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レオパレス21JP:8848
沿革
1973-08 | 資本金300万円で東京都中野区に株式会社ミヤマを設立し、不動産仲介業を主として営業を開始 |
1981-01 | 一戸建住宅の分譲販売を開始 |
1985-04 | 都市型アパート「レオパレス21」の本格的販売開始 ㈱東京ミヤマホームを吸収合併 |
1986-04 | 賃貸事業部を創設、不動産賃貸事業を本格的開始 |
1988-01 | グアム現地法人 Miyama Guam, Inc.(現 Leopalace Guam Corporation・連結子会社)設立 入居者を会員制にした独自の組織「キューブクラブ」を発足し、会員募集開始 |
1989-02 | 社団法人日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1989-10 | 株式会社ミヤマから株式会社エムディアイに商号変更 |
1991-03 | 本社新社屋(東京都中野区本町)完成、本社移転 |
1999-10 | 家具付き月極レンタルルーム「マンスリーレオパレス」の販売を開始 |
2000-07 | 株式会社エムディアイから株式会社レオパレス二十一に商号変更 |
2001-08 | 当社賃貸アパート「レオパレス21」を投資対象とした不動産証券化を実施 |
2002-08 | 入居者向けブロードバンドサービス「LEONET」を開始 |
2004-03 | 東京証券取引所市場第一部に株式を上場 |
2005-01 | シルバー事業部を創設し、シルバー事業を開始 |
2005-04 | 会員制入居システムを「レオパレス21 賃貸システム」に変更 |
2006-06 | 株式会社レオパレス二十一から株式会社レオパレス21に商号変更 |
2006-09 | ㈱レオパレス・リーシング(現・連結子会社)設立 レオパレス損保プランニング㈱(現 あすか少額短期保険㈱・連結子会社)設立 |
2007-04 | ㈱レオパレス・ファイナンス(現 プラザ賃貸管理保証㈱・連結子会社)設立 |
2009-06 | レオパレス21ビジネスコンサルティング(上海)有限公司(現・連結子会社)設立 |
2009-08 | ㈱レオパレス・スマイル(現・連結子会社)設立 |
2010-04 | レオパレスパートナーズ(加盟店制度)を開始 |
2011-04 | 太陽光発電システム、アパート向けホームセキュリティシステムの販売を開始 |
2012-05 | 「お部屋カスタマイズ」(現「my DIY」)スタート |
2012-11 | ㈱レオパレス・パワー(現・連結子会社)設立 韓国に住宅賃貸管理会社 Woori & Leo PMC Co.,Ltd.設立 |
2013-02 | 「屋根借り太陽光発電事業」を全国展開 |
2013-10 | タイ現地法人 Leopalace21 (Thailand) CO.,LTD.設立 |
2013-11 | ベトナム現地法人 LEOPALACE21 VIETNAM CO.,LTD. 設立 |
2013-12 | ㈱アズ・ライフケア(現・連結子会社)設立 |
2014-05 | ㈱レオパレス・エナジー(現・連結子会社)設立 |
2014-06 | カンボジア現地法人 Leopalace21 (Cambodia) Co.,Ltd.設立 |
2015-03 | ㈱もりぞうの株式を取得 |
2015-05 | フィリピン現地法人 LEOPALACE21 PHILIPPINES INC.設立 |
2015-10 | インドネシア現地法人 PT.Leopalace Duasatu Realty 設立 |
2016-06 | シンガポール現地法人 Leopalace21 Singapore Pte. Ltd.(現・連結子会社)設立 |
2017-04 | 高機能型スマートロック「Leo Lock」を新築全戸に採用 |
2021-03 | ベトナム現地法人 LEOPALACE21 VIETNAM CO.,LTD.の全出資持分を譲渡 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022-06 | レオパレスグリーンエネルギー㈱(現・持分法適用関連会社) 設立 |
2022-08 | 韓国住宅賃貸管理会社 Woori & Leo PMC Co.,Ltd.の全株式を譲渡 |
2022-09 | ㈱もりぞうの全株式を譲渡 |
2022-11 | シルバー事業の一部について㈱アズ・ライフケア(現・連結子会社)への吸収分割を実施 |
2023-02 | タイ現地法人 Leopalace21 (Thailand) CO.,LTD.の清算を結了 |
2023-03 | フィリピン現地法人 LEOPALACE21 PHILIPPINES INC.の全株式を譲渡 |
2024-01 | インドネシア現地法人 PT.Leopalace Duasatu Realty の清算を結了 |
事業内容
レオパレス21とそのグループ会社は、賃貸事業を中心に幅広い事業を展開しています。具体的には、自社物件の賃貸及び管理、建築請負したアパート等の一括借上による賃借物件の賃貸及び管理、アパート等の営繕工事、賃貸関連諸サービス及びブロードバンドサービス、アパート等建築工事の請負等が含まれます。また、子会社を通じて社宅代行・不動産仲介事業、賃料債務保証事業、屋根借りによる太陽光発電事業、賃貸住宅入居者への家財保険等の販売なども手がけています。
海外では、レオパレス21ビジネスコンサルティング(上海)有限公司及びLeopalace21 Singapore Pte. Ltd.がコンサルティング事業等を行い、Leopalace Guam Corporationはグアム島でゴルフ場やホテルなどを運営するレオパレスリゾートグアムを展開しています。
さらに、レオパレス21はシルバー事業として、関東・中部エリアを中心に介護施設「あずみ苑」の運営を行っており、その他事業としてファイナンス事業も手がけています。子会社のレオパレス・スマイルは、グループ各社の事務代行事業を行っています。
これらの事業展開を通じて、レオパレス21グループは多角的なビジネスモデルを構築し、様々なニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
レオパレス21は、賃貸事業を核としながらも、建築請負、賃貸関連サービス、ブロードバンドサービス、社宅代行・不動産仲介事業、賃料債務保証事業、太陽光発電事業、家財保険の販売など、多岐にわたる事業を展開しています。また、海外事業として、中国とシンガポールでのビジネスコンサルティング、グアムでのリゾート運営も手掛けており、介護施設運営やファイナンス事業も展開しています。
同社は、社是「全て社会の為に」を基本方針とし、企業風土改革を推進するとともに、収益構造と財務基盤の安定化、構造改革とDXの推進、施工不備改修の実施を三つの経営方針として掲げています。具体的には、入居率の回復と利益創出による自己資本の増強、株主還元の早期実現、ノンコア・不採算事業の譲渡・撤退、新たな人材戦略の推進、DXによる差別化と顧客利便性の向上、業務効率化、そして施工不備の改修と施工体制の強化に注力しています。
経営環境としては、日本国内の一般世帯数の減少に対し、単身者世帯数の減少幅は小さいと見込んでおり、賃貸住宅市場においては、三大都市圏を中心に物件を供給し、外国籍入居者の増加や単独世帯の増加、高齢化など社会の変化に対応した商品開発、物件価値の維持・向上、入居者サービスの提供による差別化戦略を重視しています。
これらの戦略を通じて、レオパレス21は持続的な成長を目指し、2024年3月期以降の経営指標においても売上高、営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益、自己資本比率、EPS、ROE、ROICの向上を目標としています。