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HSホールディングスJP:8699
沿革
1958-01 | 協立証券株式会社を設立。 |
1999-01 | 株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役社長の澤田秀雄氏が、当社発行済株式総数の70%を超す大株主となる。 |
1999-04 | エイチ・アイ・エス協立証券株式会社に社名変更。 |
2001-04 | エイチ・エス証券株式会社に社名変更。 |
2003-02 | 株式会社エイチ・エスインベストメントを子会社とする。 |
2003-03 | 株式会社エイチ・エスインベストメントがAGRICULTURAL BANK OF MONGOLIA(現 ハーン銀行(Khan Bank LLC))の株式100%を取得する。 |
2003-07 | 株式会社エイチ・エスインベストメントがAGRICULTURAL BANK OF MONGOLIA(現 ハーン銀行(Khan Bank LLC))の株式40%を譲渡する。 |
2004-05 | 本社を東京都新宿区に移転。 |
2004-10 | 大阪証券取引所ヘラクレス(東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から現 スタンダード市場)に株式を上場。 |
2005-06 | オリエント貿易株式会社を子会社とする。 |
2005-11 | 資本金122億2,331万2,500円となる。 |
2006-07 | 21世紀アセットマネジメント株式会社の当社保有全株式を第三者へ譲渡する。 |
2006-09 | エイチ・エス証券分割準備株式会社設立。 |
2006-11 | エイチ・エス債権回収株式会社設立。 |
2007-04 | 当社の商号をエイチ・エス証券株式会社から澤田ホールディングス株式会社に変更。会社分割により証券業等をエイチ・エス証券分割準備株式会社に承継し、持株会社体制に移行。 エイチ・エス証券分割準備株式会社がエイチ・エス証券株式会社に商号変更し、当社の証券業等を承継。 |
2007-09 | 株式会社エイチ・エスインベストメントがエイチ・エスファイナンス株式会社に商号変更。 エイチ・エスファイナンス株式会社を分割会社とし、新設する株式会社エイチ・エスインベストメントを承継会社とする分割型新設分割を行う。 エイチ・エス損害保険プランニング株式会社がエイチ・エス損害保険株式会社に商号変更。 |
2007-11 | エイチ・エスファイナンス株式会社を吸収合併。 JHKパートナーズファンド(投資事業組合)を解散。 |
2007-12 | 日本エムアンドエイマネジメント株式会社の当社保有全株式を第三者へ譲渡する。 |
2008-01 | H.S.International (Asia) Limitedを設立。 |
2008-04 | オリエント貿易株式会社がエイチ・エス・フューチャーズ株式会社に商号変更。 HSI-VLOH投資事業組合を解散。 |
2008-10 | HIS-HS九州産交投資事業有限責任組合を解散。 |
2009-09 | 株式会社アスコットを持分法適用関連会社とする。 |
2010-05 | エイチ・エスライフプランニング株式会社を設立。 |
2010-06 | 株式会社アスコットを連結子会社とする。 |
2010-09 | オリエント証券株式会社を解散。 |
2010-10 | パワーアセットマネジメントリミテッドを解散。 |
2011-01 | HS-IPO投資事業有限責任組合を解散。 株式会社エイチ・エスインベストメントを解散。 |
2011-03 | エイチ・エスライフプランニング株式会社がエイチ・エスライフ少額短期保険株式会社に商号変更。 |
2012-07 | エイチ・エスライフ少額短期保険株式会社を持分法適用関連会社とする。 |
2012-12 | ソリッド銀行(Solid Bank CJSC、現JSC Solid Bank)を持分法適用関連会社とする。 |
2015-04 | 当社が保有する九州産業交通ホールディングス株式会社の株式の一部を第三者へ譲渡し、同社は持分法適用関連会社から除外。 |
2015-12 | 株式会社インデックス(現 iXIT株式会社)を子会社とする。 エイチ・エス・フューチャーズ株式会社を解散。 |
2016-05 | 当社が保有する株式会社アスコットの株式の一部を売却したことにより、同社は当社の連結子会社から除外。 |
2016-12 | 当社が保有するエイチ・エス損害保険株式会社の株式の一部を売却したことにより、同社は当社の持分法適用関連会社から除外。 |
2017-03 | エイチ・エス・アシスト株式会社を解散。 |
2017-06 | キルギスコメルツ銀行(OJSC Kyrgyzkommertsbank)の株式を取得したことにより、同社は当社の連結子会社となる。 |
2017-07 | 当社が保有するエイチ・エスライフ少額短期保険株式会社の株式を売却したことにより、同社は当社の持分法適用関連会社から除外。 |
2020-08 | 当社が保有するiXIT株式会社の全株式を売却したことにより、同社は当社の連結子会社から除外。 |
2021-12 | 臨時株主総会を開催し、澤田秀雄氏が代表取締役会長を退任。新経営体制へ移行。 |
2022-01 | 商号を、澤田ホールディングス株式会社からHSホールディングス株式会社へ変更。 |
2022-03 | 当社が保有するエイチ・エス証券株式会社の株式の全部を売却したことにより、同社は当社の連結子会社から除外。 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。 |
2022-07 | 本社を東京都港区に移転。 |
2022-09 | 当社が保有する株式会社外為どっとコムの株式の全部を売却したことにより、同社は当社の持分法適用関連会社から除外。 |
2022-10 | 当社が保有するエイチ・エス債権回収株式会社の株式の全部を売却したことにより、同社は当社の連結子会社から除外。 |
2022-12 | 実質支配力基準により、株式会社STAYGOLDは当社の連結子会社となる。 |
2023-01 | 株式会社STAYGOLDの株式を追加取得し、同社は当社の完全子会社となる。 |
2023-05 | ハーン銀行(Khan Bank LLC)が新株発行によりモンゴル証券取引所へ新規上場したことにより、同社は当社の持分法適用関連会社へ異動。 |
事業内容
HSホールディングス及びその関係会社(連結子会社4社、持分法適用関連会社1社)は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業としては、銀行業務が中心であり、これに加えて信用保証業務、リース業務、クレジットカード業務などの各種金融サービスを提供しています。また、リユース事業やM&A仲介・コンサルティング事業など、金融以外の分野にも事業を広げています。
具体的な事業セグメントとしては、銀行関連事業にはハーン銀行(Khan Bank LLC)、キルギスコメルツ銀行(OJSC Kyrgyzkommertsbank)、ソリッド銀行(JSC Solid Bank)が含まれます。リユース事業では、株式会社STAYGOLDが活動しており、債権管理回収関連事業にはエイチ・エス債権回収株式会社が名を連ねていましたが、第3四半期連結会計期間に全保有株式を譲渡し、連結の範囲から除外されました。その他事業としては、HSホールディングス自体やH.S. International (Asia) Limitedが挙げられます。
最近の動向として、第2四半期連結会計期間に株式会社STAYGOLDの株式を取得し、持分法適用関連会社としていたものが、第3四半期連結会計期間期末に実質支配力基準に基づき連結子会社に該当することとなりました。これにより、リユース事業が新たにセグメント区分に加わることとなりました。
経営方針
HSホールディングスは、金融コングロマリットとしての独自の構想を基盤に、多角的な成長戦略を推進しています。同社は、金融サービス事業の拡充、成長性の高い事業分野の強化、業務効率化を通じて、企業価値の最大化を目指しています。具体的には、グループ各社間の連携を深め、顧客満足度の高いサービス提供に努めるとともに、ナンバーワンまたはオンリーワンのサービスを育成し、顧客基盤の拡大を図っています。
管理体制と経営体制の強化にも注力し、グループ全体の信用力とブランドイメージの向上を追求しています。中期的な経営目標としては、資本効率性を示すROE(株主資本当期純利益率)を10%以上に維持することを掲げており、最近では20.3%を達成しています。
経営環境の面では、不安定な状況が続く中、新型コロナウイルス感染症の影響やインフレ率の上昇など、先行き不透明な要因に直面しています。特に、モンゴルやキルギス、ロシアなどの市場では、経済の回復傾向が見られるものの、様々なリスクが存在します。
事業上及び財務上の課題としては、金融サービス事業における新たなサービスの開発や既存サービスの改良、インターネット取引システムの安定性強化、コンプライアンスの徹底などに取り組んでいます。また、リユース事業や投資業務、M&A仲介・コンサルティング業務など、金融以外の分野でも積極的な事業展開を行っており、業務の効率化を通じたコスト削減や経営資源の最適配分にも努めています。
HSホールディングスは、これらの戦略を基に、収益性の向上と業容の拡大、さらには企業価値の向上を目指しています。