クミカJP:8887

時価総額
¥42.9億
PER
20.2倍
開発事業、建築事業、不動産販売事業、その他事業を展開し、「ベルドゥムール」シリーズの開発、注文住宅の設計施工、小型オフィスビルの販売、賃貸住宅の仲介・管理などを手がける。

沿革

1984-06宅地建物取引業者の埼玉県知事免許を取得
1986-04本社を埼玉県越谷市南町に移転
1987-03一級建築士事務所の埼玉県知事登録
1988-04不動産の売買・賃貸借の仲介部門として「トータル情報センター株式会社」設立
1994-04定期借地権付分譲マンション「ベルドゥムール越谷宮本町」(埼玉県越谷市)販売
1994-10中華人民共和国より内装天然石材の直接輸入開始
1996-01カナダより室内ドアの直接輸入開始
1996-06将来の事業構築の基盤として、中華人民共和国に文登中日友好日語職業中等専業学校、私立威海外語学院及び東港中日友好日語普通中等専業学校の中日合弁学校3校を設立(当事業年度末出資比率14.9%)
1997-03千葉県東金市に建築資材、住宅設備機器の加工組立・配送を目的とした「東金物流センター」開設
1998-11各戸温泉付分譲マンション「ベルドゥムール越谷湯元温泉」(埼玉県越谷市)販売
1999-10「リベレステ株式会社」に商号変更
2000-12株式を店頭公開
2002-04高級リゾート分譲マンション「ベルジューレ軽井沢」(長野県北佐久郡軽井沢町)販売
2002-05超高層分譲マンション「ベルドゥムールランドマーク秋田」(秋田県秋田市)販売
2003-02自由設計、自由デザインの戸建オーダーシステムによる「ベルシェモア鎌ヶ谷」(千葉県鎌ケ谷市)販売
2003-11東京支店を日本橋室町に開設
2004-06トータル情報センター株式会社が「裏磐梯猫魔ホテル」(福島県耶麻郡北塩原村)取得
2004-09「猫魔ホテル猪苗代ゴルフコース株式会社」を設立し、50%出資
2004-12ジャスダック証券取引所に株式上場
2005-03「長柄ショッピングリゾート株式会社」取得
2006-01本社を現在地の埼玉県草加市金明町に移転
2006-05子会社「ネコマホテル株式会社」設立
2006-10東京支店を日本橋室町から日本橋一丁目に移転
2007-05「長柄ショッピングリゾート株式会社」の全株式を譲渡
2008-04短期戦略買取再販事業開始/八王子(共同住宅)10戸の取得販売
2009-01買取再販事業/習志野台84戸の取得販売
2009-04売買再販事業/西軽井沢88戸の取得販売
「裏磐梯猫魔ホテル」を「株式会社星野リゾート」に運営委託
2010-02開発事業(仕掛工事物件)/「ベルドゥムール北鴻巣」(埼玉県鴻巣市)販売
開発事業(仕掛工事物件)「ベルドゥムール溝の口森林公園」(神奈川県川崎市)販売
2010-09開発事業「ベルドゥムール両国」(東京都墨田区)販売
2011-01開発事業「ベルドゥムール東京八丁堀」(東京都中央区)販売
2011-12連結子会社「トータル情報センター株式会社」を吸収合併
2012-06「猫魔ホテル猪苗代ゴルフコース株式会社」の株式50%を取得し、100%子会社へ
2013-03カナダに子会社「River Sky Homes Co.,Ltd.」設立
2013-07東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
「裏磐梯猫魔ホテル」の名称を「星野リゾート裏磐梯ホテル」に変更
2015-01「星野リゾート裏磐梯ホテル」を売却
2017-05開発事業「越谷駅前ビジネスホテル」(埼玉県越谷市)完成
2018-10開発事業「越ヶ谷二丁目ビジネスホテル」(埼玉県越谷市)完成
開発事業「橋本駅前ビジネスホテル」(神奈川県相模原市)完成
2018-11開発事業「熊谷駅前ビジネスホテル」(埼玉県熊谷市)完成
2020-05開発事業「ベルグランツ神田神保町ビル」(東京都千代田区)完成
2021-02開発事業「三郷駅前ビジネスホテル」(埼玉県三郷市)完成
2021-08「猫魔ホテル猪苗代ゴルフコース株式会社」の全株式を譲渡
2021-10分譲マンション「ベルドゥムール草加金明通り」(埼玉県草加市)販売
2022-04東京証券取引所「スタンダード」市場に移行
2022-08開発事業「ベルジューレ越谷」(埼玉県越谷市)完成
2022-11分譲マンション「ベルドゥムール秋田千秋公園」(秋田県秋田市)販売
2023-02開発事業「FAV TOKYO両国グループステイ向ホテル」(東京都墨田区)完成

事業内容

リベレステ及びその子会社2社は、開発事業、建築事業、不動産販売事業、その他事業の4つの主要セグメントで事業を展開しています。開発事業では、マンション市場の変動に敏感に対応し、独自のローコストオペレーションを確立しています。「ベルドゥムール」シリーズを通じて、自社施工を活用し、高品質かつ低廉な価格のマンションを供給しています。建築事業では、請負工事や注文住宅の企画、設計、施工を行い、特に型枠工事においては、建築物の安全性と製品の均一化に努めています。不動産販売事業では、市場のニーズに応じた一般不動産の販売やコンサルティング営業を展開し、利益率の高い物件の確保に努めています。その他事業としては、自社収益物件の管理や賃貸住宅の仲介・管理、不動産の売買仲介事業などを手がけています。リベレステは、これらの事業を通じて、不動産市場の変化に柔軟に対応し、持続的な成長を目指しています。

経営方針

リベレステは、建築、不動産開発、販売を核とする事業を展開し、独自のローコストオペレーションを確立しています。同社は、ものづくりにこだわり、社会に貢献することを経営の基本方針としています。また、財務安全性を重視し、経常利益率10%以上、自己資本比率50%以上を目標としています。

経営環境の変化に対応するため、リベレステは内部統制の再整備と再構築に取り組んでいます。2023年7月には、法律違反の容疑で起訴されたことを受け、専門家による調査委員会を発足させ、再発防止策を含む調査報告書を受領しました。稟議決裁方法の見直し、業務の透明化、内部監査体制の充実など、具体的な再発防止策に取り組んでいます。

不動産開発・販売事業では、マンション市場の変動に敏感に対応し、投資機会を見据えています。人件費の上昇や資源価格の高騰などによる建築費の高止まりにもかかわらず、マンション販売価格は堅調に推移しています。しかし、政策金利の引上げによる住宅ローン金利の上昇や、賃金上昇率の伸び悩みなど、マンション市況にネガティブな影響を及ぼす可能性も懸念されています。これらの環境変化にアジャイルに対応することが、リベレステにとって重要です。

リベレステは、内部統制の強化と市場の変動に対応する機動性を高めることで、持続的な成長を目指しています。同社の事業活動は、社会への貢献と企業発展を両立させることを目標にしています。