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いちよし証券JP:8624
事業内容
いちよし証券は、金融商品取引業を中核とする投資・金融サービス業を展開しています。具体的には、有価証券の売買やその委託の媒介、有価証券の募集、売出し、私募の取扱いなどを行い、顧客の多様なニーズに応えています。
いちよし証券の連結子会社には、いちよし経済研究所があります。この子会社は、中小型成長企業のリサーチや情報収集、投資助言・代理業を手がけています。これにより、投資家に対する専門的な情報提供を行っています。
いちよしアセットマネジメントは、投資信託委託業や機関投資家、投資信託に対する投資一任・助言業務を展開する資産運用業を行っています。これにより、顧客の資産運用ニーズに応えています。
いちよしビジネスサービスは、いちよし証券グループの周辺業務の事務代行サービスを提供しています。また、不動産賃貸・仲介・管理業、複合代理店業務、金融商品仲介業なども手がけています。
いちよしIFAは、金融商品仲介業を専門としています。この子会社は、顧客に対する金融商品の仲介を行い、投資の選択肢を広げる役割を担っています。
経営方針
いちよし証券は、「今までの日本にない証券会社をつくろう」という企業理念のもと、成長戦略を推進しています。同社は、経営の公正性と透明性を高め、迅速かつ適切な意思決定を行うことで、業績向上と企業価値の最大化を目指しています。また、コーポレート・ガバナンスの強化を重要課題とし、指名委員会等設置会社の形態を採用しています。
同社の中期経営計画では、「改革の断行」を掲げ、金融・証券界のブランド・ブティックハウスの構築を目指しています。特に「預り資産」の拡大を最重要指標とし、持続的な成長を実現するためのストック型ビジネスモデルへの転換を進めています。これにより、顧客本位の業務運営を強化し、信頼関係の構築を重視しています。
いちよし証券は、顧客のニーズに応じたオーダーメイドのポートフォリオ提案を行うことで、顧客満足度の向上を図っています。また、収支構造の改善を継続し、安定収益の確保を目指しています。さらに、トライアングル・ピラミッド経営を通じて、富裕層ビジネスや中小型成長株に特化した戦略を展開しています。
コンプライアンスの実践も重要視しており、法令遵守と顧客目線の適合性を重視しています。人材の増強と育成を成長の源泉と位置づけ、アドバイザーの質の向上や若手の育成に力を入れています。働きやすい職場環境の整備も進め、社員のやる気を引き出す取り組みを行っています。
いちよし証券は、これらの戦略を通じて、金融・証券界でのブランド力を高め、顧客にとって信頼できるパートナーとなることを目指しています。