岡三証券グループJP:8609

時価総額
¥1657.8億
PER
金融商品取引業を中核に、有価証券の売買や引受け、投資事業組合の管理運用、情報処理サービス、不動産管理などを手がける。

事業内容

岡三証券グループは、金融商品取引業を中心に多岐にわたる事業を展開しています。主な事業には、有価証券の売買やその委託の媒介、引受け及び売出し、募集及び売出しの取扱い、私募の取扱いなどがあります。これに加え、投資事業組合財産の管理及び運用、情報処理サービス、事務代行、不動産管理などの関連事業も手がけています。

岡三証券グループは「投資・金融サービス業」の単一セグメントで事業を展開しており、セグメントごとの詳細な記載は省略されています。グループ内には、岡三証券株式会社や岡三にいがた証券株式会社、三晃証券株式会社などの国内連結子会社が存在し、それぞれが金融商品取引業を担っています。

また、岡三証券グループは海外にも事業を展開しており、岡三国際(亜洲)有限公司などの海外連結子会社を通じて国際的な金融サービスを提供しています。さらに、SBI岡三アセットマネジメント株式会社などの持分法適用関連会社もあり、資産管理や運用に関するサービスを提供しています。

岡三証券グループは、金融商品取引業における規制に基づき、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準を連結ベースの数値に基づいて判断しています。これにより、法令遵守を徹底し、信頼性の高い金融サービスを提供しています。

経営方針

岡三証券グループは、持続的な成長を目指し、2023年度から5年間の中期経営計画を策定しています。この計画では、「One to One マーケティングの強化」「プラットフォームの高度化」「コーポレートブランディングの進化」を基本方針とし、企業価値の向上を図っています。

計画の初年度には、岡三証券株式会社を中心に営業基盤の拡充を進め、銀行サービス「岡三BANK」やファンドラップサービス「岡三UBSファンドラップ」を開始しました。これにより、顧客の資産全体を捉えたトータルコンサルティングを推進し、預り資産残高とストック型収益の拡大を目指しています。

また、証券プラットフォーム事業を開始し、証券会社の金融商品仲介業者への転換を支援しています。グループ内外のリソースを活用し、独自のネットワークを構築することで、証券ビジネス機能を強化し、多様な商品・ソリューションサービスの提供に努めています。

さらに、従業員体験価値(EX)の向上を図るため、新たな人事制度を2025年4月より導入しました。これにより、「一人ひとりが能力を最大限発揮できる会社」として、多様な人材から選ばれる企業を目指しています。

岡三証券グループは、金融のプロフェッショナルとして「お客さまの人生」に貢献することを存在意義とし、真心のこもったサービスで顧客のニーズに応え続けるベスト・パートナーを目指しています。成長戦略の実現に向け、全領域でのデジタル化を推進し、企業価値の持続的な向上に取り組んでいます。