ウッドフレンズJP:8886

時価総額
¥19.3億
PER
住宅事業では戸建分譲住宅の企画・設計・施工・販売、注文住宅の設計・施工、住宅リフォーム、インテリア商品販売、中古不動産加工・販売、建設資材製造・販売。

沿革

1982年11月

名古屋市昭和区に株式会社ウッドフレンズを設立、住宅の請負工事事業を開始。

1983年6月

愛知県春日井市に本社を移転。

1984年5月

一般建設業許可取得(愛知県知事許可(般-59)第40178号)。

1986年2月

一級建築士事務所登録(愛知県知事(い)第5644号)。

1986年7月

名古屋市中区に本社を移転。

1986年10月

宅地建物取引業者免許取得(愛知県知事(1)第13690号)。

1986年11月

不動産販売(分譲戸建住宅)事業を開始。

1989年8月

名古屋市東区に本社を移転。

1991年5月

マンション建設販売事業を開始。

2000年5月

宅地建物取引業者免許を愛知県知事免許から建設大臣免許に変更(建設大臣(1)第6013号)。

2000年6月

100%出資子会社、株式会社ミルクリーク東海(2017年3月に当社へ吸収合併)を設立。

2000年12月

日本証券業協会店頭市場に登録。

2001年7月

愛知県知立市に三河営業所を開設。

2001年7月

建設業許可を一般建設業より特定建設業に変更(愛知県知事許可(特-13)第40178号)。

2002年8月

名古屋市東区に自社ビルを取得し本社を移転。

2003年8月

住宅展示場(健康木の住まいウッドビレッジ:愛知県大府市)にモデルハウスを出展。

2003年12月

60%出資子会社、株式会社IZM(2008年5月に当社へ吸収合併)設立。

2004年6月

収益型不動産の販売を開始。

2004年10月

愛知県森林公園ゴルフ場施設整備等事業を遂行する事業者に選定。

2004年12月

株式会社ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場。

2005年1月

70%出資子会社、森林公園ゴルフ場運営株式会社(現連結子会社)設立。

2006年2月

100%出資子会社、株式会社リアルウッドマーケティング(現連結子会社)設立。

2007年3月

株式会社フジ商会(現社名株式会社プロパティウッド、現連結子会社)の発行済株式の100%を取得。

2007年4月

愛知県森林公園ゴルフ場をリニューアルオープン。

2008年5月

100%出資子会社、株式会社住空間研究所(2013年8月に当社へ吸収合併)設立。

2009年1月

100%出資子会社、株式会社フォレストノート(現連結子会社)設立。

2009年7月

名古屋市中区に本社を移転。

2011年4月

愛知県森林公園の公園施設の運営及び施設管理を開始。

2011年8月

東京都千代田区に東京支店を開設。

2011年12月

岐阜県養老郡養老町に岐阜工場を設立、稼動を開始。

2013年3月

100%出資子会社、株式会社izmデサイン(2019年12月に当社へ吸収合併)設立。

2013年3月

愛知県森林公園ゴルフ場の愛称を「ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場」とする施設命名権等に関する契約を愛知県と締結。

2015年3月

名古屋市守山区に「ニホンのくらし名古屋東展示場」を開設。

2016年3月

ハウジング・デザイン・センター名古屋(名古屋市中村区)に「ビルナカ材木屋」を出店。

2018年4月

名古屋港ゴルフ倶楽部の運営を指定管理者として開始。施設命名権を取得し、「ウッドフレンズ名古屋港ゴルフ倶楽部」とする。

2018年6月

名古屋証券取引所市場第二部へ上場。

2019年5月

愛知県豊橋市に豊橋支店を開設。

2019年8月

HOTEL WOOD 高山(岐阜県高山市)の運営を開始。

2020年8月

不動産特定共同事業(クラウドファンディング)免許取得(愛知県知事第7号)。

2021年7月

名古屋市守山区に「新家族展示場」を開設。

2022年4月

市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。名古屋証券取引所市場第二部からメイン市場に移行。

事業内容

ウッドフレンズは、住宅事業、余暇事業、都市事業、その他の事業という4つの主要な事業セグメントを持つ企業グループです。住宅事業では、戸建分譲住宅の企画から販売、注文住宅の設計・施工、住宅リフォーム、インテリア商品の販売、中古不動産の加工・販売、建設資材の製造・販売を手がけています。このセグメントには、ウッドフレンズ、株式会社リアルウッドマーケティング、株式会社フォレストノートが関連しています。

余暇事業では、施設の運営受託やホテルの運営を行っており、この分野ではウッドフレンズと森林公園ゴルフ場運営株式会社が活動しています。都市事業においては、収益型不動産の開発・賃貸運営やビルメンテナンスを提供しており、ウッドフレンズと株式会社プロパティウッドがこのセグメントに含まれます。

その他の事業としては、生活関連サービスや広告サービス等を展開しており、これらはウッドフレンズが担当しています。これらの事業を通じて、ウッドフレンズグループは多岐にわたるニーズに応えるサービスを提供しています。株式会社リアルウッドマーケティングは、ウッドフレンズの販売代理等を行っていることが注記されています。

経営方針

ウッドフレンズは、住宅事業を中心に余暇事業、都市事業など多岐にわたる事業を展開している企業グループです。同社は、持続可能な利益追求と文化軸での独自価値創出を社会的使命と位置づけ、『より美しく』を経営理念に掲げています。経営環境の変化に対応し、東海エリアでのシェア拡大を目指し、新商品の開発や販売エリアの拡大に努めています。特に、住宅事業では顧客接点の強化として新商品の発表や『住みかえSHOP』の店舗網拡充を進め、売上戸数の増加を実現しました。

また、余暇事業では屋外レジャー人気を背景に施設の安定稼働を維持しており、長期的な観点からは大型製材工場投資を含む木質資源カスケード事業の推進を計画しています。これにより、住宅事業のサポートと地域経済への貢献を目指しています。

対処すべき課題として、少子高齢化や人口減による住宅市場の縮小に対応し、既存事業の競争力強化と市場拡大が挙げられます。また、非住宅木造や都市木造などの建設事業の拡大も重要視しています。長期的には、環境、グローバル、ITの視点から新たなコア技術やサービスの開発が課題です。

ウッドフレンズは、IT投資、設備投資、人材投資を積極的に行い、事業構造の見直しや子会社の独立性強化も進めています。住宅市場や消費社会の変化に適応し、企業変革を推進していく方針です。