東海東京フィナンシャル・ホールディングスJP:8616

時価総額
¥1615.6億
PER
有価証券の売買や引受け、金融商品取引業を中心に、グローバルな資金調達・運用サービスを提供する金融業。

事業内容

東海東京フィナンシャル・ホールディングスは、主に金融商品取引業を中心に事業を展開しています。同社は有価証券の売買や売買の委託の媒介、有価証券の引受けや売出し、私募の取扱いなどを行っています。また、これらに関連する業務も手がけています。

同社は日本国内だけでなく、アジア、ヨーロッパ、アメリカの金融・資本市場にも拠点を持ち、グローバルにサービスを提供しています。顧客の資金調達や資金運用のニーズに応えるため、幅広い金融サービスを展開しています。

東海東京フィナンシャル・ホールディングスは、25社の子会社と13社の関連会社で構成されており、これらの企業と連携して事業を進めています。これにより、顧客に対して多様な金融商品やサービスを提供する体制を整えています。

経営方針

東海東京フィナンシャル・ホールディングスは、急速に変化する経営環境に対応するため、2022年4月から5ヵ年の中期経営計画「“Beyond Our Limits” ~異次元への挑戦」を推進しています。この計画は、「誇り」と「憧れ」を感じる企業グループを目指し、「Social Value & Justice」を行動指針としています。

同社の成長戦略は、「金融力の強化」と「異次元に向けた重点施策」の2つの基本方針に基づいています。金融力の強化では、収支構造改革や安定収益基盤の拡大を図り、富裕層向けブランド「Orque d'or」や「クレールシエル戦略」を通じて新たな顧客層の開拓を進めています。

異次元に向けた重点施策では、Powerful Partnersとの協業や新たなビジネス機会の創出に注力しています。デジタル分野では、子会社のCHEER証券を通じて先進的な金融サービスを提供し、顧客基盤の拡大を図っています。

また、同社は「Social Value & Justice」を重視し、ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを強化しています。気候変動や人的資本に対する対応を進め、透明性のある情報提供を通じてステークホルダーとの信頼関係を深めています。これにより、企業価値の向上を目指しています。