太平洋興発JP:8835

時価総額
¥62.3億
PER
12倍
不動産の分譲や賃貸、燃料販売、老人ホーム運営、建設工事、肥料製造販売など多岐にわたる事業を展開。

事業内容

太平洋興発は、主に不動産、商事、サービス、建設工事、肥料の5つの事業セグメントを展開しています。

不動産セグメントでは、太平洋興発はマンションの分譲や戸建住宅地の販売、賃貸管理を行っています。また、新太平洋商事は事業用地や宅地の分譲、賃貸を手がけています。

商事セグメントでは、太平洋興発は輸入炭やバイオマス燃料、石油、建築資材の仕入販売を行い、太平洋運輸と太平洋トラックは一般貨物自動車運送を担当しています。

サービスセグメントでは、太平洋興発は有料老人ホームの施設を賃貸し、太平洋シルバーサービスがその運営を行っています。また、エイチ・シー・シーはコンピュータシステム開発を手がけています。

建設工事セグメントでは、太平洋製作所と太平洋機工が建設工事や機械の製造・修理を行っています。

肥料セグメントでは、訓子府石灰工業が炭カル肥料や消石灰、石粉の製造販売を行っています。これらの多岐にわたる事業を通じて、太平洋興発は幅広いサービスを提供しています。

経営方針

太平洋興発は、持続可能な成長を目指し、既存事業の強化と新事業分野の開拓を進めています。既存事業では、不動産、商事、サービス、建設工事、肥料の各セグメントで安定的な収益を確保することを重視しています。特に不動産賃貸事業では、高稼働率の維持を目指し、マンション管理業務の新規受注を狙っています。

商事セグメントでは、バイオマス関連事業の拡大を図り、収益基盤の強化を進めています。また、北海道釧路市での火力発電所関連事業の継続と新規事業の受注を目指しています。サービスセグメントでは、有料老人ホーム事業の多様化を進め、入居者のニーズに応えることで稼働率の向上を図っています。

新事業分野への取り組みとして、太平洋興発は社有地を活用した新たな収益事業の創造を進めています。これにより、既存事業に依存しない新たな収益源を確保し、企業の持続的な成長を支える基盤を築くことを目指しています。これらの戦略を通じて、太平洋興発は社会的責任を果たしつつ、人々の豊かな暮らしの実現に貢献しています。