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日神グループホールディングスJP:8881
沿革
1975-03 | 東京都新宿区に「日医信販株式会社」を設立 |
1975-06 | 宅地建物取引業の免許を取得 |
1979-10 | 自社開発マンション第1号発売開始 |
1980-10 | 社団法人 住宅産業開発協会(現 一般社団法人 全国住宅産業協会)加盟 |
1983-03 | 「日医神和株式会社」に商号変更 |
1985-08 | マンションブランド名に「日神パレス」を採用 |
1987-06 | 開発部門を分離し、日神開発株式会社(1990年4月、日神建設株式会社に商号変更)を設立 |
1987-08 | 管理部門を分離し、日神管理株式会社を設立 |
1988-08 | 米国フロリダ州に米国での投資活動管理を目的として、日医神和フロリダ, INC.(現 日神コーポレーション USA, INC.)を設立 |
1989-03 | マンションブランド名を「日神パレステージ」に変更 |
1989-07 | 米国ノースカロライナ州にゴルフ場経営を目的として、フォレスト オークス ホールディング, CORP.(現 フォレスト オークス カントリークラブ, INC.)を設立 |
1989-12 | 住宅ローン融資を目的として、日神ファイナンス株式会社を設立(出資比率33.0%) |
1990-04 | 「日神不動産株式会社」に商号変更 |
1995-04 | 社団法人 日本高層住宅協会(現 一般社団法人 不動産協会)加盟 |
1998-01 | 本社ビル完成に伴い本社を東京都新宿区(現 本社所在地)に移転 |
1998-09 | 日神ファイナンス株式会社の財務体質強化を目的として、同社を子会社化(出資比率71.2%) |
2000-06 | 東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2002-07 | 建物室内外のリフォーム業を目的として、グッドリフォーム株式会社を設立 |
2003-03 | 東京証券取引所市場第一部に株式を上場 |
2003-04 | 新ブランド「日神デュオステージ」を発売開始 |
2005-06 | 賃貸管理、売買、仲介部門の移管を目的として、日神住宅流通株式会社を設立 |
2005-07 | 株式会社平川カントリークラブ(千葉市緑区)を子会社化 |
2006-01 | 資本金を101億円に増資 |
2007-04 | ハンターズ クリーク ゴルフ コース, INC.を設立 |
2010-04 | リフォーム業強化を目的として、日神住宅流通株式会社とグッドリフォーム株式会社を合併し、日神住宅サポート株式会社に商号変更 |
2010-06 | 多田建設株式会社(東京都江東区)を子会社化 |
2010-10 | リノベーション強化を目的として、日神住宅サポート株式会社と日神建設株式会社を合併 |
2013-01 | 横浜市中区に日神横浜ビルが完成 |
2013-10 | 首都圏を中心とした賃貸マンションの開発及び賃貸運用事業の強化を目的として、日神不動産投資顧問株式会社を設立 |
2015-08 | 日神ファイナンス株式会社を100%子会社化 |
2015-09 | 日神不動産投資顧問株式会社の第三者割当増資により、出資比率を60%とする |
2016-04 | 経営の効率化及び事業拡大による企業価値向上を目的として、日神管理株式会社と日神住宅サポート株式会社を合併し、日神管財株式会社に商号変更 |
2017-12 | 東京圏の住宅を中心に投資を行う非上場オープンエンド型の私募リート、日神プライベートレジリート投資法人が設立され、日神不動産投資顧問株式会社が資産運用を受託 |
2018-08 | 持株会社体制移行のため、日神不動産株式会社の分割承継会社として日神不動産販売株式会社を設立 |
2019-04 | 株式会社リコルド(東京都新宿区)を子会社化(出資比率70.1%) |
2019-10 | 日神アセットマネジメント株式会社を日神住宅流通株式会社に商号変更し、中古住宅の買取再販事業を専業で行う |
2020-01 | 会社分割による持株会社体制へ移行し、商号を株式会社日神グループホールディングスへ変更 連結子会社である日神不動産販売株式会社を日神不動産株式会社に商号変更し、当社の分譲マンションの企画・販売事業を継承 |
2020-02 | 多田建設株式会社本社ビル完成に伴い本社を東京都江東区亀戸(現 本社所在地)に移転 |
2022-04 | 東京証券取引所プライム市場へ移行 |
事業内容
日神グループホールディングスとその14の子会社は、不動産の企画・販売、管理、建設を中心に事業を展開しています。事業は大きく分けて不動産事業、建設事業、不動産管理事業、その他のセグメントに分類されます。
不動産事業では、日神不動産株式会社が分譲マンションの企画・販売や不動産の賃貸を手掛けています。また、日神不動産投資顧問株式会社は不動産ファンドの組成・運用や投資法人の資産運用を行い、日神住宅流通株式会社は中古マンションの買取・再販事業を展開しています。株式会社リコルドは戸建住宅の開発・販売を行っています。
建設事業においては、多田建設株式会社がマンション等の建築と土木工事を手掛け、株式会社シンコーは建設資材のリース事業を展開しています。
不動産管理事業では、日神管財株式会社がマンションの共用部分やビルの管理、賃貸物件の管理受託、リフォームや大規模修繕等の工事、賃貸物件の販売を行っています。また、管理員の派遣を目的として日神ライフサポート株式会社が設立されました。
その他のセグメントでは、日神ファイナンス株式会社が少額の新規貸付を行っていますが、事業の縮小均衡を目指しています。
これらの事業活動を通じて、日神グループホールディングスは不動産関連の多角的なサービスを提供し、市場におけるニーズに応えています。
経営方針
日神グループホールディングスは、不動産企画・販売、管理、建設を中心に事業を展開している企業グループです。同社は、信用を重んじ、有為の人材育成に努め、事業活動を通じて豊かな生活環境を創造し、社会に貢献することを共通理念としています。不動産業界の不安定な事業環境の中、同社は総合不動産・建設業として、住みやすさに加え、居住者の資産形成や投資家向けの安定的な投資対象の創出など複合的な価値提供を目指しています。
中期経営計画では、不動産事業において、新築マンション分譲事業で単身・DINKS向けの開発を強化し、特に女性購入者の割合の増加を目指します。不動産証券化事業では、私募REIT向けの開発を推進し、物件収集力・取得力を増強するとともに、大手上場投資法人との協業を図ります。買取再販事業では、東京・大阪・福岡に加え、地方都市への支店拡大と効率的なオペレーションモデルの構築を目指します。戸建事業では、地域性を生かした独創性のある戸建ブランドの確立を目指します。
建設事業では、マンション建設に強みを持つ多田建設株式会社を中心に、グループ内外のマンション工事を積極的に受注し、品質向上と顧客ニーズの素早い取り込みを図ります。また、首都圏、近畿圏、九州営業所・東北営業所での事業展開を強化し、非住宅事業への進出も計画しています。
不動産管理事業では、分譲マンション・賃貸マンションの長期管理に加え、リフォーム業や仲介業などを手掛け、幅広い需要に対応した事業の発展を図ります。
これらの戦略を通じて、日神グループホールディングスは、不動産関連の多角的なサービス提供を強化し、市場ニーズに応えることで、さらなる企業価値の向上を目指しています。