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テーオーシーJP:8841
沿革
明治44年11月 |
旧星製薬㈱設立。 |
大正15年4月 |
医薬品の製造販売を目的として、星製薬㈱を設立。 |
昭和24年5月 |
東京証券取引所再開により上場。 |
昭和38年4月 |
東京証券取引所の株式売買高僅少のため上場廃止。 |
昭和42年7月 |
不動産事業を目的とする㈱東京卸売りセンターを設立。 |
昭和42年11月 |
神奈川県厚木内陸工業団地に新工場を建設し、東京五反田より製薬工場及び設備を移転し、操業を開始。 |
昭和57年3月 |
提出会社の販売代理店として大谷薬品㈱を設立。 |
昭和57年4月 |
㈱東京卸売りセンターと合併、商号を㈱テーオーシーと変更し、不動産事業を継承。また、同日付で子会社大谷薬品㈱を星製薬㈱(連結子会社)に商号変更。 |
昭和57年7月 |
商品販売・飲食事業を目的とした㈱東京卸売りセンター流通グループを設立。 |
昭和58年3月 |
厚木工場敷地の有効利用のため、リネンサプライを目的とした当社全額出資による㈱テーオーリネンサプライ(連結子会社)を設立。(その後昭和59年4月増資を行い、現在の持株比率は55%) |
昭和58年12月 |
東京証券取引所市場第二部へ上場。 |
昭和60年4月 |
ヘルス、スポーツ施設の経営を目的とした㈱ROXヘルスプラザを設立。 |
昭和61年8月 |
東京都台東区浅草に商業ビル「ROXビル」をオープン。 |
昭和61年9月 |
東京証券取引所市場第一部へ上場。 |
昭和62年1月 |
東京都品川区大崎<大崎ニューシティ内>にオフィスビルとして「TOC大崎ビルディング」、ホテルビルとして「ニューオータニイン東京」をオープン。 |
昭和62年9月 |
東京都品川区西五反田に「第5TOCビル」をオープン。 |
平成2年4月 |
東京都台東区浅草に「ROX-2」(ROXビルに隣接)をオープン。 |
平成7年8月 |
東京都台東区浅草に「ROX-3」(ROXビルに隣接)をオープン。 |
平成10年6月 |
環境保全及び省エネルギー機器の開発、製造、販売を目的とした㈱アニマ・アクティス・ジャパン(平成15年10月㈱アニマ・ジャパンに商号変更)を設立。 |
平成10年7月 |
東京都台東区浅草に「ROXドーム」(ROX-3に隣接)をオープン。 |
平成12年11月 |
温泉施設・温浴施設の経営を目的とした㈱テーオーエル(平成16年10月㈱TOLに商号変更)を設立。 |
平成15年10月 |
提出会社製薬事業部(製造部門)を会社分割し、連結子会社星製薬㈱(販売部門)に承継。 |
平成16年9月 |
「ROX-2」を建替、「ROX2G」としてリニューアルオープン。 |
平成16年10月 |
㈱ROXヘルスプラザ(スポーツクラブ事業)と㈱TOL(温浴施設事業)を合併(存続会社:㈱TOL)。 |
平成18年8月 |
東京都江東区有明に「TOC有明」をオープン。 |
平成19年4月 |
提出会社を存続会社として連結子会社㈱東京卸売りセンター流通グループを合併。 |
平成19年8月 |
電子商取引及びその仲介業務等を事業目的とした連結子会社㈱TOC-index(平成25年7月㈱TOC・バイヤーズネットに商号変更)を設立。 |
平成21年3月 |
提出会社の新設分割により、商業施設の保有を事業目的とした㈱TORアセットインベストメント(連結子会社)を設立。浅草ROXに係る「ROXビル」「ROX2G」「ROX-3」「ROXドーム」4棟を承継。 |
平成21年8月 |
商業施設運営を目的とした㈱TOCディレクション及び商業施設営業を目的とした㈱TOLコマーシャル・ディレクション(現㈱TOLCD)を設立。 |
平成21年10月 |
提出会社の商業施設運営事業を吸収分割により、連結子会社㈱TOCディレクションに承継。 |
平成22年1月 |
連結子会社㈱TOLの温浴施設事業及びスポーツクラブ事業を吸収分割により、連結子会社㈱TOLコマーシャル・ディレクション(現㈱TOLCD)に承継。㈱TOLを平成22年3月に清算。 |
平成22年3月 平成23年3月 |
神奈川県横浜市中区に複合商業施設「TOCみなとみらい」をオープン。 連結子会社㈱アニマ・ジャパンを清算。 |
平成27年3月 |
「ROX-3」を建替、「ROX・3G」としてリニューアルオープン。 |
平成28年1月 |
東京都品川区西五反田に「TOC五反田メッセ」をオープン。 |
平成28年3月 |
連結子会社㈱TOC・バイヤーズネットを清算。 |
平成29年5月 |
神奈川県横浜市中区の複合商業施設「TOCみなとみらい」を譲渡。 |
令和4年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。 |
令和4年5月 |
「TOC五反田メッセ」を閉館。 |
昭和45年3月 |
東京都品川区西五反田に延床面積174千㎡余と東洋一の大きさを誇るマーチャンダイズマートビル「TOCビル」をオープン。 |
昭和45年4月 |
ビル管理関連サービス業を主な事業目的とする、㈱エイ・オー・シーを設立。(平成2年4月㈱テーオーシーサプライ(現・連結子会社)に商号変更) |
昭和46年1月 |
東京都品川区西五反田に第2駐車場ビル(その後改築し現第3TOCビル)をオープン。 |
昭和51年10月 |
東京都品川区西五反田に第2TOCビルをオープン。 |
事業内容
テーオーシー及びそのグループ会社は、不動産事業を中心に、リネンサプライ及びランドリー事業、製薬事業、商品販売及び飲食事業、スポーツクラブ及び温浴施設事業、ビル管理関連サービス事業、情報処理関連事業など、多岐にわたる事業を展開しています。不動産事業では、12棟の営業用建物を所有し、賃貸しており、その中には展示場や駐車場も含まれます。また、浅草ROXに関連する商業施設4棟を所有し、これらを賃貸しています。リネンサプライ及びランドリー事業では、神奈川県厚木市にある工場で業務を行っています。製薬事業では、星製薬㈱が胃腸薬及び健康食品等の製造販売を手掛けています。商品販売及び飲食事業では、ROXビル内での事業を展開。スポーツクラブ及び温浴施設事業では、ROXビルの一部で施設を経営しています。ビル管理関連サービス事業では、内装請負工事や自動販売機等のサービス業務を提供しており、情報処理関連事業では、情報処理システムの企画・開発を行っています。これらの事業を通じて、テーオーシーは多角的なビジネスモデルを構築し、様々なニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
テーオーシーは、社会に役立つ企業を目指し、お客様に喜ばれる場を提供することを使命としています。同社は、企業の社会的責任や環境問題への対応にも積極的に取り組み、企業価値の向上を目指しています。経営指標としては、キャッシュ・フローの拡大と資本効率の向上を中長期的な目標として掲げています。
中長期的な経営戦略として、不動産事業を中心に、新規事業と既存事業の融合を図り、グループ事業全般の強化を目指しています。経営環境においては、不動産賃貸事業の入居率や賃料水準の下落傾向、商業施設事業の消費マインドの足踏みなど、不透明な状況が続いています。
対処すべき課題として、収益性の向上と経営基盤の強化を挙げています。具体的には、ビルの運営効率化やリニューアルの実施により、ビル個々の付加価値を高める施策を推進しています。また、TOCビルの建替えを計画しており、新たな時代に対応する高規格、高環境性能を備えた施設として、早期の解体着工と令和10年頃の竣工を目指しています。
テーオーシーは、不動産事業を軸に、リネンサプライ、製薬、商品販売及び飲食、スポーツクラブ、ビル管理、情報処理など、多岐にわたる事業を展開しています。これらの事業を通じて、多角的なビジネスモデルを構築し、様々なニーズに応えるサービスを提供している点が、同社の成長戦略の一環と言えるでしょう。