フジ住宅JP:8860

時価総額
¥272.3億
PER
7.6倍
大阪府及び周辺地域において、新築戸建住宅・分譲マンション販売、中古住宅販売・不動産仲介、賃貸マンション・アパート建築請負、賃貸物件管理、建築・関連工事を展開。

沿革

1974年4月

不動産販売業を目的として、大阪府岸和田市上野町東63番3号にフジ住宅株式会社を設立

1975年1月

戸建住宅販売事業を開始

1976年9月

大阪府岸和田市藤井町に本社を移転

1980年3月

大阪府岸和田市土生町に自社ビルを建設し、本社を移転

1986年3月

分譲マンション販売事業を開始

1987年6月

和歌山県那賀郡岩出町(現・和歌山県岩出市)において戸建住宅の分譲販売を開始

1987年9月

不動産賃貸事業を開始

1988年6月

フジハウジング株式会社(1988年9月15日にフジ工務店株式会社(新)に社名変更)を設立

1988年8月

事業用マンション「シャルマンフジ一棟売」シリーズの販売を開始

1988年9月

1988年9月1日にフジ工務店株式会社(旧)及びフジ住宅販売株式会社を吸収合併

1989年6月

和歌山県那賀郡岩出町(現・和歌山県岩出市)に和歌山営業所を設置

1989年7月

大阪市北区に大阪営業部を設置

1990年5月

東京都中央区に東京営業部を設置

1990年12月

大阪証券取引所(現・東京証券取引所)市場第二部に上場

1991年4月

資産活用事業(現・土地有効活用事業)を開始

1991年5月

大阪営業部を本社営業部に移転統合

1991年11月

株式会社フジイリュージョンを設立

1993年11月

東京営業部を本社営業部に移転統合

1994年3月

定期借地権付住宅分譲事業を開始

1997年2月

本社第2ビル完成

1998年3月

株式会社フジイリュージョンを清算

1999年8月

大阪市浪速区幸町(2丁目3番27号)に大阪支社を開設

2001年12月

REIT(不動産投資信託)等の不動産投資ファンド向け賃貸マンション供給を開始

2003年10月

大阪市浪速区幸町(2丁目2番20号)に大阪支社を移転(現・大阪支社桜川オフィス)

2003年12月

東京証券取引所市場第二部に上場

2004年4月

本社第3ビル完成

2005年3月

東京証券取引所及び大阪証券取引所(現・東京証券取引所)市場第一部に上場

2005年6月

フジ・アメニティサービス株式会社を設立(現・連結子会社)

2005年9月

フジ・アメニティサービス株式会社に賃貸及び管理事業を営業譲渡

2005年12月

おうち館 岸和田店(大阪府岸和田市)を開設(現・東岸和田ビル)

2006年3月

本社第5ビル完成

2006年12月

おうち館 りんくう泉佐野店(大阪府泉佐野市)を開設

2007年1月

フジホームバンク堺店(堺市北区)を開設

2007年8月

フジホームバンク泉北店(大阪府高石市)を開設

2008年6月

フジホームバンク大阪店(大阪市浪速区幸町)を開設

2008年10月

連結子会社フジ工務店株式会社を吸収合併

2009年4月

フジホームバンク堺店を堺市堺区に移転

2010年3月

本社第6ビル取得

2010年4月

フジホームバンク泉北店を廃止

2010年9月

おうち館 和泉店(大阪府泉大津市)を開設

2010年10月

注文住宅事業を開始

2011年4月

フジホームバンク西宮店(兵庫県西宮市)を開設

2011年5月

おうち館 りんくう泉佐野店を廃止

2011年6月

おうち館 泉佐野店(大阪府泉佐野市)を開設

2012年1月

和歌山営業所を廃止

2012年9月

フジホームバンク堺店を堺市中区に新設・移転

2013年7月

中古住宅アセット事業を開始

2014年12月

フジホームバンク大阪店を大阪市北区に新設・移転

2015年4月

フジホームバンク堺店を廃止し、フジホームバンク大阪店に統合

2015年4月

フジホームバンク西宮店を廃止し、フジホームバンク神戸オフィス(神戸市中央区)を開設

2016年10月

住宅流通事業部おうち館部門を分譲住宅事業部に統合

2017年1月

おうち館 堺店(堺市北区)を開設

2017年9月

夢の住宅館(和歌山県和歌山市)を開設

2018年4月

本社アネックスビル完成 おうち館 本店(大阪府岸和田市)を開設

2018年4月

おうち館 本店開設に伴い、おうち館 岸和田店を廃止

2019年3月

本社第6ビル除却

2020年1月

雄健建設株式会社(現・連結子会社)を株式取得により子会社化

2020年1月

関西電設工業株式会社(現・連結子会社)を株式取得により子会社化

2020年1月

日建設備工業株式会社を株式取得により子会社化

2020年4月

大阪市北区同心(1丁目8番9号)に大阪支社を移転

2021年2月

おうち館 泉佐野店(大阪府泉佐野市)を廃止

2021年7月

雄健建設株式会社が日建設備工業株式会社を吸収合併

2021年8月

フジホームバンク神戸オフィスを廃止し、フジホームバンク三宮オフィス(神戸市中央区)を開設

2021年8月

フジホームバンク大阪店を大阪市都島区に新設・移転

2021年8月

フジホームバンク西宮オフィス(兵庫県西宮市)を開設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

事業内容

フジ住宅グループは、大阪府及びその周辺地域を中心に、地域密着型の事業を展開しています。同社グループは、フジ住宅を含む4社で構成され、5つの主要な事業セグメントを有しています。

まず、「分譲住宅事業」では、大阪府下及び周辺地域を対象に、自由設計の新築戸建住宅や分譲マンションの販売、一戸建て注文住宅の建築請負工事を手掛けています。これにより、顧客の多様なニーズに応える住宅ソリューションを提供しています。

次に、「住宅流通事業」では、中古住宅の販売や不動産の仲介業務を行っており、大阪府下及び周辺地域の不動産市場における流通を支えています。

「土地有効活用事業」では、遊休土地などの有効利用を目指し、賃貸マンション・アパートや賃貸用戸建住宅、サービス付き高齢者向け住宅の建築提案から請負工事、さらには個人投資家向けの一棟売り賃貸アパートの販売までを手がけています。

「賃貸及び管理事業」では、連結子会社フジ・アメニティサービス株式会社が中心となり、自社賃貸物件の保有や建築請負したアパート等の一括借上による賃貸事業、不動産販売や建築請負に付随する不動産の管理事業を展開しています。

最後に、「建設関連事業」では、連結子会社雄健建設株式会社及び関西電設工業株式会社が、大阪府下及び周辺地域で建築請負工事やその関連工事を行っており、同社グループの建設能力を支えています。

これらの事業セグメントを通じて、フジ住宅グループは住宅関連の幅広いニーズに対応し、地域社会の発展に貢献しています。

経営方針

フジ住宅は、長期的な安定経営を目指し、地域密着型の事業展開を行っています。同社は、「幸せはこぶ住まいづくり」を事業の目的とし、「富士山のように日本一愛される会社」を目標に掲げています。そのため、一時的な利益追求ではなく、安定した経営を重視しています。人財の育成にも力を入れており、「人は財産である」という考えのもと、社員とその家族を大切にする経営理念を持っています。

中期経営計画では、大阪府全域、兵庫県南部、和歌山県北部を主な営業地盤とし、地域拡大を図りながら収益力の向上と財務体質の強化を推進しています。また、不動産業界の好不調の波を乗り越えるため、不動産事業の多角化と地域密着型経営を行っています。新型コロナウイルス感染症の影響を受けても、業績は堅調に推移しており、長期的な安定経営を目指しています。

ESG(環境・社会・企業統治)への取り組みも積極的に行っており、サステナビリティ基本方針を決議し、社会貢献活動に取り組んでいます。経営指標としては、自己資本当期純利益率(ROE)10%以上、自己資本比率25%以上を目標に掲げ、企業価値の向上と継続的な成長を図っています。

フジ住宅は、これらの成長戦略と経営方針を基に、お客様、取引先、株主、地域社会、そして国家への貢献を目指し、事業を通じて社会のお役に立てる企業となることを目標にしています。