幕張事業所(千葉市美浜区)・銀座事業所(東京都中央区)とする

2002年4月

株式会社林総合研究所(資本金1,000万円)を吸収合併

2002年9月

当社所有の土地建物で運用サービスを行う、ストックマネジメント事業開始
(現 その他運用サービス事業)

2003年1月

古い建物を改修し付加価値を加え運用効率を上げるハローリニューアル事業開始
(現 不動産売買事業)

2003年8月

東京証券取引所マザーズ市場に上場

2004年1月

空きビルを活用したSOHOを賃貸するオフィス事業開始

幕張事業所・銀座事業所を霞ヶ関本社(東京都千代田区)に統合

2004年8月

株式会社オートビュースの株式を取得

2005年2月

株式会社スペースプロダクツの全株式を取得

2005年3月

ハローアッカ株式会社を設立

2005年4月

グッド・コミュニケーション株式会社の株式を取得

2005年9月

関連会社である株式会社オートビュースの全株式を譲渡

2006年12月

ハローアッカ株式会社の全株式を譲渡

2007年3月

株式会社湯原リゾートの全株式を取得

2007年4月

東京都港区赤坂を本店所在地とする

2008年1月

株式会社スペースプロダクツを吸収合併

2008年10月

カーコム販売株式会社の全株式を取得

2008年11月

関連会社であるグッド・コミュニケーション株式会社の全株式を譲渡

2009年4月

東京都千代田区神田小川町を本店所在地とする

2009年6月

カーコム販売株式会社は、商号を「ハロー・テクノ株式会社」に変更

2010年1月

株式会社湯原リゾートを吸収合併

2010年6月

ミスター貸地事業を株式会社ウェルズ21へ事業譲渡

2010年6月

パーキング事業を株式会社ウェルズ21より事業譲受

2010年12月

連結子会社であるハロー・テクノ株式会社の保有株式の一部を売却

2012年5月

関連会社であるハロー・テクノ株式会社の全株式を売却

2016年12月

東京都千代田区外神田を本店所在地とする

2020年5月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2021年3月

パーキング事業をハロー・テクノ株式会社へ事業譲渡

2022年4月

東京証券取引所スタンダード市場へ市場移行

事業内容

エリアリンクは、ストレージ事業、土地権利整備事業、およびその他運用サービス事業を展開しています。ストレージ事業では、土地や建物を借り上げたり、取得・保有し、レンタル収納スペースとして運用する一方で、コンテナやストレージ専用建物を投資商品として受注し販売しています。このセグメントでは、「ハローストレージ」をはじめとするサービスを提供し、未活用の不動産を有効活用しています。

土地権利整備事業では、借地権や底地の売買を通じて、地主と借地権者の双方の問題解決を図っています。また、不動産売買事業を通じて、エリアリンクが保有する中古不動産の価値を高め、投資家に販売しています。

その他運用サービス事業には、アセット事業とオフィス事業が含まれます。アセット事業では、エリアリンクが所有する中古の不動産(事務所、店舗、住居、ホテルなど)を賃貸し、保守・管理しています。オフィス事業では、空きビルを効率的に利用し、小規模オフィスとして提供しています。これらの事業を通じて、エリアリンクは不動産の付加価値を高め、運用・管理しています。

経営方針

エリアリンクは、ストレージ事業を中心に、土地権利整備事業やその他運用サービス事業を展開しています。同社は、「世の中に便利さと楽しさと感動を提供する」という経営理念のもと、人々の生活を豊かにすることを目指しています。特にストレージ事業では、新型コロナウイルスの影響で変化した生活様式や働き方に対応し、テレワークスペースの確保や快適な住空間の提供を通じて、社会に必要とされるサービスを提供しています。

2023年12月期を初年度とする中期経営計画では、屋外コンテナ型ストレージの出店強化に加え、アセット屋内型ストレージ「ストレージミニ」の開発やビルイントランクの出店展開を進めることで、多様なニーズに対応する体制を構築しています。これにより、サービス・商品力・ブランド力・認知度の向上を目指しています。

また、エリアリンクは、持続的な成長と企業価値の向上を目指し、安定的な収益基盤の確立やストレージ事業の発展に注力しています。出店室数の拡大、ブランド「ハローストレージ」の認知度向上、付加価値サービスの開発・改善、そしてストレージを通じた社会貢献など、具体的な取り組みを進めています。

これらの戦略を通じて、エリアリンクはストレージ市場の拡大とともに、企業価値の向上を図っています。同社は、収益性の観点から売上高経常利益率10%以上、安全性の観点から現預金10,000百万円の確保を経営指標とし、2025年にはパーヘッド利益50百万円の達成を目標に掲げています。